本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

訪米土産は『言い訳』か?・・「連立」打診の得失。

2007-11-03 07:30:29 | 政治
こういう場合、深読みは禁物である。我々素人・門外漢はあくまで表面に浮かび上がった事実だけで推理していればいいのである。根拠のない詮索は無用で、そんなことをしていたらドつぼに嵌るだけだろう。入れ替わり立ち代りテレビに出て来る評論家・解説者らの、さもしたり顔のコメント(予想・憶測・内部情報)などテキトーに聞き流しておけばいいのだ。一回目の密談が終わった後の「(何が話し合われたのかは)まったくわかりません」という二ツ木さんのコメントは正しいのである。*二回目、茶封筒持参の福田首相から小沢代表へ「新体制樹立」即ち「連立」の打診があった。これは目下のところ「言ってみただけ」という色彩が濃い。「言ってみるだけ」でもその得失を天秤にかければ得ることの方が大きいというのが福田自民党政権の判断である。1.訪米の際のエクスキューズになる。うちらは頑張っているんだけど、頑迷な野党が給油に異を唱えておる。2.民主党への揺さぶり。政権に執着する以上最短でも向こう六年間は参院では『野党』なのである。民主党を切り崩したい。と、これを受けて民主党の小沢さんが一旦党へ持ち帰ったというのも、幹部会に諮ってこの提案を改めて拒否したというのも想定内で、筋書き通りの運びである。朝日などは福田首相の顔を立てたこの「持ち帰り」自体にも「何故その場で突っ撥ねなかったのか」と批判が集中したなどとのたまっているが、そこには何やかや言いがかりをつけて小沢代表の足を引っ張ろうという魂胆が見え隠れする。何やらいわくあり気な最近の『朝日』の論調は信用しない方がいいと私は思う。政権交代が実現すると、彼らに何か不都合な事態が生じるのだろうか?ところで昨夜の『日本のおやじ』=小沢さんは両目下瞼の隈が真っ黒だったが、健康状態は大丈夫だろうか。あなた一人の体じゃないんだからご自愛して頂いて頑張って頂戴っ!てばさ。*一方連立与党としての面目丸潰れなのが公明党である。彼らには寝耳に水のこの事態である。福田には『事後承諾で充分だろう』と見下されていたわけであるからここは一番、怒れるものなら怒った方がいい筈だが、茶坊主=公明には最早尻をまくるだけの気概はない。「親分、あっしを見捨てないでおくんなさいっ!」と縋りつくだけである。学会から見放される日も近いのではないかと思う。 . . . 本文を読む