義姉に請われ、兄に手紙を書いた。 ✉️
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兄の入院生活も五ヶ月に及び、 🏥
ICU室を出たとはいえ、
未だにチューブにつながれた状態、らしい。 
気管を切開してあるので、声が出せず、
筆談で意思の疎通を図っている。 📝
ありがたいことに(だかどうか分からないが)、
頭はしっかりしていて、テレビを見て楽しんでいるようだ。 📺
で、
義姉が今頃になって気がついた。
面会はできないけど、
手紙に差し入れは出来ることを。 😳
少しでも兄の気がまぎれることなら、と、
私にも書いて欲しいと言ってきた。🙏
「老眼鏡を掛けられないので、フェルトペンで大きく書いてね。」
早速、便箋を取り出した。
数十年前に、
出先で買い求めた和紙の素敵なものが出てきた。🗂
もう何年も封書の手紙を書いたことがない。 
切手も何種類か出てきた。
値上がりの度に買い足し、
不足分の切手もある。
今の料金は、いったいいくらなんだろう？
罫線二行を使って、フェルトペンで大きめに書いた。
兄は、
「こんなに大きく書かなくとも、読めるわ！」
って思うかなぁ。 
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