本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

依存症大国日本。

2014-08-21 14:48:03 | web・メディア
 依存症:大国、日本 ギャンブル536万人/ネット421万人/アルコール109万人 厚労省研究班が調査
毎日新聞 2014年08月21日 東京朝刊

 成人の依存症について調べている厚生労働省の研究班(研究代表者=樋口進・久里浜医療センター院長)は20日、パチンコや競馬などギャンブル依存の人が成人人口の4・8%に当たる536万人に上るとの推計を初めて発表した。インターネットから離れられないIT依存の傾向がある成人は421万人となり、5年前から約1・5倍に増えた。また、アルコール依存症の人は初めて100万人を超えて109万人に達し、女性は2008年の8万人から14万人に急増した。

 研究班は昨年7月、成人約4000人に面接調査を実施した。その結果、ギャンブルについては、国際的に使われる指標で「病的ギャンブラー」(依存症)に当たる人が男性の8・7%、女性の1・8%だった。海外の同様の調査では、米国(02年)1・58%▽香港(01年)1・8%▽韓国(06年)0・8%--などで、日本は際立って高い。

 ギャンブル依存は、秋の臨時国会で本格審議されるIR推進法案(カジノ法案)が成立した場合の患者増を心配する声もある。研究班の尾崎米厚(よねあつ)・鳥取大教授(環境予防医学)は「パチンコなど身近なギャンブルが、全国どこにでもあることが海外より率が高い原因ではないか」と分析する。

 IT依存は、国際指標で「問題使用者」に当たる人が男性の4・5%、女性の3・5%に上った。若いほど高く、20~24歳は男性の約19%、女性の約15%が該当した。スマホの普及が影響しているとみられる。

 一方、飲酒は「1年間で1度でも飲んだ」という男性は約84%、女性は約63%で、10年前と比べて女性が横ばい、男性は約3ポイント下がった。だが、アルコール依存症の推計数は03年の83万人から増えた。樋口院長は依存症対策について、「啓発と学校などでの予防教育、治療や社会復帰のシステム作りが必要だ」と話した。【清水健二】

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 以上引用終わり。
 このような論調は「マッチポンプ」だという気がしないでもない。競馬だ、パチンコだ、スマホだ、酒だコンパだ・・と連日連夜騒ぎ立て煽っているのはマスコミでありメディアである。それでいて厚生省がなんたらかんたら能書きを垂れて「お仕事」っぽいことをすると、今度は「さあ大変だ。依存症大国だ!」と騒ぎ立ててフォロワーの上に更なるフォロワーを重ねて得ようとする。これがマスコミとメディアの「お仕事」なのであり、彼らはそれで高額な収入を得て生活の糧にしているのだ。「第四の権力」たる所以である。

 私自身この歳になる迄酒もギャンブルもインターネットも一通りやって来ている。自分としてはこれを病的依存症だなどとは思ったことはまず一度もないが、それらを全然やらない人の眼から見れば、あるいは病的に映ったかも知れないし依存症そのものに映ったかも知れない。周囲の人間に迷惑がかかるようなら自省し自己抑制しなければならないだろうが、自分一人の問題として解決出来る範囲内であれば殊更病的依存症呼ばわりされることはないだろう。昨日の話ではないが、どこかの国の総理大臣のゴルフ三昧などは私には殆ど病的依存症そのものに見える。お供に不人気No.1だった森元総理や、加えてこれも老害が指摘されているフジの元会長らを引き連れての行脚だから念が入っているではないか。

 この私が今「WEBに依存している」のだと言うのなら別に認めることに吝かではないが、なぜそうなるのかと言えば、これが私には一番安上がりな「消夏法」だからでありそれ以上でもそれ以下でもない。もっと涼しくこの夏を乗り切る安価な方策があったなら、私は今すぐにでもそちらに切り替えるだろう。貧乏人はどこへ行って何をしても暑いし「分不相応」の金がかかるのだ。要は「すべては金目でしょ?」というわけだ。ただでは涼むことさえ不可能だし、早い話トイレにだって困ることがある。それは野宿者たちを見れば容易に推察することが出来る。彼らが日常的に使うトイレはお世辞にもきれいだとは言えない。

 研究チームの調査によれば日本の成人男子のギャンブル依存度は他国と比べて群を抜いて高いのだそうだ。これはみんな余裕があってやっていることではないだろうが、だとしたら何故「借金の山に埋もれる」迄してド壷に嵌るのか。なぜそういう選択しか選ばない(選べない)のか。他にやることがないのか。「夢も希望も無いからいつ死んでもいい」とでも思っているのか。この国には人生に絶望したニヒリストばかりが棲息しているということなのか・・。

 ・・そういう国にまた新たに公営ギャンブルを設置しようとしているというのだからまさに「恐れ入り谷の鬼子母神」だ。競馬・競輪・競艇・パチンコ・・だけではまだ足りないというのだ。
 この国を差配している連中がなぜカジノ導入にかくまでも熱心なのか私なりには既に答えは出ている。
 彼らの基本理念は「貧乏人に金を持たせて置いてもろくなことには使わないのだから、だったら限度の限度迄有金を毟りとってしまっても可なり。それで公共事業でも興せばいい♪」ということなのだ。「食うて極楽食われて往生」(真宗系の教説)というのは何も家禽や家畜に限った話ではないのだ。

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