music wind 

音楽を通してたくさんの人との出会いや心のふれあいをかいてます。

手紙

2008-02-10 11:41:06 | いろんな話
昨日の午後からしんしんと降り始めた雪は今朝起きてカーテンを開けると雪国のような情景に様変わりしていた。

先日、叔父が亡くなった。遠くにいたこともあり、そんなに交流はなかったが私のダイビングの事故の時などにはとても心配していただいた。
その叔父は何年か前から患っており、他の病にも倒れもう先が長くないらしいと父から聞いたのは少し前のことだった。その矢先の訃報だった。

昨日、叔母から手紙が届いた。
まだ身の回りがごたごたして様々な気持ちが混乱していらっしゃるであろうと思う中、達筆な意思のある字で便せん2枚の中にしっかりと叔父と叔母の気持ちや思いが書かれてあった。
一言一言に重みのある心にぐっとくる文面だった。

その中に私がお見舞いの時に添えた手紙のことが書かれていた。
衰弱しきった中、私の手紙をとても喜んでいただいたと。

実はこの手紙を書くときに、なかなか書き始められなかった。叔父も自分の状況を知っている中でどのように書いてよいのか、言葉で表現してよいのか・・・。
いつもは手紙を書くときは大体、流れを下書きして書いたりするのだが、その時はどうもそんな感じがしなくていきなり便せんを広げた。
しばらくして、同じ病だったデイケアの患者さんのことを思い出し、その方が亡くなるまで一緒に音楽を楽しんだことを書いた。
そうしたら、自分の素直な気持ちがスラスラ出てきて感じていることをそのまま言葉に託して書いた。

その手紙をとても喜んでくださって本当に嬉しかった。

これからは安らかに眠ってください。












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