本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

猫に鈴、他。

2007-11-01 22:25:44 | 政治
 ゴルフ接待もうさせぬ…防衛省幹部をGPS管理案

 増田好平防衛次官は1日の記者会見で、防衛省幹部の休日・夜間の行動を把握するため、全地球測位システム(GPS)付き携帯電話を所持させる案を検討していることを明らかにした。

 守屋武昌・前防衛次官が同省に届け出ず、頻繁にゴルフ接待を受けていたことを踏まえたものだ。

 増田氏は「GPS携帯電話を持つことも有力なオプション。効果として(守屋氏のような問題が)なくなる」と述べ、導入に前向きな姿勢を示した。

 省内では「休みの日の詳細な行動まで把握されるのは違和感がある」「プライバシー無視。やりすぎだ」など反発する声が出ている。

 だが、石破防衛相は1日の衆院テロ防止特別委員会で「(防衛省は)危機管理官庁であり、居場所を明らかにするのは当たり前だ。(不満があるなら)私に直接言えばいい。行動が把握されるのが嫌なら、防衛省にいなくて結構だ」と強調した。
(2007年11月1日19時35分 読売新聞)

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 *毎週火と金は『飛田東映・トビタシネマ』は『映画の日(?)』で、全日500円均一の料金だが、最近は客が減ってそれでも満員になることはない。確か本当の《映画の日》には去年は入場料が100円ぽっきり(!)だったような記憶があるがそれでも超満員という程ではなく、充分すわれた。
 で、一昨日火曜日は時間があったので久しぶりに飛田東映に行ったのである。
 お目当ては黒澤明監督作品『雨あがる』(2000年公開)である。午後1時前に映画館に入ったらちょうど『雨あがる』が始まるところだった。偶然だったがどんぴしゃのタイミングである。こういうこともあるんだなと思った。
 黒澤監督は実は最後のシーンを残して撮り終えることなく他界されたので、厳密に言えばこの映画はいわゆる『黒澤監督作品』とは言えないが、一応監督の遺作と言えばこの映画ということになっている。タイトルの題字は監督が書いている。黒澤監督が最晩年に到達した穏やかでほのぼのとした心境が伺えるということにもなっている。主演の寺尾 聡を始め役者陣は皆好演していた。

 飛田東映もトビタシネマもいつも3本立てで安いのである。
 入り口は共通で自動券売機も共通だが、チケットは別々で、右へ行けば東映、左へ行けば洋画のシネマである。

 一昨日、他のラインアップは『男はつらいよ(シリーズ第37作目)・幸福の青い鳥』と小林 旭主演の『阪神殺人列島(?)』とかいうヤクザ映画だった。小林 旭も室田日出男も梅宮辰夫もみんな若かった。フィルムが退色してややセピア調だったりした。ストーリーはいい加減なもので、縄張り争いで殺したり殺されたりの連続だった。

 寅さんの方はマドンナ役が志穂美悦子で、これに絡んで来るのが長渕剛である。
 飛田東映は一時期寅さんを全然掛けない期間があったが、最近はまたよく掛けるようになっている。全部で48作しかないのだから休み休み上演するということだろうか。w
 私としては『釣りバカ』なんかもどんどんかけて欲しい。ぁそ。

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 *最近NOVAが何かと話題になっているが、ふと気づいて「アレはNOVAじゃなかったかな?」と本棚を探したらやっぱりそうだった。NOVAから貰った『生徒100万人の英会話上達BOOK』という小冊子である。
 天王寺ミオにかつてnovaがあったのである。本屋のある階だったような気がするから8Fだったかも知れない。「かつて」と言ったが、今もあるのかどうかは実は知らない。あっちゃ。
 もう一年以上前のことだろうか、そこの「教室まで来て戴くだけで英会話本をプレゼントします!」という呼び込みに応じて(引っかかって?)教室まで行ってみたのである。年寄りは好奇心だけは強いのである。あそ。もちろん「アンケートに記入してください」とか、「生徒にならないか?」とかいろいろ言われることは百も承知の上で冷かしに行ったと思って戴きたい。入会する気は最初からない。悪いやっちゃ。あちゃ~。
 行ってわかったことは欧米語中心だということである。英語、フランス語、ドイツ語は教える。スペイン語はどうだったか、ポルトガル語はない。中国語やハングルなどは無論教えない。これでは駄目だと私は思った。
 で、結構粘られたが(はあ?)私は『無罪放免(?)』となり目出度くその小冊子をゲットして帰って来た。尤も彼らは私が「会話本をくれるんじゃなかったの?」と帰りがけに請求するまでその小冊子を渡す素振りも見せなかったのだが。

NOVAうさぎが見た!!
生徒100万人の英会話上達BOOK
2004年2月1日 発行
編者 株式会社NOVA
発行者 猿橋 望 Nozomu Saruhashi

 とまあ、そういう本である。『さはし』ではなく『さるはし』となっていることが面白かった。ぁそ。今この創業者=社長さんは超豪華社長室もほったらかしで行くえ不明である。講師たちは収入の道を閉ざされて路頭に迷っているらしい。

 本の内容はというと「可も無く不可も無い」といったところで、大半が中学卒業程度の英語である。但し末尾の「日本のコト英語で言える?」という段になるとかなりの英語力が必要かも知れない。

 中学校や高校で今どういう英語が教えられているのか知らないが、難解な文法の枝葉を突付き回すいわゆる『受験英語』などではなく、実用的で即効性のある、直ちに街で使える英語を教えていてくれさえすれば、こういう泥棒猫もどきの(はあ?)『隙間産業』などはそもそも介在する素地がない筈である。
 「我々は中高で六年間も英語を学んでいる筈なのに、いざ出陣となると大半の人間はろくすっぽ日常会話も出来ないとはいったいどういうことだろうか?」という昔から指摘されている問題が今また再燃するのだろうか。

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