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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

読んで憂鬱、ニュース拾い読み。

2006-07-16 11:02:02 | 世界
  安倍長官宅襲撃 元組員懲役10年 福岡地裁小倉判決 2006年 7月14日 (金) 17:10

 安倍晋三官房長官の自宅車庫などに2000年、火炎瓶が投げ込まれた事件で、非現住建造物等放火未遂などの罪に問われた指定暴力団工藤会系元組員、外間竜介被告(33)の判決公判が14日、福岡地裁小倉支部であり、野島秀夫裁判長は懲役10年(求刑懲役12年)を言い渡した。同事件では、外間被告など同会系組員と親交者計5人が公判中で、判決が出るのは初めて。

 判決によると、外間被告はほかの同会系組長ら4人と共謀し、2000年6月と8月、山口県下関市の安倍氏(同年7月に官房副長官に就任)の自宅車庫や後援会事務所などに5回にわたって火炎瓶を投げ込み、自宅車庫にあった乗用車3台を全半焼させるなどした。

 野島裁判長は「事件は(被告の1人の)親交者が(1999年4月の)下関市長選で安倍氏側が推す候補を支援した際に金銭を求めたが、要求を拒否されたために行った犯行」とした上で「人命の被害も出かねない悪質なもので、酌量の余地はない」と指摘した。
 外間被告は公判で「捜査段階の違法な取り調べで自白を強要された」と否認していた。=2006/07/14付 西日本新聞夕刊=

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 このニュースは何だ?!
 指定暴力団と言えども、まったく利害関係の発生していない政治家の自宅や事務所は攻撃する筈がない。誰だってしないだろう。
 何か騙まし討ちされるようなことがあったから「おい、それじゃあ話が違うだろう!」と彼らは怒ったのである。
 安倍はどことどう繋がっているのか、全くもっていかがわしい男、李下に冠を正す男だ。まさか安倍はあっち方面の「元締め」ってわけじゃないだろうな。

 先の統一教会祝電事件といい、自公はいったいこんな男を総理に担いでもいいのか! お前らには世間一般の良識ってものがないのか!
 選挙で負けても知らないぞ。(はぁ?
 
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英仏が折衷案、中国「支持できる」…日米受け入れ検討 2006年 7月15日 (土) 14:31
(読売新聞)
 【ニューヨーク=白川義和】日本は14日、北朝鮮のミサイル発射に対する日米英仏など8か国提案の決議案について、中露との協議をもとに修正案をまとめ、同日夜の国連安全保障理事会非公開協議に提出した。
 中国が、修正案に国連憲章7章への言及が残っていることに強く反対したため、英仏両国は同協議で「7章」に言及しない折衷案を提案。中国は支持できるとの考えを示した。日米も英仏案の受け入れを検討している。最終決議案は15日午後(日本時間16日午前)、採決に付され、15日に採択される公算となった。

 修正案は、中露が問題視していた「安保理が国連憲章7章のもとで行動」との条項を「7章40条のもとで行動」と修正、軍事行動や経済制裁の可能性を排除した。7章40条は、安保理が事態の悪化を防ぐため、関係国に「暫定措置」に従うよう要請できるとの規定。経済制裁をうたった同章41条、軍事行動を可能とする同章42条の前段階にあたる。

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*日米は馬脚を現したという図だろうか?
 おおい、待ってくれよ、俺を置いて行かないでくれぇ~っ!

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イスラエル軍、レバノン全土で空爆 攻撃、全土に拡大 2006年 7月16日 (日) 01:12
(朝日新聞)←てかロイター電等外電ばかり。

 レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラによるイスラエル軍兵士拉致やロケット弾攻撃に報復するイスラエルは15日、レバノン南部を中心に4日連続の攻撃を行った。中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、イスラエルの軍事作戦による死者は100人を超えた。国境に通じる幹線道路のほか、レバノン第2の都市トリポリ、ベイルート中心部と港も爆撃されるなど攻撃はレバノン各地に広がっている。

 ロイター通信によると、レバノン南部で15日、イスラエル軍のミサイルがトラックに命中し、少なくとも市民15人が死亡した。また東部のベカー高原でも、レバノン脱出を目指して多数の外国人が殺到する東部国境に近い幹線道路で、タクシーがミサイルの直撃を受け、数人が死亡した。

 ベカー高原からシリアに抜ける北東部国境への道路も破壊され、国外に通じる無傷の通路は、北西部キリスト教徒地区を通る2カ所だけになった。

 AP通信によると、米国とフランスの政府はレバノンに在留している自国民をキプロスに避難させる準備を進めている。イタリア人の多くは陸路でシリアに向かったという。

 イスラエル軍は道路や橋のほか、燃料施設などのインフラ破壊を続けており、ベイルート南郊の発電所も爆撃され、広い範囲で一時停電した。ヒズボラの勢力が強い南部各地では、ガソリンスタンドや燃料貯蔵施設が相次いで破壊された。イスラエル軍は、ヒズボラに拉致された2兵士の国外への移送を阻むと同時に、ヒズボラによるイスラエル領内への攻撃を防ごうとしている。

 ロイター通信は15日、イスラエル軍の発表として、12日の攻撃開始以降、レバノンの150の目標を攻撃したが、ヒズボラに直接関係する施設は十数カ所に過ぎない、と伝えた。

 一方、ヒズボラによる対イスラエル攻撃も激化。イスラエル放送などによると、同国北部のガリラヤ湖沿いにあるティベリアスで15日、ヒズボラがレバノン南部から放ったロケット弾がアパートやホテルなどに着弾し、数人が負傷した。イスラエル軍は住民に外出しないよう呼びかけ、旅行客には町を出るよう促した。北部の他の数カ所の町にもロケット弾が撃ち込まれた。

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 引用終わり。 
 ポチはまた唐突に何をしに行ったのだろうか。
 単なるええかっこしいのパフォーマンスか。
 まだサプライズ効果のポチポチ劇場をやっているつもりか。
 こいつはちょっと壊れているぞ。それもこれもメディアがこぞってヨイショしたからだ。ばかやろう。

 巧言令色鮮し仁。
 美辞麗句を並べ立てても、親分のアメリカはイスラエル支持だからね。

 中東問題は、近くに因を求めれば、第二次世界大戦後の英米による世界分割戦略に端を発しているわけだが、共に聖地をエルサレムに置く周辺アラブ諸国が武力でイスラエルを屈服させてしまえば話は簡単だった。
 実際に彼らは何度もこの地区の覇権を目指したが、武力では英米を後ろ楯にしたイスラエルの方が遥かに周辺アラブ諸国を凌いでおりその都度軽く一蹴されてしまった。
 おまけにイスラエルは立派にも核武装までしているため、やりたい放題なのはむしろ多勢に無勢のイスラエルの側なのである。
 アメリカは石油利権もさることながら、国内にイスラエル国民を凌駕する数のユダヤ系アメリカ国民を抱え込んでいるため、これはアメリカにしてみれば国際問題というよりは優れて国内問題なのであって、その意味では妥協の余地のない闘いなのである。

1.宗教面で言えば、いったい一つしかない「聖地・エルサレム」を双方で共有するなどということが可能なのかどうなのか。
2.政治・軍事面で言えば、互いに殺し合いを続けることのない「平和共存」が、双方のみならずアメリカにとっても経済的に利益の上がる事態を招聘出来るのかどうか。(←別にアメリカの利権を擁護するわけではないが、あの国は「軍産協同」で「戦争ビジネス」に大きく依存している異形・異様な国家である点では、北と全く同等である。)

 とまあ、こんなことはみんな知っていることだけれど、取敢えず中東問題に限っても「実現可能な解決策」は世界中どこを探し歩いても(遺憾ながら)誰も持っていないんだから、どうしようもない。
 で、みんなかつての筒井康隆のように「人間はもともと戦争が好きなんだ♪」と思わず呟いてしまうくらいしか芸がないのである、多分ね。


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