フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

『神田川』を紐解く

2017-03-28 09:36:19 | 美しく生きるという事

頂いたコメントで気付いたことだ。

かぐや姫の神田川を完全に理解出来ずにいた。

あれは女性の側からのつぶやき。

それは解っても、

何故『怖い』と言う言葉が出てくるのか。

愛している(筈の)男の事が信じられないのか。

目の前の、

自分に微笑んでくれている男の事が。

 

男は変わらずに女を愛す。

だが、女はそんな男の心を疑い始める。

彼は私の事をこのままずっと愛してくれるのだろうか?

信じられない。

私はだんだん怖くなってきた。

彼が明日にでも

ここからいなくなってしまうのではないかと。

そうしたら私はどうしたらいいの?

そんな事受け入れることは出来ない。

あなたが私から去っていくくらいなら、

私の方から去っていく。

 

……という訳で、

女が怖れたのは、

男の心変わりではなく、

自分自身の心変わりだ。

あんなに愛したはずなのに、

目の前の男が、

ただのボンクラに見えてくる。

私の中の不安を知ろうともしないで、

ひたすら愛している愛している、

と唱えるこの男を、

私は今、捨てようと思った。

そう考えなければ、

この不安から逃れられないから。

 

全くの推測であるが、

世の中の恋愛事は、

全て女が制御しているんじゃないのかな~(笑)

 

因みに、男の浮気とか家出は、

心に闇を宿した女に恐れをなした臆病な男が単に逃げただけ。

だって、他にいい女がいたら、

家に鎮座している恐い女のとこに、

戻りたくなくなるでしょ?

 

and repeat

 

コメント (2)
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