3町661人が門出
新成人企画の記念行事
タウンニュース
昨年の記念のつどいの様子=大磯町
大磯・二宮・中井3町で661人(男性346人・女性315人)
の若者が、晴れて大人の仲間入りをする。中井町では1月
13日(日)、大磯町と二宮町では成人の日の14日(月・祝)に
祝賀行事が催される。
大磯町
県が実施した調査(2018年11月12日)のまとめによると、
大磯町の新成人は300人(男性147人・女性153人)。
町主催の成人式と新成人で構成する実行委員会が企画した記念
のつどいが、大磯プリンスホテルで午後1時30分から開かれる。
思い出写真のスライド上映やティーパーティーなど。今年も
着物の着くずれを直すボランティアが協力する。記念品はステ
ンレス製マグカップ。
二宮町
267人(男性153人・女性114人)が成人式を迎える。
祝賀会は生涯学習センターで午前11時から。新成人代表が
「二十歳の決意」を発表するほか、家族からの手紙の紹介、
立食形式の懇談会などが予定されている。
中井町
昨年と同数の94人(男性46人・女性48人)の若者が新たな門出
を迎える。成人のつどいは農村環境改善センターで午前10時
開始。実行委員会の推薦を受けた男女1人ずつの代表者が今後
の抱負や夢などを語る。記念品はマフラータオル。
県内の新成人は9万1639人(男性4万7511人・女性4万
4128人)で、前年比876人増。新成人が生まれた当時の
出来事には、小渕内閣発足、夏の甲子園の松坂旋風、サッカー
W杯日本初出場などがあった。
平成元年の6割に減少
少子化の影響で新成人の人数も年々減少傾向にある。平成最後
の年となる今年(平成31年)と平成元年の人数を比較すると、
当時の6割程度に減っていることがわかる=表。
平成元年の新成人は3町併せて1164人。当時と比較すると
大磯町は42%減、二宮町は47%減、中井町は35%減となっている。
なお30年前のこの時、大磯町の記念品は新成人がデザインした
テレホンカードだった。
伝統の火祭り「左義長」
大磯 北浜海岸で13日
タウンニュース
燃え盛る炎で団子を焼く人々(昨年)
国の重要無形民俗文化財にも指定されている大磯町の「左義長」
が、1月13日(日)に北浜海岸で開かれる。藁や竹に正月飾り
などをくくり付けた高さ7〜8メートルの「サイト」9基に
火を点けて、炎であぶった団子を食べることで1年の無病
息災を祈る。
左義長は、北浜海岸沿いの下町9地区で小正月に行われる
道祖神の火祭り。1年の家内安全や無病息災を道祖神(セエ
ノカミサン)に祈り、円錐形をした9基のサイトにその年の
恵方から一斉に点火する。サイトが勢いよく燃え上がり、
火の粉を舞い上げて日没後の海岸を照らす光景を見ようと、
毎年多くの住民や観光客で賑わいをみせる。
サイトヘの点火は午後6時30分を予定。炎が先端のオンベ
竹に達すると恵方の方角にサイトが倒される。続いて勇ま
しいふんどし姿の男たちが疫病神を封じ込めた「仮宮」を
海と陸から綱で引き合う「ヤンナゴッコ」が行われ、盛り
上がりは最高潮に達する。また「サイトの火で焼いただん
ごを食べると1年間風邪をひかない」という言い伝えにち
なみ、会場周辺ではだんごと竹竿のセットも個数限定で
販売される。
存続に向けて
400年近い歴史を持ち、大磯で晩年を過ごした文豪の島崎
藤村も魅了されたという伝統行事だが、近年は材料費の高騰
による資金難や高齢化に伴う担い手の減少で存続を危ぶむ声
も出ている。
その中で左義長を後世に伝えていこうという支援の動きもある
して売上の一部を開催費に充当。NPO法人大磯だいすき倶楽
部では、観光案内所などで左義長の保存に500円以上の寄付
をした人に福銭入りの「左義長木札」を進呈しているほか、
外国人観光客を対象にしたツアーを実施する。保存会の芦川
博昭会長は「地域の老若男女全員が参加する無形文化財は珍
しく貴重。大切に守っていきたい。いわゆる『どんど焼き』
以外にも様々な行事が行われるので、併せて見てもらうと
奥深さが楽しめます」と話している。
問い合わせは大磯町観光協会【電話】0463・61・3300。
華やかに吊るし雛
二宮の3会場で巡回展
タウンニュース
雛の吊るし飾り(昨年の様子)
早咲きの菜の花の開花時期に合わせて、「雛の吊るし飾り展」
が二宮町内3会場で順次開かれる。
町民ボランティア団体・グリーンにのみやプロジェクトの主催
で、今年で10回目。娘の健やかな成長と幸せを願い、正絹の
端切れを使って縫い上げた愛らしい布細工を会場いっぱいに
飾る。
古民家ふるさとの家で1月12日(土)から15日(火)まで。
1月26日(土)と27日(日)は知足寺、2月9日(土)から
12日(火)までは川勾神社に展示する。時間はいずれも午前
10時から午後3時30分まで。入場無料。
同プロジェクトでは関連イベントのウォーキングツアーも
2月9日に実施する。JR二宮駅北口に午前9時30分集合。
吾妻山公園で菜の花を観賞して旧東海道と鎌倉古道を散策、
吊るし飾りを見学する。参加費500円。
申し込みと問い合わせは
二宮町観光協会【電話】0463・73・1208。
雛の吊るし飾り展
2019年1月12日〜2019年1月15日
10:00開始 〜 15:30終了
知足寺会場1月26日~27日、川勾神社会場2月9日~12日
神奈川県二宮町古民家ふるさとの家
費用:無料
問い合わせ先:二宮町観光協会
TEL:0463-73-1208
https://shonan-ninomiya-kankou.com/
「椿まつりへ来てね」
大島へ高速船も 横須賀と藤沢
1/11(金) カナロコ
伊豆大島椿まつりをPRする椿の女王ら
=横須賀市役所
毎春恒例の「伊豆大島椿(つばき)まつり」の開催を前に、
椿の女王とミス大島らが10日、神奈川県横須賀、藤沢市
役所を訪れ、島の魅力をPRした。まつりは27日から
3月24日まで開かれ、約300万本、千種を超えるツバキ
が島を彩る。
期間中には、久里浜と江の島発着の高速ジェット船が運航。
島内ではオープニングセレモニーをはじめ、椿の女王コン
テスト、夜まつりなどのイベントが予定されている。
横須賀市役所で上地克明市長を表敬した、椿の女王の石田
結愛さん(20)は「島内で行われるさまざまなイベントも
楽しんでほしい」、ミス大島の山田芹香さん(26)は
「晴れた日に遠くに見える富士山を背景にしたツバキは
絶景です」とそれぞれ語った。
ジェット船は期間中、久里浜から毎日運航。江の島からは
2月13、14の両日に臨時便が出る。
問い合わせは、大島観光協会電話04992(2)2177、
高速船は東海汽船電話03(5472)9999。
千葉・館山から伊豆大島へ高速船
2、3月運航 「両方の観光楽しんで」
1/9(水) 千葉日報オンライン
東京・大島町合同のキャラバン隊 三辻利弘町長やミス大島
の山田芹香さん、椿の女王の吉岡綾乃さん、たてやま・
ポートシスターズの江川舞さんら
2月から3月にかけて千葉県館山市に寄港する高速ジェット船
の運航に合わせて観光客を誘致しようと、同市と東京・大島
町合同のキャラバン隊が8日、千葉日報社を訪れた=写真。
今月27日から3月24日まで開かれる「第64回伊豆大島椿
(つばき)まつり」をPRした。
東京・大島町の三辻利弘町長やミス大島の山田芹香さん、
椿の女王の吉岡綾乃さん、たてやま・ポートシスターズの
江川舞さんらが訪問した。
高速ジェット船は東海汽船が運航。2月2日からの期間中は、
館山-大島の往復切符を通常価格より約7割安い2980円で
販売する。同社担当者は「館山も伊豆大島も観光シーズン
を迎えるこの時期に両方の観光を楽しんで」と話した。
新成人企画の記念行事
タウンニュース
昨年の記念のつどいの様子=大磯町
大磯・二宮・中井3町で661人(男性346人・女性315人)
の若者が、晴れて大人の仲間入りをする。中井町では1月
13日(日)、大磯町と二宮町では成人の日の14日(月・祝)に
祝賀行事が催される。
大磯町
県が実施した調査(2018年11月12日)のまとめによると、
大磯町の新成人は300人(男性147人・女性153人)。
町主催の成人式と新成人で構成する実行委員会が企画した記念
のつどいが、大磯プリンスホテルで午後1時30分から開かれる。
思い出写真のスライド上映やティーパーティーなど。今年も
着物の着くずれを直すボランティアが協力する。記念品はステ
ンレス製マグカップ。
二宮町
267人(男性153人・女性114人)が成人式を迎える。
祝賀会は生涯学習センターで午前11時から。新成人代表が
「二十歳の決意」を発表するほか、家族からの手紙の紹介、
立食形式の懇談会などが予定されている。
中井町
昨年と同数の94人(男性46人・女性48人)の若者が新たな門出
を迎える。成人のつどいは農村環境改善センターで午前10時
開始。実行委員会の推薦を受けた男女1人ずつの代表者が今後
の抱負や夢などを語る。記念品はマフラータオル。
県内の新成人は9万1639人(男性4万7511人・女性4万
4128人)で、前年比876人増。新成人が生まれた当時の
出来事には、小渕内閣発足、夏の甲子園の松坂旋風、サッカー
W杯日本初出場などがあった。
平成元年の6割に減少
少子化の影響で新成人の人数も年々減少傾向にある。平成最後
の年となる今年(平成31年)と平成元年の人数を比較すると、
当時の6割程度に減っていることがわかる=表。
平成元年の新成人は3町併せて1164人。当時と比較すると
大磯町は42%減、二宮町は47%減、中井町は35%減となっている。
なお30年前のこの時、大磯町の記念品は新成人がデザインした
テレホンカードだった。
伝統の火祭り「左義長」
大磯 北浜海岸で13日
タウンニュース
燃え盛る炎で団子を焼く人々(昨年)
国の重要無形民俗文化財にも指定されている大磯町の「左義長」
が、1月13日(日)に北浜海岸で開かれる。藁や竹に正月飾り
などをくくり付けた高さ7〜8メートルの「サイト」9基に
火を点けて、炎であぶった団子を食べることで1年の無病
息災を祈る。
左義長は、北浜海岸沿いの下町9地区で小正月に行われる
道祖神の火祭り。1年の家内安全や無病息災を道祖神(セエ
ノカミサン)に祈り、円錐形をした9基のサイトにその年の
恵方から一斉に点火する。サイトが勢いよく燃え上がり、
火の粉を舞い上げて日没後の海岸を照らす光景を見ようと、
毎年多くの住民や観光客で賑わいをみせる。
サイトヘの点火は午後6時30分を予定。炎が先端のオンベ
竹に達すると恵方の方角にサイトが倒される。続いて勇ま
しいふんどし姿の男たちが疫病神を封じ込めた「仮宮」を
海と陸から綱で引き合う「ヤンナゴッコ」が行われ、盛り
上がりは最高潮に達する。また「サイトの火で焼いただん
ごを食べると1年間風邪をひかない」という言い伝えにち
なみ、会場周辺ではだんごと竹竿のセットも個数限定で
販売される。
存続に向けて
400年近い歴史を持ち、大磯で晩年を過ごした文豪の島崎
藤村も魅了されたという伝統行事だが、近年は材料費の高騰
による資金難や高齢化に伴う担い手の減少で存続を危ぶむ声
も出ている。
その中で左義長を後世に伝えていこうという支援の動きもある
して売上の一部を開催費に充当。NPO法人大磯だいすき倶楽
部では、観光案内所などで左義長の保存に500円以上の寄付
をした人に福銭入りの「左義長木札」を進呈しているほか、
外国人観光客を対象にしたツアーを実施する。保存会の芦川
博昭会長は「地域の老若男女全員が参加する無形文化財は珍
しく貴重。大切に守っていきたい。いわゆる『どんど焼き』
以外にも様々な行事が行われるので、併せて見てもらうと
奥深さが楽しめます」と話している。
問い合わせは大磯町観光協会【電話】0463・61・3300。
華やかに吊るし雛
二宮の3会場で巡回展
タウンニュース
雛の吊るし飾り(昨年の様子)
早咲きの菜の花の開花時期に合わせて、「雛の吊るし飾り展」
が二宮町内3会場で順次開かれる。
町民ボランティア団体・グリーンにのみやプロジェクトの主催
で、今年で10回目。娘の健やかな成長と幸せを願い、正絹の
端切れを使って縫い上げた愛らしい布細工を会場いっぱいに
飾る。
古民家ふるさとの家で1月12日(土)から15日(火)まで。
1月26日(土)と27日(日)は知足寺、2月9日(土)から
12日(火)までは川勾神社に展示する。時間はいずれも午前
10時から午後3時30分まで。入場無料。
同プロジェクトでは関連イベントのウォーキングツアーも
2月9日に実施する。JR二宮駅北口に午前9時30分集合。
吾妻山公園で菜の花を観賞して旧東海道と鎌倉古道を散策、
吊るし飾りを見学する。参加費500円。
申し込みと問い合わせは
二宮町観光協会【電話】0463・73・1208。
雛の吊るし飾り展
2019年1月12日〜2019年1月15日
10:00開始 〜 15:30終了
知足寺会場1月26日~27日、川勾神社会場2月9日~12日
神奈川県二宮町古民家ふるさとの家
費用:無料
問い合わせ先:二宮町観光協会
TEL:0463-73-1208
https://shonan-ninomiya-kankou.com/
「椿まつりへ来てね」
大島へ高速船も 横須賀と藤沢
1/11(金) カナロコ
伊豆大島椿まつりをPRする椿の女王ら
=横須賀市役所
毎春恒例の「伊豆大島椿(つばき)まつり」の開催を前に、
椿の女王とミス大島らが10日、神奈川県横須賀、藤沢市
役所を訪れ、島の魅力をPRした。まつりは27日から
3月24日まで開かれ、約300万本、千種を超えるツバキ
が島を彩る。
期間中には、久里浜と江の島発着の高速ジェット船が運航。
島内ではオープニングセレモニーをはじめ、椿の女王コン
テスト、夜まつりなどのイベントが予定されている。
横須賀市役所で上地克明市長を表敬した、椿の女王の石田
結愛さん(20)は「島内で行われるさまざまなイベントも
楽しんでほしい」、ミス大島の山田芹香さん(26)は
「晴れた日に遠くに見える富士山を背景にしたツバキは
絶景です」とそれぞれ語った。
ジェット船は期間中、久里浜から毎日運航。江の島からは
2月13、14の両日に臨時便が出る。
問い合わせは、大島観光協会電話04992(2)2177、
高速船は東海汽船電話03(5472)9999。
千葉・館山から伊豆大島へ高速船
2、3月運航 「両方の観光楽しんで」
1/9(水) 千葉日報オンライン
東京・大島町合同のキャラバン隊 三辻利弘町長やミス大島
の山田芹香さん、椿の女王の吉岡綾乃さん、たてやま・
ポートシスターズの江川舞さんら
2月から3月にかけて千葉県館山市に寄港する高速ジェット船
の運航に合わせて観光客を誘致しようと、同市と東京・大島
町合同のキャラバン隊が8日、千葉日報社を訪れた=写真。
今月27日から3月24日まで開かれる「第64回伊豆大島椿
(つばき)まつり」をPRした。
東京・大島町の三辻利弘町長やミス大島の山田芹香さん、
椿の女王の吉岡綾乃さん、たてやま・ポートシスターズの
江川舞さんらが訪問した。
高速ジェット船は東海汽船が運航。2月2日からの期間中は、
館山-大島の往復切符を通常価格より約7割安い2980円で
販売する。同社担当者は「館山も伊豆大島も観光シーズン
を迎えるこの時期に両方の観光を楽しんで」と話した。