本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

情勢。

2007-11-07 10:25:08 | 政治
こういう展開になって来ると、そもそもこの夏崖ッ淵の安倍ポンを、わざわざ所信表明直後に『ちょいと一押し』して谷底に突き落としたこと自体から、今回の自民の謀略が始まっていたのではないかという私の邪推がますます真実味を帯びて来ているのではあ~りませんか、ご同輩。安倍は「病気ではなく小沢さんに党首会談を断られたから辞めるんだ」と言い切り、側近は「いや病状は重い」と言ったかと思うと、「そうは言っても車で5分もあれば官邸に駆けつけることが可能だから危機管理上の問題はなく、臨時代理の必要などはない」云々と矛盾に満ちためちゃくちゃな言い繕いを展開して国会を事実上閉鎖し(!)、自称『逆転の夏』の民主党の代表質問を直前で阻止して有無を言わせず総裁選に雪崩れ込んで行ったわけだが、驚くべきことにこれに異を称えた勢力は皆無に等しかったのである。これはいったいどういうことなのか、皆さん(はあ?)わかっているのだろうか?!これが森・清和会の陰謀でなかったという保証がどこにあるか!メディアはこれを黙認し、以降何の批判も留保もなく総裁選報道に血道をあげたのは周知の事実である。ポチのときと全く同様な翼賛報道がここに展開されたのである。しかもその報道たるや事実ではなかった。私はポチフィーバーのときもこの夏の総裁選も偶然なんばの会場に居合わせたが、動員数はポチのときの1/3程度で半分もなかったのである。これを(どことは言わないが)メディアは超満員の盛況と報じた。デマゴギーである。これもどことは言わないが、某新聞社記者の現場取材の聞き取り調査も真ん前で見ていた。取材に応じた回答者が言葉に詰まると、記者の側はメディアに飛び交う流行のフレーズを持ち出して助け舟を出していた。結果有難き世論調査によれば自民は支持率を回復し、福田は50%を超える支持を集めたというのである。世論はこうして『政・財・官』の望む方向へ見事に誘導されたのである。要するにですな、構造主義かポスト構造主義か知らんけど(はあ?)この世の全ての言説はイデオロギーを持ったプロパガンダなのですよ。こんな基礎的な知識もなくああだこうだテレビで言っているアホの『言説』など無視して構わないのです。ぁそ。番記者時代福田夫人に和食『フルコース』を振舞われていまだに歓喜に咽んでいるテレ朝三田薗などしゃらくせえっちゅうんじゃ!ボケが!ぷいぷい。 . . . 本文を読む

森・小泉が見事に大物を釣り上げた?!

2007-11-05 20:40:31 | 政治
私はこの間敢て読売については触れなかったが、読売・産経は元々危険なメディアである。読売はああいう新聞だから(はあ?)何を書き立てようと驚く必要はないが、今回の仕掛けはナベツネ~中曽根ラインに『森・小泉のチーズ連合』が連携して画策した『民主潰し』で自民党の総力戦である。私は「窮地に立った自民党は何でもありだ」とは言って来たが、それがこういう策略だったとはつい昨日まで知らなかった。あちゃ。小沢はまんまとこれに嵌った。読売社説の『大連立』とは「民主のはぐれものを(もし出たらだが)吸収統合せよ。然らば自民政権は永遠に不滅ですっ!」という意味だと言っていい。これを参院選大敗のその夜から彼らは無い知恵を絞って準備して来たのである。自民党は蛇の頭(安倍ポンのこと)を挿げ替えても自民党のままだが、民主党は小沢の首を獲られたら暫くは立ち直れない。解体するかも知れない。そんなにやわじゃないってか?そう願いたいけどね。w . . . 本文を読む

鳥取へ♪(8)。

2007-11-04 23:01:02 | 
民主党鳩山幹事長の「どっちにころんでもこの話で傷つくのは民主党」という発言は被害者意識が過剰でありそれこそ福田自民党の思うツボである。彼らの術策など意に介せず、些細なことには拘らず、野党各党は政権交代への大道を行けばいいのである。捩れ国会上等、法案が通らない上等、国政の渋滞上等、自公が自らの度重なる失政を認め、潔く政権を手放すなら全てコトは丸く収まるのである。政権末期の首相がしばしば口にする常套句がある。「私は政権に恋々とするものではない」と。今の状況は自公がこぞって私的政権維持に「恋々としている」ことから生じているのである。これを強力にサポートしているのが朝日を先頭としたゴロツキ・翼賛報道である。彼らには叡智の一欠片もない。*消費期限と賞味期限とは違うのだそうだ。消費期限の過ぎた食品は食べると危ない。賞味期限が過ぎても風味等が劣化するだけで今直ちに有害な食品となるわけではない。自公政権は消費期限切れである。もう食べてはいけない食品なのである。これを「いやまだ大丈夫。ちょっと風味が落ちただけで、ラベルを貼り換えればまだ使える」とまくし立てているのが財界であり官僚であり自公であり常軌を逸したマスコミであるのだ。・・というわけで、私は今日は午後から難波宮跡公園へ『07四天王寺ワッソ』を見学に行ったら帰りがけに近鉄上本町駅でSol de los Andesの路上に遭遇して、新曲(←私にとっての)を2曲ムービーに撮って、ご機嫌で帰って来たら小沢代表辞任ですか。あっそ♪・・ええっ!聞いてないよ!笑。ワッソには右翼の街宣車が来てわけわからないことをがなっていました。その様子を急遽アップしましたので、行列が始まる前の光景と合わせてご覧下さい♪ . . . 本文を読む

訪米土産は『言い訳』か?・・「連立」打診の得失。

2007-11-03 07:30:29 | 政治
こういう場合、深読みは禁物である。我々素人・門外漢はあくまで表面に浮かび上がった事実だけで推理していればいいのである。根拠のない詮索は無用で、そんなことをしていたらドつぼに嵌るだけだろう。入れ替わり立ち代りテレビに出て来る評論家・解説者らの、さもしたり顔のコメント(予想・憶測・内部情報)などテキトーに聞き流しておけばいいのだ。一回目の密談が終わった後の「(何が話し合われたのかは)まったくわかりません」という二ツ木さんのコメントは正しいのである。*二回目、茶封筒持参の福田首相から小沢代表へ「新体制樹立」即ち「連立」の打診があった。これは目下のところ「言ってみただけ」という色彩が濃い。「言ってみるだけ」でもその得失を天秤にかければ得ることの方が大きいというのが福田自民党政権の判断である。1.訪米の際のエクスキューズになる。うちらは頑張っているんだけど、頑迷な野党が給油に異を唱えておる。2.民主党への揺さぶり。政権に執着する以上最短でも向こう六年間は参院では『野党』なのである。民主党を切り崩したい。と、これを受けて民主党の小沢さんが一旦党へ持ち帰ったというのも、幹部会に諮ってこの提案を改めて拒否したというのも想定内で、筋書き通りの運びである。朝日などは福田首相の顔を立てたこの「持ち帰り」自体にも「何故その場で突っ撥ねなかったのか」と批判が集中したなどとのたまっているが、そこには何やかや言いがかりをつけて小沢代表の足を引っ張ろうという魂胆が見え隠れする。何やらいわくあり気な最近の『朝日』の論調は信用しない方がいいと私は思う。政権交代が実現すると、彼らに何か不都合な事態が生じるのだろうか?ところで昨夜の『日本のおやじ』=小沢さんは両目下瞼の隈が真っ黒だったが、健康状態は大丈夫だろうか。あなた一人の体じゃないんだからご自愛して頂いて頑張って頂戴っ!てばさ。*一方連立与党としての面目丸潰れなのが公明党である。彼らには寝耳に水のこの事態である。福田には『事後承諾で充分だろう』と見下されていたわけであるからここは一番、怒れるものなら怒った方がいい筈だが、茶坊主=公明には最早尻をまくるだけの気概はない。「親分、あっしを見捨てないでおくんなさいっ!」と縋りつくだけである。学会から見放される日も近いのではないかと思う。 . . . 本文を読む

猫に鈴、他。

2007-11-01 22:25:44 | 政治
猫に鈴を付けておかないと、週末ゴルフ場・料亭とどこに行ってしまうかわからないというアホな話である。これが我が国の『危機管理』なのだそうである。石破、そういうお前はどうなんだ?信用出来ねえけど大丈夫か?お前もふぐ料理に舌鼓を打っていた口じゃないのか?どがちゃがどがちゃが・・どいつもこいつも買収と供応の接待塗れの連中である。*そうかと思えば福田・小沢の『ボス交』『密室談合』である。はあ?どうなってるんだ?!腹の探り合いってか。どっちが狸でどっちが狐か、騙したのはどっちで、どっちが化かされ割を食っているのか?騙されているのは例によって我々一般の『普通の人間』ではないのか?!小沢民主は世論調査の幻影に怯えて、攻撃一辺倒ではコトは成就しないと方針転換したのだろうか?メディアがよってたかってこの夏の『自民党独演会』を演出した結果、『福田救急絆創膏内閣』はホッと一息つけたということだろうか?政局は俄かに不透明感を増して来た。各々方ゆめゆめご油断めされるな!情勢判断は各自ご随意にってか、私はもう少し考えさせて頂戴っ。ぷいぷい。 . . . 本文を読む