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フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

”提案”ってどう?

2025-04-13 21:38:12 | 美しく生きるという事

4月になり、新年度を迎え、オババの社歴は8年目となった。

以前の会社は11年ほど在籍していた。

がんばっているな、わたし、と思うと同時に、

私を雇ってくれた今の会社には感謝しかない。

いろいろな事を感じるが、それでも雇用してくれてありがとうございます、と言うことは

常に肝に銘じている。

本当にラッキーだった。

 

そして、かなりの年齢になったオババは子ども達も巣立った今、

老後をどうやって生きて行くか悩んでいる。

この家をどうにかしたいが、その知恵がないので本を買って参考にしようかと考えたが、

それは、もう誰かがやっていること。

会社にもコンサルタントがいて、

『○○はどうでしょうか?』と提案してくれるのだろうが、

提案って何?と思う。

それはあなたの考えでしょう?私に合うかどうかは分らない。

確かに魅力的ではあるけれども、 

誰かが考えた商品を提示されてそれに乗っかって、

いかにも私も優れた人間であるかのように生きるのは癪である。

あれこれ選んで身につけて時代の先頭を走っているつもりでも、

誰かが仕掛けたものに乗せられているだけなのだ。

それが癪。

自分で考えていないでしょ?

いつだって自分の身の回りにある誰かが作った物を提案されて『選んで』、

(この場合『選ばない』という選択はない。選ばざるを得ない)、

選ばされているのに自分が選んだと思い込んで生きている。

そこから抜け出したいけど、私は自給自足の方法を知らないから、

雇用されて賃金を貰い、お店で生きるための物を買うしかないのだ。

スーパーも提案だ。

うちの周りには何軒かのスーパーがあり、一軒にいけばすべてまかなえるのに、

気にいった一軒ですべてまかなえないからあちこち行く。

それも提案だ。

提案に勝つ方法はないものだろうか?

提案されない生き方は出来ないものだろうか。

 

 

 

 

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