本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

鶏飛蛋打。

2015-05-15 14:03:32 | 
 《二兎を追う者は一兎をも得ず》の語源を検索しようとしたらそんなものは一行も出て来ないで矢鱈多かったのが英訳だった。今世界に支配的な言語は英語である。ヤフーもマイクロソフトもグーグルも、ネット社会の言語は全てこの一極集中と一極化社会に大貢献している。今は削除されたようだが、それも《二兎》を《nits》などと訳しているのだから「お前ら阿呆か!」と言いたくなる。英訳、中文訳、同意語、反意語は出て来るが出典などは全く無視黙殺されているから、これは異常そのものだ。まるで中国語排斥運動でもしているかのようだった。一つだけだが同意語で《鶏飛蛋打》というのがあった。欲張ってニワトリと卵両方を取ろうとしたら、鶏には逃げられ卵は割れてしまったというのである。この格言だけが唯一の収穫だった。

 私はストレス解消法・発散法を考えて見ようとしたのだ。人間というのは欲求不満の固まりみたいなものだから、一つのストレスを解消する(したい)のはいいとして、その為また新たなストレスが発生してしまったらその収支決算は一体どういうことになるのだろうか?!という疑問である。一つ減って一つ増えたらそれでトントンだ。

 例えば禁酒・禁煙である。私は禁酒の方は元々が下戸なので何ら問題は生じなかったが、禁煙するに際しては(一週間から十日間くらいだったが)塗炭の苦しみを味わった。禁煙した三日後には深夜嘔吐した程である。禁煙を決意するに至ったそもそもの切っ掛けは、これもアメリカナイズされた文化の影響大であるが、「アメリカでは禁煙すら出来ない者は意思薄弱と見なされ就職機会が遠のく」との報道がなされたため、この報道と現実の双方に不満と反発を感じたからである。私が禁煙した時期は三十代半ばだったろうか、今ははっきりとは記憶していない。

 禁酒・禁煙については一部学者等の間から反撥もあった。その論拠というのは《中毒症状》を一気に、しかも強引に解消しようとしたらその反動も大きいというものである。一つのストレスを解消するべくまた新たなるストレスを発生させてしまったのでは何にもならないではないかというのだ。私自身今回の突然の入院には少なからぬストレスを感じているので、今朝はこんなことも考えた次第である。😭😫😄😱☕。

 ☆$¥119.16(05:10ロイター)

 ☆今日は午前中に眼科で、リハビリ(チェック)も恐らく午前午後の2回ある。🚀👙🙆。
 と思ったら午後からは造影剤を注射しての(かどうか?)頭部CTスキャンが入った。
 
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「二兎を追う者は・・」という格言は一見中国語源風だが、実はローマ由来の諺らしい。

 cf.He who runs after two hares will catch neither.

《虻蜂取らず》の同意語には⇧⇩
 Between two stools you fall to the ground.
(二つの椅子の中に行ったら地面に堕ちる。)

 ⇧⇧しかしこれらには正反対の反意語もあって「二兎を追わなければ一兎も得られない」とか「二兎を追っていれば三兎目が現れる」(⇦石田純一恋愛術)というのも紹介されていた。

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 『労働と遊びの一致』などという言葉がもてはやされた時代があった。マルキシズムの影響だろうか、今から半世紀前頃の話である。今はあまり聞かれない。
 自然界の動物たちはそもそも労働と遊びは分離していないのだから、一致というなら最初から一致している。採餌行動も生殖行為も子育ても集団行動も、個々の個体にとっては皆一緒の生命の発露だろう。人間だけが労働と遊びを分離分裂識別させ複雑怪奇な社会を実現させてしまったのである。そのため今度は逆に敢て「労働と遊びの一致する社会が我々の理想だ♪🎶💕」などと言い出して理想郷願望を喧伝しているのだ。例えば雀さんたちを観ているとそんなことも想う私である。

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 13:50:只今CTスキャンが終わって、今度は撮影のため静脈に注入した造影剤を尿と共に排泄させるため、生理食塩水500mlの点滴を開始したところである。それが終わってから五日ぶりの入浴となる。脳に異常が発生すると色々あるものだ。予定変更が重なって今日のリハビリは総て中止になったが、後は何もない・・と思う。

 というわけで只今入浴から帰って、汗をかいたので1階ロビーでバナナシェイク風のドリンクを呑んで来た。アイスである。お腹も空いたが流石にパンや菓子は売っていなかった。外界が懐かしくなった。(16:21)


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