本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

菅家さん・ボルト・のりピー・インフルエンザ・ドラクエ&foresight.

2009-08-20 12:35:34 | 
<菅家さん>衆院選の選挙権認められず 弁護団が選管に異議 8月18日20時55分配信 毎日新聞

 栃木県足利市で4歳女児が殺害された足利事件(90年)で、再審開始決定を受けた菅家利和さん(62)の弁護団は18日、衆院選の選挙権が認められなかったことを明らかにした。弁護団は同日、足利市選挙管理委員会に異議を申し立てた。同選管は「県選管に照会して対応したい」としているが、弁護団は、異議が退けられれば提訴する方針。

 秋にも始まる再審で無罪判決を受ければ選挙権は復活するが、現在は無期懲役刑の執行を停止されている状態。総務省選挙課は取材に対し「執行の停止は執行を終えた状態とは異なり選挙権はない」としている。

 菅家さんは会見で「事件前は選挙があるたびに投票に行っていた。釈放されているのでどうしても投票に行きたい」と話した。

 一方、弁護団は18日、宇都宮地検から「幕田英雄検事正が菅家さんに直接謝罪したい」と連絡してきたことも明らかにした。【伊藤一郎、松崎真理】

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 今現在「再審前」の菅家さんに対しては県警本部長も検察も既に「誤認逮捕」から「でっちあげ裁判」に至る過程を「謝罪」し、あまつさえ異例の刑期中突然の「釈放」までしている事実上「無実の人・清廉潔白の人」であるにも関わらず、形式的には「無期懲役刑の(一時的)執行停止中」という「有罪前提」の法的身分を強いられており、その結果選挙権は剥奪されたままである。
 これが何ともならないということならば明らかに「法の不備」乃至は司法・立法・行政の三権いずれかの怠慢であるが、ところで検察の証拠のみに頼って誤審し「無期懲役刑」を言い渡し執行させた裁判所であるが、ここは一審も二審も菅家さんにまだ謝罪していない。今謝罪していないということは永遠に謝罪する気はないということである。一個人の人生を回復不能なまでに大きく捻じ曲げておきながら、一言の謝罪もなしで素知らぬ顔で頬かむりしたままやり過ごそうという非道なる鉄面皮たちがこの国の「法の番人」であるかと思うと薄ら寒くなって来る。
 他国は知らず、元々この国の裁判所は謝罪や反省とは縁遠い存在で「戦後反省しなかったのは裁判所と新聞社だけだ」とまで言われているのであるが、一方で「人は過ち得る存在だ」と認めて「裁判所と言えども世間一般の常識と迂遠であってはならない」と「裁判員制度」の導入を甘受しておきながら、他方では一転何の根拠もなく「いや、裁判所だけはやっぱり無謬である」と言い張るのでは支離滅裂で、こちらは江戸時代の「お白州裁判」やどこかの国の「軍事独裁法廷」と変わりない主張である。

 個々の法廷においては被告人は「この裁判官は不公平な判決を下す恐れがある」として「忌避申し立て」をすることが可能だが、その裁定をするのも(別の)裁判所サイドであるから例外を除けばまず忌避が通ることはない。
 我々が裁判所にもの申すことが出来る殆ど唯一の機会が、衆議院総選挙と同時に行われる最高裁判事の歴々への信任投票(←いわゆる「最高裁判所裁判官国民審査」というやつ)で、これは各判事の名簿の上欄に無印のままで投票するか又は「X」を付けて投票するかである。無印ならその判事のこれまでの業績は信任されたことになるし、X印なら不信任で、それ以外余計な書き込みをすると投票自体が無効になる。w

 あと最高裁に限らず個々の裁判官(警察官も)で「この人はちょっとアブナイんじゃないか?!」と思ったら我々は「付審判請求」(←つまり「この裁判官(警察官)を刑事裁判にかけろ」という要求)というのを出すことが出来るが、審判に付すも付さないも先方が決めることである。

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日本ハムで新型インフル=スレッジら集団感染-プロ野球初 jiji.com

 プロ野球日本ハムのターメル・スレッジ外野手、宮西尚生投手、福良淳一ヘッドコーチが新型インフルエンザに感染していたことが18日、分かった。プロ野球で新型インフルエンザ感染が確認されたのは初めて。
 球団と北海道旭川市保健所によると、3人は同日、楽天戦が行われた旭川市内で検査を受け、インフルエンザA型感染が判明。うち2人の検体が北海道立衛生研究所(札幌市)に送られて新型と確定し、残る1人も新型とみなされた。いずれも軽症という。
 日本ハムでは16日に大野奨太捕手がA型に感染したことが判明。18日に自覚症状のあった26人が旭川市などで検査を受けた。金森敬之投手もA型と判明しており、球団は両選手も新型の可能性が高いとしている。
 日本ハムは日本プロ野球組織に報告。感染者を合宿所などに隔離したほか、主催試合でファンとの接触がある行事を自粛するなどの措置を決めた。 
◇様子見ながらやる
 日本ハム・梨田昌孝監督 あす以降、様子を見ながら(選手の入れ替えなどを)やるしかない。わたしは大丈夫。全部引き受けたいくらいだ。
◇チーム一丸に
 日本ハム・田中賢介選手会長 なってしまったものは仕方ないし、誰が悪いわけでもない。悲観的にならず、今後どう対策するかが大事。こういうときこそ、チーム一丸にならないと。(2009/08/19-00:54)

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2009年8月20日 11時46分 ( 2009年8月20日 12時08分更新 )『共同』
がん活動の元落語家を逮捕 覚せい剤使用容疑で京都府警

 京都府警が、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で、がん患者を励ます活動などで知られる元落語家笑福亭小松の夏東雁容疑者(52)を逮捕していたことが20日、分かった。6月中旬、覚せい剤を使用した疑いで、使用を認める供述をしているという。夏被告は97年に進行性の胃がんで胃と脾臓を全摘出手術し、その後鹿児島から北海道まで徒歩で縦断し、各地で「がん克服落語会」を開き話題になった。

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総選挙後「小沢派」は民主党を握る 野々山英一 ジャーナリスト

 七月十二日の東京都議選は、民主党が躍進、自民党は大惨敗を喫した。次の衆院選で民主党政権が誕生する可能性が、また高まり、永田町では「鳩山政権」の閣僚リストも出回り始めた。しかし、この動きとは別に、民主党政権の権力構造を決定づける“計画”が静かに進行している。その中心人物は、小沢一郎代表代行だ。
 まず民主党政権の政策決定システムに触れておきたい。同党は、政府に政治家を百人以上送り込み、逆に党政務調査会などの役職を減らす。政府と党を一元化し、政治主導を確立するのが狙いだ。
 この結果、菅直人代表代行、岡田克也幹事長ら首脳はもちろん、中堅・若手の有望株は漏れなく閣僚、副大臣、補佐官などとして政府に入る。だが、ただ一人、政府に入らない大物がいる。小沢氏だ。
 西松献金事件で秘書が起訴されたことで“謹慎”の身なのに加え、政府入りして行動が制約されるのを小沢氏自身が嫌がっているからだ。
 小沢氏は今の党代表代行(選挙担当)に留任するだろう。政府にスターが並ぶ中、小沢氏一人が閑散とした民主党本部八階の役員室に座る映像は、小沢氏が中枢から外れた印象を与えるかもしれない。だが、実は小沢氏にとっては最高の展開なのだ。
 民主党の衆院議員は、現在百十二人。総選挙に勝利し政権を奪取した時は、百人以上の一回生議員が誕生している可能性もある。一回生の大半は、政府入りせず党本部で「新人教育」を受ける。つまり小沢氏の支配下に置かれる。
 新人候補の大部分は、小沢氏が代表時代に公認が決まり、今も選挙の面倒を何かとみてもらっている。当選後、小沢氏の指導を受け続ければ、彼らは当然小沢チルドレンになっていく。現在、民主党内には、小沢チルドレンのグループ「一新会」(約三十五人)がある。衆院選後、ここに初当選組が加わる。
 小沢氏側近たちは今、新人候補に、当選後の一新会入りを働きかけている。有望新人の選挙区には小沢氏が秘書やスタッフを派遣しているところもある。これら“青田買い”効果もあり、小沢氏は党内で圧倒的最大勢力の上に君臨するだろう。
 小沢氏の長い政治歴の中で、全盛期は一九九〇年代前半、自民党竹下派の数の力を背景に政権を牛耳っていた時だったと言われる。当時の竹下派の人数は百人強。小沢氏は今回の衆院選後、竹下派を超える数を手にするかもしれない。
 民主党はもともと「政策通だが政局判断の弱い優等生タイプ」という党風がある。「政策より選挙運動」が持論の小沢氏は党内に、異質の体育会的体質を持ち込んできた。そのことの是非はともかく、衆院選後、政府には優等生タイプの議員が集中し、党は体育会系が幅を利かせることになれば、政府と党を一元化しようという党のもくろみに逆行し、党分裂の芽ともなりえる。
 小沢氏に批判的な党幹部が語る。
「小沢氏は、政界再編を仕掛ける癖がある。典型例が二〇〇七年の自民党との大連立だった。あの時は、小沢氏支持の勢力が少数だったので未遂に終わったが、衆院選後、同じ仕掛けをしてきた時、どうなるか」
 小沢氏といえども政権奪取直後に、大連立を目指すことはないだろう。しかし鳩山由紀夫代表を自分の思い通りに操縦できなくなった時、適当な自民党幹部を引き抜き首相に仕立て上げようとする可能性は十分ある。
 最近、小沢氏は妙に機嫌がいい。地方に赴き、後援者や連合幹部と宴席を持つ時には「この県は、全勝できる」、「この選挙区で勝てれば、過半数だ」など、高笑いを交えながらしゃべり続けているという。
 もちろん、悲願の政権交代が近づいたことで上気している部分もあるのだろう。だが、それだけでなく、新政権を自分が牛耳る感触をつかみ始めているのかもしれない。
『foresight』2009年8月号 / 国内政治 / 野々山英一 2009年08月10日

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【09衆院選】政権攻防 政権交代は織り込み済み?下野後は…
2009.8.18 23:48『産経新聞』

 「マニフェストにも書いてありまして…。ちょっと、それ日よけにしないで読んでくださいよ。政権を選択するんじゃない。政策を選択してください」。18日午前、残暑厳しい東京・八王子市で第一声を上げた麻生太郎首相はおどけながらこう訴えた。

 昨秋の世界的な金融危機とほぼ同時期に政権を発足させて11カ月。「政局より政策」と昨秋の衆院解散を断念し、経済・金融対策に打ち込んだのは正しい選択だった。首相にはそんな強烈な自負がある。

 「これまでの実績、これからの政策を訴えていけば必ず勝てる」。そう考えた首相は7月21日に衆院を解散し、40日間のロングラン選挙戦を選び、「8月を日本を考える1カ月にしてほしい」と説いてきた。

 だが、その思いは国民になかなか届かない。自民党内で「麻生降ろし」が吹き荒れた6~7月に比べれば、支持率は緩やかな上昇傾向にあるが、「民主党に1度政権をやらせてみるべきだ」という国民の声は圧倒的に強く、メディアも市場も政権交代をすでに織り込んでしまっている。民主党の鳩山由紀夫代表の発言の一つ一つが常に注目されるのは、「鳩山政権は何をしようとしているのか」が最大の関心事となっている証左だといえる。

この潮流に対して、今の自民党には対抗する術(すべ)がない。そもそも党執行部も閣僚も首相経験者も、多くは自らの選挙区にくぎ付けとなり、対抗策を練るヘッドクオーター(司令塔)が存在しないのだ。

 そんな中、自民党では早くも下野を前提とした「政権奪回プログラム」がささやかれるようになった。焦点は(1)衆院で何議席を獲得すれば早期の政権奪回が可能か(2)だれを総裁にすれば結束力と発信力を維持できるか-の2つだ。

 自民党の「真の目標議席」は180議席と言われる。裏を返せば、いま投開票を行えば、自民党は180議席を大きく割り込むということだが、この議席数を超えれば、民主党は過半数をわずかに超える250議席前後に留まる。民主党が社民、国民新両党と連立を組めば、外交や安全保障は言うまでもなく日米FTA(自由貿易協定)や揮発油税の暫定税率廃止などさまざまな政策で対立が生じ、早晩に空中分解に追い込めるというわけだ。

 だが、このシナリオは自民党が分裂しないことが大前提となる。下野すれば、首相の総裁続投は難しいだけに誰が野党・自民党の総裁となり、どんな政策を掲げて与党・民主党と対抗するのか。

 自民党が経済・外交政策にとどまらず思想・信条まで「ごちゃ混ぜ所帯」であることは民主党と大差がない。次期総裁が求心力を失えば、一部が政界再編に動くことや、民主党との大連立構想が再浮上することもありうる。

 公明党との関係もどうなるか。公明党の太田昭宏代表はすでに「野党連立という言葉はない」と明言している。支持母体である創価学会関係者は「民主党政権の先行きが見えないので年内は動かない」と打ち明けるが、来年以降は10年続いた自公の蜜月にピリオドが打たれる可能性もある。

 首相は「最後は日本人の良識が働くはずだ」と表では強気の姿勢を崩さないが、下野すれば自民党を襲うであろうクライシスを十分理解している。

 11日、終戦時に首相を務めた鈴木貫太郎記念館(千葉県野田市)を訪ねた際、首相は祖父の吉田茂が昭和21年に首相を拝命したときに、鈴木氏から「負けっぷりをよくせないかん」とアドバイスされた逸話を紹介した。「保守を語るからには姑息(こそく)であってはならない」を信条とする首相の本音が漏れたと見るべきだろう。(石橋文登)

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