本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

森・小泉が見事に大物を釣り上げた?!

2007-11-05 20:40:31 | 政治
1.小沢は福田を頭から舐めてかかっていたのだろうか。策士策に溺れる。小沢は自分と自分の統率力に自信があったからこそ敢て福田と密室で会った。これがそもそもの過失であり全てである。 安倍ポンには「国会での党首討論でいいじゃないか」と言い放って置きながら福田とは密室談合をするという理由はない。で、私は「政権参加」という飴だけで小沢が躓いたとは俄かに信じ難い。何か弱みを握られ、半ば脅迫される形で「政策協議」を迫られたのではないだろうかと何の根拠もなく邪推している。

2.私も福田を舐めていた。おまけに小沢を持ち上げ過ぎた。保守政治家としてはまともな方だと今でも思っているがそれ以上ではない。民主党が未熟で力量不足というのはその通りで、今に始まったことではない。他に大量集票出来る野党がいないから仕方ないのである。社民や共産では百年待っても逆転出来ないだろう。

 福田自身はさておいて、彼は単なる一マリオネットであって、背後に控える森・清和会が自民党を糾合し独裁的に差配するという状況が小泉以来続いているのである。これに正面切って異を称える勢力は自民内には存在しない。ましてメディアもポチにはいまだ頭が上がらないという異常な状況である。
 小沢さんは今になって朝日・日経以外の報道を批判したが、これは証文の出し遅れで、それを言うなら夏の総裁選のときに声を上げておかねばならなかった。

3.今困っているのは自民党の方だということを忘れてはならない。その窮余の一策がたまたまヒットしただけである。敵は是が非でも民主党内に、更には野党共闘にも、波風が立って貰わないと困るのである。

 これは昔読売の或る拡張員に聞いたことだが、拡張員を騙そうとしてはいけないのだそうだ。口八丁手八丁、ありとあらゆる術策を心得ている拡張員を騙すには本当のことだけ言っていればいいと言う。本当のことだけ言っていれば、そのうち拡張員の方が勝手にころんでくれるというものらしい。w

 野党は初心に帰って、普通の人の普通の生活に重きを置き、虚心坦懐に大道を進めばいいのである。能書きは自民に言わせておけ。





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