フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

数年前のうつっぽい症状の話

2018-02-18 20:52:03 | 美しく生きるという事

それは2010年の秋の事。

子どもの部活動での保護者としての応援活動と、自分の仕事で忙しくも充実している時間を過ごしていたはずでした。

仕事は土日休みだったので、応援活動がない時は家でのんびりしたり、どこかへ出かけたりしていました。

いつからか予定のない休みの日は、ひるごはんを終えると起きていられなくなりベッドに横たわるようになりました。

体がだるく眠れるのです。

平日は家にいませんから、たまった家事を休みの日に片付けるのが当たり前だったのですが、それが出来なくなりました。

片付けよりも睡眠を優先しました。

あたりが薄暗くなる頃ベッドから起きだして夕御飯の支度にとりかかります。

眠ったせいかすっきりして、今ならたまっている家事をどんどん片付けて行けそうです。

でも夕方のせわしない時間帯です。片付け出したら夕飯が作れない。だからたまったまま手を付けられません。

少し前までは土日、朝起きてから夜寝るまで起きていられました。

でもその時は、日中少しでも睡眠をとるために、睡眠をとるために目の前の家事を片付ける、という感じでした。

昼寝ても、夜もちゃんと寝られました。それは不思議な事でした。

平日は会社には行かれていました。

もし会社がなかったらと考えるとぞっとします。

朝もだるかったのですが、とにかくあそこに行きさえすれば何とかなる、

その一心で日々を過ごしていました。

しかし土日動かない生活になったせいか、ウエスト周りが明らかに太くなってきました。

ああ、まずいことになった。

でも眠くてたまらないので、睡眠を何よりも優先してしまう生活は続きました。

そんな生活が半年近く続いた三月上旬。

これはいかん!

土曜日に何か予定を入れなければ。

いやでも起きていなければならない状況を作り出さねば。

それで新聞の折り込み広告を見て、とある習い事をすることにしたのでした。

それは功を奏しました。

家族を巻き込んでの行動で、私は土日、起きていることが出来るようになりました。

あの半年は一体何だったのだろう?と考えます。

体の変調だったのでしょうか。

今から思うとあの辺りから生理の周期が崩れていったようです。

そんなことがありました、というお話でした。

 

 

 


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1 コメント

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それ (黒にし)
2018-02-20 18:24:06
更年期障害の始まりって、「朝イチ」で言ってたね〜(^^)
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