本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

古い皮袋からは古い酒しか出て来ない。

2010-04-06 07:58:08 | 社会
小沢幹事長辞任要求 拒否は当然だ
【政治・経済】
2010年04月01日 『日刊ゲンダイ』掲載
連合静岡の“造反”蹴散らす

「連合静岡が小沢幹事長に造反」と、また大マスコミはうれしがって報じている。
 参院選の「2人区・複数候補擁立」指示に対し、連合静岡の吉岡秀規会長が反対を表明。記者会見で政治とカネの問題を持ち出し、「小沢幹事長が辞職願、辞任届を出す覚悟があるのなら、2人立てて戦うことができる」と反旗を翻したからだ。
 これに対して、小沢幹事長は辞任要求を拒否。「参院選で過半数を取るためには複数擁立で競い合うことが大事」と持論を押し通した。
 当然だ。自民党は参院静岡(2人区)で候補者を1人しか擁立しない。これで民主党も現職候補1人の擁立だったら、完全な無風選挙区になって、超ラクチンな選挙戦になってしまう。連合はそれでいいかもしれないが、政権政党が無風選挙に安住したらおしまいだ。
「小沢幹事長は、とことん自民党勢力と戦って、民主党に基礎体力をつけさせようとしている。風頼みでない、本当の支持基盤の拡大です。それなくして長期政権維持は不可能と考えている。しかし、その思いが身内にも理解されない。今回は風が吹いていない、複数擁立は無理だ、小沢幹事長が辞めろという議論になってしまう。小沢幹事長はそこそこの勝負ができるように、ウラで自民党支持団体や公明党を引きはがしているのに、そういう苦労が理解されない。こんなことが続くと、“だったら、お前らだけで戦ってみろ”と小沢幹事長が参院選を放り出してしまうのが心配です」(民主党関係者)
 複数候補擁立でゴネている民主党県連は、だいたいが、小沢幹事長が擁立した新人や女性候補に現職が食われてしまうことを恐れて、反対している。そんな弱気なことで政権を維持できるのか。とかく文句ばかりの副幹事長とか、ダラ幹ばかりだ。

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 この件については連合中央が静岡の非礼・越権行為を民主党中央に詫びたということである。笑。
 要は連合は自分たちの押す候補を勝たせる自信も気概もないのである。自民・民主の「無風区」こそが彼らの極楽浄土であって、二人も立てたら「みんなの党」に食われて共倒れになると本気で思っている。昨夏はメディアの言う「風」で勝ったのであって、何も連合組合員の奮闘で勝ったわけではないことを彼らはよくよく承知しているのである。
 民主党候補には直属の実働部隊がいないから勢い連合傘下の組合員らに頼ることになるわけだが、これも玉石混交の善し悪しで、真面目に後援会活動やら集票活動やらする人もいないことはないが、デモや集会に日当貰って行くだけで、あとは客商売の店に行って「集票」するだけのふざけた人間も多いのである。呑み屋に行ってホステスに「後援会に入ってくれ♪」と頼めば、向こうは商売だから自民党が行こうが共産党が行こうが、二つ返事でサインしてくれるに決まっているのだ。そう言えば民主党の活動家らが選挙費用でキャバクラに行っていたというニュースも去年あった。w

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中間報告でデタラメ明らかに 西川前日本郵政社長の横暴、厚顔
【政治・経済】
2010年04月02日 『日刊ゲンダイ』掲載

クビは当然
「企業統治上、非常に問題があった」――。日本郵政の旧経営陣の企業統治(ガバナンス)を調査する「日本郵政ガバナンス検証委員会」(委員長・郷原信郎弁護士)の中間報告で、西川善文・前社長(71)らのデタラメ経営が次々と明らかになった。すでに民主党や国民新党、社民党の国会議員から、特別背任未遂などの容疑で告発されている西川前社長。“包囲網”は狭まったのか。
 先月31日にまとまった中間報告で、何と言っても驚くのは、西川前社長の横暴ぶりだ。
 例えば、昨年12月に855億円もの損失を抱えて解散が決まった郵便事業会社と日本通運による「JPエクスプレス事案」。西川前社長は、統合後の赤字予想に難色を示す反対派を押し切って契約を締結。4年度目に黒字化するという“架空”の目標を立てさせたのだ。
「かんぽの宿」の一括売却でも、不動産市況の低迷を理由に処分の中止・延期を提言したアドバイザーの「メリルリンチ日本証券」を完全無視。物件のマトモな鑑定評価さえしないで売り払った。
「『チーム西川』と呼ばれた三井住友銀行出向組もやりたい放題だった。年間400億円ともいわれる広告をめぐり、日本郵政が代理店契約を結んだ博報堂から、選定に当たった三井住友出身の幹部が飲食接待を受けていたのです。日本郵政は民営化が決まっていたとはいえ、当時の社員はみなし公務員。通常なら、癒着や汚職が疑われかねない。利益相反行為も散見され、上場企業なら株主代表訴訟モノです」(総務省担当記者)
 西川前社長は、検証委の説明要請も徹底して無視する厚顔ぶり。郷原委員長はこう憤る。
「官業を民業に移行するには大きなパワーがいる。日本郵政の今後の経営や在り方を良い方向に持っていくためにも西川前社長に話を聞きたかったが、ヒアリングには一切応じていただけなかった」
 日本郵政に詳しい経済ジャーナリストの町田徹氏も言う。
「現時点では、明確な法令違反などが見つからない限り、旧経営陣の刑事責任を問うのは難しいでしょう。ただ、西川体制の幹部社員が多く残っている難しい調査の中で、これだけ西川前社長の責任を追及する中間報告が出てきたのは驚きです」
 こんなトップを守ってきた自民党政権はホントにロクでもない。

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イイ加減にしろ!農水省組織防衛のインチキ
【政治・経済】
2010年03月31日 『日刊ゲンダイ』掲載

自民党政権からの“欠陥法案”をもぐり込ませる
 天下り斡旋で報酬アップの裏交渉が明らかになった農林水産省。自分たちの組織と権限温存に突っ走る姿は“醜い”のひと言だが、今国会で俎上に載っている「法案」をめぐっても、インチキ極まりない組織防衛があった。
 問題を暴いたのは、民主党が党内に設置している「政策研究会」。農水委員会所属の議員でつくる農水委員会政策研究会が、法案の中身を検討する中で、農水官僚の隠れた意図を見抜いたのだという。
 民主党の農水委員らが問題にしているのは、「農水省設置法の改正案」だ。この法案には「行政監察・評価本部(仮称)」の設置が盛り込まれている。汚染米問題で不正を見逃していた農水省が、省内の監察を強化するための新本部設置といえば聞こえはいいが、実のところは、「外部からの監察で組織を荒らされるのはイヤだから、自分たちでやりたい」という魂胆なのだ。
 民主党の農水委員でこの法案を検討する小委員会座長の福島伸享衆院議員がこう言う。
「この法案の骨格は昨年8月にできた。つまり石破農水大臣時代の自民党銘柄法案です。それなのに農水官僚は、政権交代後も政務三役をうまくだまして、欠陥法案を滑り込ませたのです。私も官僚だったから(元経産官僚)、彼らのやり方はよく分かる。内部監察のために新組織をつくるのは筋が通りません。食品安全庁をつくって外部監察でやるべきなのです」
 この法案は、既に閣議決定済みだが、このままでは政府の法案を、与党が修正するという異常事態になるかもしれない。
 農水省をめぐっては、別の法案でも、閣議決定直前に党の農水委員らが問題点を指摘し、法案が大幅修正されている。
 ズル賢い官僚の悪だくみをとことんあぶり出し、葬り去っていかなくてはダメだ。

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また“ヤルヤル詐欺”か 舛添要一いつ離党するのか
【政治・経済】
2010年04月05日 『日刊ゲンダイ』掲載

与謝野は実行したゾ!
 与謝野元財務相の離党&新党結成で「結局、アンタはどうするの?」と冷ややかな目で見られている人物がいる。舛添要一前厚労相(61)だ。
 これまで谷垣総裁や執行部批判を連発。「政策で一致できない時は党を割らないといけない」と離党もほのめかしていたくせに、動く気配は一向になし。「新党をつくるなら与謝野氏が先だ」と言ったと思えば、今度は「(離党するかは)与謝野新党の内容を聞いてからだ」と、もったいぶっている。そうこうしているうちに先を越された形だ。この男、本当に自民党を割って出る気なんてあるのか。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「舛添氏はもともと自民党を出るつもりはありません。狙いは、自民党総裁です。執行部をドンドン批判して谷垣降ろしを加速させ、自分は誰かに担いでもらって自民党を丸ごといただいた方が手っ取り早い。資金もないからなおさらです。何より、新党を結成しようにも、もはや手遅れ。鳩山邦夫氏や与謝野氏の後では、二番煎じ、三番煎じにもなりませんよ」
 そもそも離党しても、人望のない舛添にはついてくる仲間がただのひとりもいないのが実態だという。かといって、自民党に残ったところで“舛添総裁”の線があるかどうかも怪しい。
「自民党は安倍、福田、麻生と3代続けて民意を無視して総理・総裁を選んできた。谷垣総裁が参院選に負けた責任で辞任するならともかく、昨年、みんなで選んだばかりなのに、もう降ろすというのでは世論の批判は避けられません。谷垣氏本人も選挙前に辞めるつもりはないでしょう」(有馬晴海氏=前出)
 舛添は厚労相時代にも“ヤルヤル詐欺大臣”なんて揶揄(やゆ)された。一度くらい言ったことを守って、ひとりで党から出て行ったらどうだ。

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新党:「消費税上げ」、与謝野・平沼両氏が一致 毎日jp

 自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相(71)、無所属の平沼赳夫元経済産業相(70)らは5日夜、東京都内で今週中の新党結成に向けて協議し、基本政策として「日本の伝統・文化・歴史の尊重」「将来的な消費税率引き上げ」を掲げることで一致した。保守再生を訴える平沼氏と財政再建派の与謝野氏の主張を並べ、双方の顔を立てた格好だ。【野原大輔、大場伸也】
 ◇邦夫氏外れ5人で発足

 平沼氏らは「国会議員5人で発足する」と明言している。だが、先に自民党を離れた鳩山邦夫元総務相(61)は結党時のメンバーから外れる。5日は旗揚げ日や党名に結論を出せず、8日を想定していた結党は10日にずれ込む可能性も出てきた。

 会合には自民党の藤井孝男元運輸相(67)=参院=と、5日自民党に離党届を出した園田博之前幹事長代理(68)が出席し、支援を表明している石原慎太郎東京都知事も同席した。

 新党参加に意欲を示す鳩山氏は5日昼、都内で平沼氏と同じ会合に出席したが、あいさつを交わしただけ。平沼氏は会合後、鳩山氏の参加について「党首として今考えていない」と否定した。新党メンバーには鳩山氏が兄の鳩山由紀夫首相同様、実母からの資金提供問題を抱えていることを懸念する声もある。平沼氏と近い鴻池祥肇元官房副長官(69)=参院=も結党には加わらない見通し。5人目には自民党の中川義雄参院議員(72)らが取りざたされている。

 会談後、平沼氏は記者団に「将来的な増税も視野に経済政策と財政再建を両立させる」と与謝野氏がこだわる消費増税を容認し、基本政策を巡る両氏の主張に「大きな差異はない」と述べた。ただ、05年に衆院で郵政民営化法案に反対した平沼、藤井両氏と、当時自民党側で法案とりまとめを主導した与謝野、園田両氏が手を組むことには分かりにくさもつきまとう。

 一方、自民党は5日、執行部と両院議員らによる3日間の懇談会を終えた。谷垣禎一総裁は同日夕、緊急に記者会見し、参院選選対本部に「政権力委員会(ネクスト・ジャパン)」を設置することや、本部役員は派閥を離脱することなどを打ち出した。中堅・若手議員らの執行部交代要求をはねつけた代わりに、河野太郎氏の幹事長代理起用など党改革の要望をある程度取り入れて妥協を図った。
 ◇民主、第三極を警戒

 与謝野氏や平沼氏らの新党結成の動きに対し、民主党は新たな「第三極」になる恐れがあるとして警戒している。みんなの党に続き、新党が参院選で改選数2以上の選挙区での候補擁立を進めれば、複数候補を立てて票の掘り起こしを狙う小沢一郎幹事長の戦略にも影響を与えるからだ。

 平野博文官房長官は5日、新党との連携について「少なくとも現時点で鳩山政権が連立政権としてどうのこうのということはない」と述べるにとどめた。だが、与謝野氏らが参院選で民主党の単独過半数獲得阻止を掲げて「反民主」を明確にしていることには、「政局音痴だ」(参院幹部)との反発も出ている。

 民主党は、内閣支持率が低下する中、自民党の支持率も伸び悩んでいることに期待をつないできた。しかし、新党が反民主・反自民の双方の批判票の受け皿になれば、参院選での民主党の単独過半数獲得はさらに厳しい状況となる。新党側は、東京選挙区など改選数3以上の選挙区では候補者擁立を積極的に進める方針で、仮に新党とみんなの党がともに候補者を擁立し「新党ブーム」で躍進すれば、複数擁立を仕掛ける民主党の「共倒れ」すら誘発しかねない。

 一方、党内には、小沢氏と関係が深い与謝野氏が参院選後に向けた連携を探っているのではないかという見方も根強い。小沢氏に近い党幹部は5日、「今のところ99%可能性はないとは思うが、参院選後に与謝野氏にも近い青木幹雄前参院議員会長ら参院議員が大量離党して民主党と連携するのなら話は別だ」と漏らした。【高山祐】

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菅原文太さん、河村市長の応援団長に
特集 地方行政

 河村たかし名古屋市長を支援する団体の連合体「ネットワーク河村市長」の応援団長に俳優の菅原文太さん(76)が5日、就任した。

 菅原さんは市役所で記者会見し、「市長の提案を反対し続けた議会に腹が立った」とし、議会解散(リコール)に向けた署名活動などに協力することを表明した。

 2人は以前からの知り合いで、菅原さんは、自分のラジオ番組に出演した河村市長の議会改革などの主張に共感したという。会見に同席した河村市長が「支援団体をまとめる象徴になってほしい」と期待を寄せると、菅原さんは「名古屋から議会改革が始まるのではないか」とエールを送った。

 一方、民主党市議団の吉田伸五団長は「芸能人に頼るとは、まるでお祭りだ。そういう方法しかなくなったのだろう」と冷ややか。自民党市議団の桜井治幸団長も「1年後には選挙があり、市長はもう選挙運動を始めたのだろう」と話した。(2010年4月5日23時21分 読売新聞)

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