夫がアルツハイマーになって、3、4年。

『物忘れ』ほ恥じることではない。
分からないことがあれば、私が教えてやるから。
一人じゃ不安でも、二人三脚で楽しくやっていこうよ!
そう言い続けてきた。 



この頃になって、
夫は自分の『病気』を半分位受け入れられてきた、気がする。 

気軽に、恥ずかしがらず、
忘れたこと、理解できないことを聞いてくれるようになった。
私を煩わせることを気にするたびに、
二人三脚で行こうよ。 

そう励ました。
私を頼るようになったのは、私がそう仕向けたからだ。
が、
「私がいなきゃ何も出来ない」状態になっていっている。 

これって・・・子ども返り?

今夜、
私は気分がすぐれず、夕食を用意して自分は食べずにいた。
夫は気づかってくれ、一人で夕飯を済ませた。
いつもなら、
食べ終わってすぐに洗い物をしてくれる。
今夜もテレビの前のソファーに座り、
テレビを見ながら寝落ち。

流しに行ってみると、食べた食器がそのまま。

要するに、
私がいるから毎日のルーティンをこなしている?
これから益々『二人三脚』で尻を叩き、
引っ張って行かなきゃな、って思った。
寝ている夫の側で寝ているももに、癒される。

