本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

平田オリザ。

2011-05-18 13:02:11 | 政治
平田オリザ(内閣参与)の韓国での発言が問題になっている。私はこの人間は管が「理工系出身の劇作家」ということで引っ張って来たのだったかな?と思ったがそれは別人で、鳩山内閣以来の民主党「(センキョ)演出担当」だったというのである。演出担当だからメディアがどう取り上げようと、本人は(管のために)良かれと芝居気たっぷりにしゃべった発言である。だから各メディアが「片言」を捉えて問題視したからと言って、枝野がそれを「知らなかった。本人に発言の趣旨と、それがどういう文脈で語られたのか確かめる」などと言うのは単なる逃げ口上に過ぎない。で、報道されたその内容だが「放射能汚染水の放出は線量も微少だったし、アメリカの強い要請を受けて流れたものだ」と笑いながら日本語で言っているもので、本人は恐らく管内閣を庇って「悪いのはアメリカだ。日本政府に罪は無い」と言いたかったのであって、普通そういう発言は「贔屓の引き倒し」と呼ばれるものである。それが見事に裏目に出たわけであるが、メディアの捉え方は私とは違って「日本政府の主体性」が無かった点を問題視している。これは問題の履き違えである。管が「俺が原発は一番詳しい」と個人プレーに走った結果が今回の大失態に繋がったとメディアは批判していた筈だ。それが今度は他国の助言を受容れる?となると「アメリカの言いなりだ。主体性がない」と逆のイチャモンをつけるのである。何でもかんでも文句さえつけていれば「世論の味方」の振りをしていられるのか!全く安直な奴らである。仮に当時のアメリカの助言が最善のものではなく不適切だったとしても、「じゃあ最初期の段階では何故他国の助言を無視したのか!?」という問題の説明には全然ならないわけで、逆に「その場凌ぎで行き当たりばったり」の政府~東電の対応を論証したに過ぎないことになる。彼はつまりは「自分は民主党のファンクラブだ!」と他国ではしゃぎまくっただけのお粗末な自称劇作家に過ぎないと私は思う。 . . . 本文を読む