本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

山拓の安倍批判てか、メディアはちょっと変調。

2006-07-27 17:28:08 | 政治
北ミサイルはラブコール 寛大に対処を 山崎氏、米で講演 2006年 7月26日 (水) 15:31(産経新聞)

 【ワシントン=山本秀也】訪米中の山崎拓・自民党元副総裁は25日、ワシントンの有力シンクタンク「ヘリテージ財団」での講演で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を米国への「ラブコール」と呼び、寛大に対処すべきだとの認識を表明した。同氏はさらに、北朝鮮への制裁の動きが「悲惨な結末を生む」と述べ、6カ国協議の枠組みで北朝鮮との直接対話に応じるよう米側に求めた。

 北朝鮮問題に関する講演で、山崎氏は事態打開の選択肢として、(1)米朝直接対話を拒否して経済制裁から軍事制裁に進む(2)ミサイル発射は米国へのラブコールと寛大に受け止め、硬軟両様の弾力的な対北朝鮮姿勢に転換する-の2点を提示。「私は当面、辛抱強く後者で行くべきだと提案する」と語り、米側の融和政策を促した。

 北朝鮮のミサイル発射を受けて浮上している敵基地攻撃論について、山崎氏は「日本が現時点でそのような能力を持つことは憲法解釈上、困難だ」と指摘。日米安保体制に基づいて、弾道ミサイルによる自滅回避のための敵基地攻撃は「米軍に依存している」と述べた。

 自民党内での議論を踏まえ、山崎氏は「ナショナリズムに基づく、勇ましいと受け取られる発言が日本の政治家からも相次いでいる」と述べ、名指しを避けつつも、敵基地攻撃の可能性に言及した額賀福志郎防衛庁長官や安倍晋三官房長官を暗に批判。「仮にそういう方向に動くとしたら、政権交代を余儀なくされる」と語った。

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山拓の安倍・額賀批判である。
 「こんなことでは民主党に政権を取られる」とまで警告している。
 安倍はこの発言に早速不快感を表明したらしい。

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   嘉田知事が所信表明 県議会の傍聴席ぎっしり

 【滋賀県】26日に開会し、嘉田由紀子知事が栗東市に建設中の東海道新幹線「(仮称)南びわ湖駅」など3つの公共事業の凍結、見直しを所信表明した県議会の7月定例会。傍聴席には支持者や報道陣らが大挙して訪れ、議会での新知事の船出を見届けた。

 用意された115の傍聴席に対し150人が詰め掛けて議場は満席となり、約10台のテレビカメラがずらり。嘉田知事が入場するとカメラのフラッシュが一斉にたかれ、場内の視線がくぎ付けとなった。

 大津市真野の主婦関あずささん(31)は「すっきりとした表情で自信を感じた。分かりやすい言葉で語ってくれて、素晴らしい」と興奮気味。栗東市六地蔵のアルバイト片岡秀之さん(62)は「前向きな意志を感じた。議会運営は大変だろうけど、頑張ってほしい」と話した。

 先の知事選に立候補した県労連議長の辻義則さん(59)も傍聴席に。「非常にさわやかだった。県民の審判を受け止めて対話を大切にし、大型公共事業見直しに向け頑張ってほしい」と期待を込めた。また、議場に入れなかった人たちは、会議室など別室でテレビ中継に熱い視線を注いだ。嘉田知事の「学生応援団」代表を務める京都精華大大学院1年の森敬祐さん(26)は「立ち見でもいいから生で見たかった」と残念そう。「(嘉田知事は)緊張しているように感じた」と話していた。

 所信表明が終わり、最初に傍聴席を立った栗東市議は「マニフェストに書いてある通りの内容だった。これから対応を検討したい」と言葉少なに議場を後にした。 (吉岡雅幸)(中日新聞) - 7月27日11時17分更新

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*以上引用終わり。
 NHKだけではない。
 gooの「ニューストピックス」もおかしい。
「安倍氏山崎氏発言をバッサリ」というところをクリックしても安倍本人の写真だけで(!)記事はなく、山崎発言関連が二つあるのみである。
 さてはあの陰険な安倍が早くも報道管制を敷いたかな?w

*安倍の提言批判はあまりにも簡単なので私は「3分で出来る安倍批判」(!)というタイトルで行こうと思ったが、ニュースにかかって来ないのでこれはお預けである。
 さてこの「提言」も世耕作演出だろうか?
 私は違うような気がする。ちょっと志が低いというか、薮蛇というか、もしくは目指すところが「山」ではなくその辺の「丘」のような感じがするからだ。

1.敗者復活のリターンマッチなら、自由主義経済が本来具えていて然るべき自助自立の処方で所謂セーフティネットというものである。元々あった自力更生の網の目を、小泉ー竹中らが再生不能にまで破壊し尽くした結果、一旦挫折した者は誰もこの「網」に救われることなく奈落の底へまっしぐらに転落してしまったということなのか? 中小零細企業も母子家庭も老々介護も・・誰も彼もが極一部の拝金主義者らの餌食になってしまったということか?

 今更これをテーマに据えるということは、1に小泉失政を認めることであり、2にその尻拭いを小泉御指名の後継者たる安倍がすることになるのであって、これでは「行って来い」というか、小泉がマッチで火をつけて安倍がポンプで消しにかかるという「マッチ=ポンプ」になってしまうではないか。
 
2.これは先の千葉補選であの可愛い民主候補が打ち出した「負け組ゼロの社会」というスローガンを希釈して剽窃した疑いがある。とても安倍自身の切実な課題では有り得ない。元はと言えば民主党が打ち出した「構造改革」という政策のその言葉面だけを、あの小泉がまんまと盗み出すことに成功したのだとしても、そうそう柳の下に泥鰌が何匹もいるかどうか。

 「内政」がうまく行かないとなると国民の眼を「外」へ向けさせるというのは為政者の常套手段であるが、今回の安倍の指針はこの逆で、下手に「靖国問題」を突付いて「アジア外交」に注目を集めたりしたら小泉~安倍ラインが如何に無能で有害な諸方策を採り続けたかが一目瞭然となってしまうから、苦し紛れに打ち出した「内政問題」そのものである。まして「増税よりも支出の削減」などととぶりっ子を決め込んでいる安倍にあっては、内政・外交のどれを争点に選んでも極楽往生の道はない。地元事務所には統一教会内通者が待っている。安倍にはつつく場所がないのだ。

3.そしてこれは、痩せても枯れても「弱者救済」の看板を降ろすわけには行かない友党=公明党への「おべっか」であり、自民総裁選というより来年の参院選のための提言を早くも打ち出してしまった(そうせざるを得なかった)ということではないだろうか。来年には何か謀略を策謀して仕掛けないことにはネタ切れに陥るだろう。

 というわけで、ちょっとこの提言は安直で、あまり頭のいい人間の手になるものではない、というのが私の直感である。w
 こんな安倍を叩かない(叩けない)評論家は論客ではなく単なる太鼓持ちだ。
 そこで「勝谷誠彦のXXな日々」へのリンクは外しました。w
 小泉が後継指名したこと以外で、どこに安倍を担がなければならない理由があるのか私にはさっぱりわかりません。あのタマがそれほどのものかということです。

 *立花隆の第79回「メディアソシオ・ポリティックス」によれば、安倍は胃弱なのか、ストレスが貯まると下痢を起こし、顔色も蒼ざめてしまうそうで、あの「キョンシー顔」はストレスのせいかと納得した。
 この中で立花先生は、ポチは8/15には必ず靖国へ参拝すると断言している。国賊だね、これは。w
 8/15に暴走する連中は戦前の軍部と同じだ。奴らを許すな。



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