高齢者施設でのセッション。
昨年秋ぐらいから参加してくださっているとても上品な女性。
一人で静かに過ごす時間が好きということであまり音楽も好きではない。と職員から聞いておりました。
知っている歌などは時々口ずさんで、楽器演奏は促すと演奏されましたが、消極的な感じでした。
それが、だんだん変化してきて。
今日、鉄琴を演奏していただいたのですが、バチを渡すと「私は上手く出来ないからめちゃくちゃになっちゃうんですよ」と前置きして
証城寺の狸囃子の歌を自分で替え歌にして左右の腕を豪快に動かしながら演奏してくださいました。
その堂々とした歌いっぷりと演奏に私は本当に驚いてただただ感動しておりました
自分の内面を思い切り表現してとても満足した表情でした。
継続して活動が実を結んだ瞬間でした。
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