本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

平成の世直しはいったいどこから手をつけるのサ♪

2006-07-23 19:53:37 | 政治
*ページを少し模様替えして、これまで一気に全文掲載していたのを止めてみたんだけど・・不評だったら元に戻します。
 概要文という機能が新たに加わったので、ここには劇団チラシの口上風なイントロを付けたいと。芝居見に行く人はわかるでしょうが、内容と全然違う口上があって、これが結構楽しかったりしますよね。w

久しぶりにアクセス数を公表します。多かった頃の半分くらいかな?w

週・・・・・閲覧数・・・・アクセスIP数
07/16~07/22・・・・1251 pv・・・666 ip
07/09~07/15・・・・ 970 pv・・・585 ip
07/02~07/08・・・・1154 pv・・・634 ip
06/25~07/01・・・・ 917 pv・・・522 ip

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徳政令というのは天皇(~幕府)の命令一下、困窮しきった民・御家人らの借金の帳消しを図ったもので、永仁の徳政令が有名だが、全てマツリゴトというものは結果次第であり、この執行は為政者の権威を失墜させ信用を台無しにしてしまったということで、政策としての評価は極めて悪い。ようだ。w

とくせい 【徳政】
〔本来は、善政・仁政の意〕
(1)古代、朝廷の大赦、貧窮者の救済、凶作の際の租税の減免などの仁政をいった語。
(2)鎌倉末期から室町時代、売買・質入れ・貸借などに伴う債権・債務の契約破棄のこと。1297年に御家人の困窮を救済するため発せられた「永仁の徳政令」に始まり、室町時代には、農民や下級武士たちが徳政を要求して一揆を起こし、幕府はしばしば徳政令を発布した。農民たちが実力で債務を破棄したものを私徳政という。ーー三省堂提供「大辞林 第二版」より

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*私は自慢じゃないけど経済学音痴です。マル経、近経と言われても全然ピンと来ないし、だいたいが「マルクス主義経済学って《学問》なの? まだ大学で教えているの?」って感じなのである。マルクス・エンゲルスと言えば『空想より科学へ』だけど、私なんかむしろ『科学より空想へ(妄想へ?)』の立場である。
 その辺をよくよくご勘案の上、以下をご覧下さい。w

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*でまあ、『800兆円の借金』というけれど、それは返済する方の側から見た話であって、その反対側には機関投資家か金融独占かハゲタカファンドか知らないけど、膨大な量の我が国債を保有している債務者=取り立てる者らの群れがいるのである。
 彼らが「ほれほれ、利息だけでも難儀やど、はよ金返せ、ほれほれ」と我が日本国の首根っこを押さえ付け、現在と将来に及ぶ我が国民を圧迫している。
 てか、それこそ革命でも起こさない限り、彼らの我が国に対する利権は半永久的に維持されるのだ。
 竹中が「xx年までに財政のプライマリーバランスを改善云々」などと言うのは、「もうこれ以上国債発行前提の予算なんか組めないぜ。マジ、ヤバイぜ」と言っているに過ぎないのであるから800兆円がビタ一文減るわけではない。言ってみれば彼なんかとんでもない食わせ者(←怪僧ラスプーチンと呼ぶ人もいるがそれほどの知力はない)であって、銀行に大儲けさせ自分もそのお零れに与った張本人なのだ。福井なんたら言う日銀総裁も同じだったけどね。

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*一般的に言って「カード社会」「ローン社会」というのはこれは駄目なんじゃないかという気が私はしている。
 また吉本を引用するが以前彼は「今の『資本主義国家』というのは実は《失敗した社会主義》であり、逆に『社会主義国家』というのは《失敗した資本主義》だ」と面白い譬えをしたことがある。 
 『自由主義経済(←資本主義という言い方を嫌う人もいるので。w)』というのは、良いも悪くも「明日のことはわからない」のである。それが原則だから、社会主義経済のように多年度に亘る予算を本来は立案施行してはならないのである。ご本家の社会主義計画経済にしても、あれらは概ね失敗に終わっている。直近の例を挙げれば、滋賀県の新幹線新駅建設がそうである。あんなことを勝手に始められたら既に『政権交代』は円滑には為し得ない。そういうこともあってときに、「日本という国は社会主義じゃないのか?」と揶揄されたりする。

後註:栗東市長は「工事中止なんてとんでもない。わしらは20年も前から計画してたんだ!」と新知事に噛み付いたそうである。
ばかやろうっ!
それを言うならお前らは20年も前からゼネコンと吊るんで利権漁りに奔走してたんだ!!
お前のどこが構造改革だ?!土建屋市長めが!!


 個人の生活設計にしてもそうである。明日の収入~来月の収入~来年の収入が現在と同等乃至は右肩上がりに上昇している保証などどこにもない筈だが、カードやローンはそれを大前提としているのである。

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*長くなり過ぎたきらいがあるので、またまた暴言を吐いて本日の記述を締め括りたいと思います。w

 彼らポチ~竹中ラインは国家財政再建よりも各金融独占資本の再建を優先させた。 
 その結果一部利に聡い者らが出現し、彼らが不当にも莫大な利潤を獲得することに成功したため、その対極にあって煽りをまともに食らった一般庶民の「普通の生活」が極端な成立困難に陥ったのである。


 あれ、これってしかしあんまり暴言じゃないみたいね。w



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