本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

「世界のSEXアート」はこんなにスゴい ってか?!

2014-07-17 13:14:22 | web・メディア
3D女性器で逮捕?「世界のSEXアート」こんなにスゴい
日刊ゲンダイ(2014年7月17日)

 都内に住む漫画家の女性(42)が自分の陰部の3Dデータを頒布し、わいせつ電磁的記録頒布容疑で逮捕された事件には驚いた。写真でも動画でもなく、ましてや立体模型でもない。ただの数字の羅列で捕まったことに「厳しすぎる!」と同情の声も上がっている。なにしろ海外にはもっと過激なセックスアートを公開している芸術家がごまんといるのだ。

「3Dデータどころか、女性の性器を石膏でかたどり、ギャラリーの壁一面に展示する人もいます」とはジャーナリストの神村雪雄氏だ。

「ジェイミー・マッカートニーという英国人で、世界20カ国の18歳以上の女性400人の性器を集めたのです。彼は自身のHPにその制作過程も公開しています。米国では3Dプリンターで作った数十本のペニスを壁に飾った学生が話題になりました」

 今年5月、パリのオルセー美術館でルクセンブルクの女性芸術家デボラ・デロバティスが見せたパフォーマンスも圧巻だった。女性器を描いたクールベの「世界の起源」の前に座り、ノーパンで大股開きを披露したのだ。劇場の係員が制止する光景も撮影され、デボラが美人なこともあって話題になった。

 ドイツでは美術館の広場に全裸の美女が登場。アーチ形のはしごにしゃがみ、性器に挿入していた卵を白い紙に落下させるパフォーマンスが注目を浴びた。卵はニセモノで、中に赤や黄色、黒の絵の具が入っている。紙に絵の具が飛び散り、抽象画になるという演出だった。

 米国ではセックスアートの展示会で裸のモデルがパフォーマンスを行うのはごく普通の余興だ。男性器にいたっては、米国はもちろん、日本だって、あちこちに“アート”がある。

 日本のポルノショップではAV女優の性器を模したオナホールや血管まで再現したディルドが売られている。なのに例の漫画家が逮捕されたのは子供でもデータが入手可能だったからで、「見せしめ的な意味合いもある」(捜査事情通)といわれている。

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 以上引用終わり。
 メディアは彼女を最初から「奇人扱い」・「犯人扱い」して、何の権利があってか本人が秘匿していた実名も年齢も明かしてしまったが、彼らと比べれば「日刊ゲンダイ」の方が遥かに自制心があり抑制の利いた記事になっている。どちらが「夕刊ゴシップ紙」か疑いたくなる。
 これは旧態依然たる我が国の官憲が世界の時流に醜くも抵抗している一つの模範図であり、幾ら「犯罪者を作る」のが彼らの仕事だとは言え、国会や都議会でのセクハラが横行している国の中での話であるから、裁判所が得意の「ハイ・ガバメント」の考慮さえしなければ、決着は最初から付いているのではないか。
 日本は「アメリカ追随」こそが「国是」のような国でありながら、こと「性」の問題となると戦前の「儒教型」価値判断が急遽台頭して来るお国柄なのである。

☆写真は女性芸術家デボラのパフォーマンス(本人フェイスブックから)孫引き。

 日刊ゲンダイからもう1本。 ↓

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セックス、性器を包み隠さず取り上げた日テレ「性教育番組」
2013年5月19日

お母さんの膣へお父さんのオチンチンを入れて、精子を膣へ運びます。これを英語でSEXと言います」

 普通では決まりが悪くなるような話を、ごく自然にポンポンと説明する地元の主婦2人。その先には耳を傾ける低学年の児童たちの姿が――。12日深夜に放送された「NNNドキュメント’13」(日本テレビ系)の番組冒頭では、こんなVTRが流れた。

「ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか」と題し、小中学校の性教育を取り上げた30分番組。制作は中京テレビで、岐阜にあるNPO法人の活動を皮切りに各地の学校、行政、病院が協力して取り組む姿とその苦悩にカメラを向けた。

 性教育を取り上げたテレビ番組は珍しい。ただでさえデリケートな問題だし、10年前、ある養護学校の性教育を一部マスコミがバッシングしてからは、どこもみな、当たらず触らずの状況だ。NNNの番組は放送直後からネットでスレッドが立ち、大騒ぎだったが、専門家はどう見たか。放送ジャーナリストの小田桐誠氏が言う。

「インパクトのある冒頭は視聴者の心を引き付け、一気に問題提起まで持ち込んだ。30分という限られた放送時間を逆手に取った優れた手法。その直前には〈性教育に関して小中学校の教科書を超えた内容が含まれる〉などとフォローするテロップを流し、あらゆる方面に気遣う丁寧な番組づくりを印象づけました」

 現在、学習指導要領では「セックス」や「避妊」を扱うのはタブー。番組はその理由を文科省の担当者に問うたり、保守派の女性国会議員に意見を求めたりしていた。

「淡々とニュートラルに報じる姿勢を取りながらも、視聴者が実態を把握できるような構成に徹している。性行為のリスクも教えるべきだと主張する産婦人科医のコメントを長めに使ったり、専門家による課外授業で未成年の人工妊娠中絶率を下げたデータを引用したりと、工夫もされていた。小泉元首相や安倍首相が行き過ぎた性教育を否定しているVTRを流し、スパイスも利かせている。年齢問わず、気づきを与える番組です」(小田桐誠氏)

 来週19日11時から、BS日テレで再放送される。小学生の子どもや孫を持つ世代にオススメだ。

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 以上引用終わり。


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