本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

続・一年前。

2009-09-23 13:32:21 | 社会
10.08/09/24

 食品衛生法違反と不正競争防止法違反の疑いで三笠にガサ入れである。警察は「全容解明」などと言っているがそれは無理難題であって、「知らずに買った」と言っている業者でも旨味があるから買ったわけであるから、真相は神のみぞ知るというか、悪い奴らだけが知っているのだ。これまでにも森永だとか雪印だとか不二家だとかあるいは船場吉兆だとかいろいろあった我が国内事情であるからには、厳密に『食の安全』とかを言うならそれこそ江戸期のように各戸各村「自給自足」で食い繋ぐしかないだろうが、現実にはあのアブナイ中国からさえも(!)大量の食品・加工品を日々輸入しないと我々の胃袋は満たされないというのが現況である。今回彼の地のメラミン事件を見ると、以前の「ダンボール肉まん」もあながち当局のヤラセであるとも言い切れなくなった。さて、国策として虚業を栄えさせても所詮虚業は虚業であり、我々は霞の如き「データを直接食べて(!)」暮らせるわけでは毛頭ないし、食糧にしたところで毒入りだろうと農薬入りだろうと、原則今市場に流通しているものを買って食べ続けるしかないことは自明である。今ついに世界の盟主・アメリカにも超巨大バブルの崩壊が訪れ、我が日本からも「ECに負けるな」とばかりに三菱やら野村やらが「逆ハイエナ」の挙に出ているが、「虚が虚を食う」というこの構図で世界恐慌が防げるかどうかもまた「神のみぞ知る」のである。オイルマネーの跳梁、ロシアの伝統的膨張主義に加え北の反攻を受けて、日中米は緊密に連携してこの難局に対処しなければならないとメディアは報じる。アメリカに豊穣潤沢な資金を提供出来るのは中国と我が国しかないというのである。古来不景気が嵩じて恐慌に至ると戦争を勃発させ、過剰となった人的乃至物的資源を蕩尽し(後註:死屍累々の焼け跡の只中から!)世界を再生させるというのが言わば「人智の結晶(!)」とも言うべき非常手段だったわけであるが、核兵器が開発されて以降はこの「悪魔の智慧」は事実上発揮されようがなくなったとされている。日米中は仮に運命共同体としての連携をいよいよ強めて行くことが可能としても、日本に対してなんら負い目を持たない韓国はどうか。ある報道は今回の新内閣は麻生の「俺がスターだ内閣」だと言っていたが、麻生が暴言妄言失言を繰返す性癖の持ち主だということは、例の太田同様生来あまり頭が良くない素材だということであり、中国は騙せても韓国は騙せないのだ。

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11.08/09/25

 巨人はどうなってるんだ?!困るなあ!勝ち過ぎだろが?聞いてないよ!(笑)だいたいが阪神はオリンピック前の貯金を食い繋いでかろうじて今の位置にいられるんだから、これが2位になってしまったら3位の中日(もしくは広島)に勝てる保証なんて全然ないし、まして1勝のアドバンテージが相手側にある敵地での決勝戦なんて絶対無理・・というわけで巨人と言えば本拠地は言わずと知れたビッグエッグこと後楽園ドームだが、古来「士天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽に後れて楽しむ」(其必曰、先天下之憂而憂、後天下之楽而楽歟。范仲淹「岳陽楼記」)という戒めの言葉があって、これが『後楽園』という名前の由来なのである。国士・壮士たる者は世の人が憂うる前に先を見通して国家大計の心配をし、施策がうまく行って世の人が浮世の処世を楽しんでいても、自分はあくまで慎ましく後からそのご相伴に与かるという意味である。麻生世襲内閣の閣僚は厚かましくも、今になって一見おいしそうなバラ色の夢ばかり語って止まないが、ばかやろう、現在の我が国の窮状を招いたのはいったい誰だと思ってるんだ。この国を800兆円の借金漬けにしてしまって尚も一向に恥じることのない厚顔無恥の自民党など、この際一切合財畳み込んで蜘蛛の巣だらけの納屋の奥にでも叩き込んでおけ! お前らは『先憂後楽』どころか、その逆に自分たちだけで『先楽』してしまい、今頃になって自業自得で憂えて「ジタバタ」しているとんでもない策士・詐欺師の群れなのだ。お前らが最後まで詭弁と駄弁で自滅し滅び行くのは勝手だが、我々「善良なる」無辜の国民一般を道連れにするんじゃない! まるで「首吊り人の足を引張る」ように(はあ?)俺たちの足を引張るなってんだ!

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 巨人は今年も強い。以前55年体制の頃は「巨人が強い年は自民党も強い」というジンクスがあったが、このジンクスは最早お蔵入りである。
 今朝の珠ちゃんTVには自民総裁選の3候補がゲスト出演していた。麻垣康三のトリをとった谷垣の「みんなでやろうぜ」には河野が反対、河野の「世代交代で結集しよう」との呼びかけには森・安倍ポン系の第三の候補西村が反対と、確かに一応見掛け上は三つ巴的様相を呈しているが、実際は2対1で太郎は挟撃されている。この陣営は推薦人20人を集めるのに苦労したというくらいだから、敵が多過ぎると言われる「二代目河野総裁」が実現する可能性など私には俄かに信じ難い。問題は敗れた場合である。太郎に結集した連中は本当に党を割るのだろうか。割って出ても議員数は衆参で最大20人前後しかいないわけで、そもそも分裂を強行するメリットなど考えず、これを歴史的必然と見て新しい流れを作るということだろうか。
 それより何より自民がこれ以上分裂したらその日から現実に(民主以外の政党は)「多党化」時代への突入になってしまうのだから、本当は守旧派=長老グループの足元を見て「割るぞ、出るぞ」と脅しつけているだけかも知れないが、世の中には「嘘からでた真」ということも多々あるわけである。

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12.08/09/27

類は友を呼ぶ。「アイヌなんて知らない」「成田はゴネ得」「日教組が強いから大分はバカばかりだ」「私人として言っただけだ」云々と、中山という、麻生とは文教族のお友達のナニはいったいどういう仁だ!?あれで東大法卒の官僚だったというから呆れる。あんなお粗末な人間を大臣に選ぶ人間も問題だが、あんなものを公費を使って飼っている程我々は豊かな生活を送ってはいないのだ。あんな奴は即刻身ぐるみ剥いで四条河原で磔にしてやれ!*で、麻生新政権への支持率が毎日45%、朝日48%、東京(共同)48.6%、読売49.5%、日経53%で、totalすると49%と、あれだけ自分たちだけのお祭騒ぎをやった上でのご祝儀相場としては異様に低いのであるが、「首相には誰が?」との問いでは麻生が小沢を上回り、「比例区ではどの党を?」との問いにも自民が民主を僅差逆転したとのことである。この数字が麻生の最高値で、今後麻生・自民優位に数字が推移して行くことなど金輪際あり得ないので、麻生も「世論調査の結果など知らない」ととぼけている場合ではない。ポチにも逃げられ、枡添の食言もあったしで、これは始まる前から半分終わった政権であると言っていい。

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 中山なりあきは今回立候補辞退から一転出馬表明して宮崎支部を怒らせ選挙後は除名された。もう自民党を名乗ることは許さないと言われてしまったのだから本人はさぞ「ヤベエ!」と思っていることだろう。w

 一年前麻生人気はそこそこあって、民主党小沢代表(当時)を凌いでいた。ご祝儀相場とは言え内閣支持率だって50%前後あったわけである。

 ではなぜ解散しなかったのか。その理由としては例えば: ↓

①本人が強調するように何よりも「景気対策優先」で、とても解散など出来る状況ではなかった。
②麻生は周囲にイエスマンしか置かなかったため情勢判断に疎く「機を見るに敏」どころか「鈍」そのものの「KY」人間だった。
③「根拠なき楽天家」であったが故に「待てば海路の日和あり」式に支持率はいずれもっと上昇する筈だと自惚れていた。
④あるいはまた小泉への対抗意識から(少々の、かどうか)『議席減』を極度に恐れた結果「みぞうゆう」の大惨敗を喫してしまった・・。
⑤以上諸事情全てを勘案してもしなくても、結局麻生政権は敗れるべくして敗れ去る運命を背負っていた。(←私はこれ、一種の宿命論だな。w)

 解散総選挙は内閣総理大臣の専権事項で、その日程の決定は原則自由で、いつならやっていいとかこの日は駄目だとかいうことではない。まして景気がどうだからとか世界情勢がどうだからとかで解散していい、悪いが決まるということでは更々ないのである。一年前の私の概要文を見てもわかるように、世界も国内も常に厳しい問題が山積していたわけだから「絶好の選挙日和・解散日和」などという日を待っていても、そんなものは永遠に到来しなかったのである。逆に「不景気だから解散などしていられない」という論拠にしても「不景気だからこそ解散して民心を一新すべきだ」という正反対の議論も成立し得るところだから単なる逃げ口上・言い訳でしかなく、我々の国は如何に落日を迎えている老人国家であるにしても、20日やそこらの総選挙に耐えられない程軟弱ではないのである。ぁそ。

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2009年9月23日 12時39分 ( 2009年9月23日 12時49分更新 ) 毎日jp
<鳩山首相>温室効果ガス削減目標 潘事務総長が評価
 
【ニューヨーク上野央絵】鳩山由紀夫首相は22日午後(日本時間23日未明)、国連の潘基文(バン・ギブン)事務総長と国連内で会談した。鳩山首相は、国連気候変動サミットで表明した温室効果ガス削減の中期目標「20年までに1990年比25%」について「高い目標だが人類の生存のために必要だ」と強調。「科学技術面で世界をリードする役割を果たしたい」と改めて目標達成に意欲を示した。

 潘事務総長が「加盟国から大変好意的に受け止められている」と評価したのに答えた。また鳩山首相は「(民主、社民、国民新3党の)連立政権はこれまで以上に国連を重視しており、内閣発足後の初仕事で国連演説の機会を得られ大変恵まれている」と強調。一方で「平和維持活動における日本の人的貢献は十分でない。今まで以上に努力しなければならない」と述べ、国連平和維持活動(PKO)への取り組みを強化する考えを示した。

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2009年9月23日 09時53分 ( 2009年9月23日 13時33分更新 ) 毎日jp
<参院補選>民主「単独」へ着々、自民出遅れ…10月25日

 10月8日告示、25日投開票の参院神奈川、静岡両補選が、与野党の重要選挙に浮上してきた。鳩山政権初の国政選挙で、民主党は2議席とも獲得し、参院会派の単独過半数掌握に布石を打ちたいところ。一方、野党に転落した自民党にとっても、今月28日に決まる新総裁の初陣となる。【高山祐、渡辺創】

 「勝っても小さいが、負ければ(新聞の)大きな見出しになる」

 民主党の小沢一郎代表代行(当時)は今月7日、党本部に神奈川県連代表の笠浩史衆院議員を呼び出し、そう告げた。神奈川選挙区は民主党を離党し、衆院にくら替えした浅尾慶一郎氏の辞任に伴う補選。元々は民主党が持っていた議席だけに、小沢氏は「絶対、負けられない選挙だ。準備を急いでくれ」と、笠氏に強く念を押した。

 民主党は神奈川選挙区で、元内閣府職員の金子洋一氏(47)を公認した。自民現職の知事選出馬による静岡補選には、民主党静岡県連が医療法人理事長の土田博和氏(59)の擁立方針を固め、24日に正式決定する。幹事長として引き続き選挙を担う小沢氏は、来月初めにも補選の支援態勢を整えるべく準備を進めている。

 補選の勝敗は、今後の政権運営に直結する。民主党は衆院選で308議席を得たが、参院は統一会派を組む国民新党などを合わせても118議席にとどまる。過半数(122議席)には4議席足りず、5議席の社民党との連携が欠かせない。しかし、補選で民主党に2議席が加わると、社民党との力関係が変わる可能性がある。無所属の糸数慶子、川田龍平両氏と協力できれば、社民党に頼らず過半数を制することができるためだ。

 一方、両補選を党再生の第一歩と位置付ける自民党はまだ新執行部が決まらず、本格的なテコ入れはこれから。党本部は総裁選の地方遊説に神奈川、静岡両県を組み込んで事前の盛り上げを図るが、参院を中心に「両方勝たなければ、党勢はますます衰える」との危機感が募っている。

 自民党は神奈川補選で、横浜市議の角田宏子氏(42)を擁立し、「世代交代」「女性」をアピールする。静岡補選は公募による候補者選考を進めているが、「民主旋風」はなお続く。公明党内では自民党との選挙協力見直し論も浮上し「自民候補の党本部推薦は難しい」との見方も出ている。

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 氷河期が起きる原因については諸説あり、私がちょっこっと検索した範囲では⇒ここが面白かった。

⇒ウィキペディア氷河期

cf.第四間氷期

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