すごい人達が、いたものだ

『天地明察』を、読み終えた。
久々に、
感動に涙した。🥺💧

こんなにも素晴らしい人達が、いたんだ！
という驚きと、感動に。

作者の意図かどうか？
主人公は、“弱々しく” 書かれてある（気がする）。

素晴らしい才能の持ち主ではあるが、
純粋な気持ちで、素直で、謙虚で。
だから周りの人たちに、愛され。 😃

私は、
主人公の偉業もさることながら、
それを成し遂げるようにサポートする人々。
その凄さに、驚かされた。

こんな凄い人達が、いたんだ・・・ 😳

まずは、
その時代の数学の知識人達。
『和算』という、
日本独自の数学を確立されようとしていた時期。
数学には疎い私だが、
今の数学の定義(？)や解き方と同様な考え方が、あった（のだと思う）。

それを、
興味がある者は、
町人であれ誰であれ、
学ぶ機会があったことも、

主人公に、
偉業を成すよう命じる名君がいたこと。
その名君の、
名君といわれる所以を知ると、
知らないことが、多すぎる。

そして、
知識や学問だけではなく、
それを説く人の、
周りを見渡し、思いやる心。
時として、
世の為、人の人生をも奪う覚悟で大事を成す気概。

そんな人達がいた、あの時代。
フィクションも織り交ぜた小説ではあるが、
私は、
全てそう何だ、と信じてしまう。

歴史的な偉業を成した主人公は、
純粋な “学者バカ” で、
同じような友に恵まれ、
協力者に恵まれ、
立派な支援者に恵まれた。

実際問題、
私には、
その偉業が、なんで偉業なのか？
とても理解できないのだが・・・

そんな私の『読書感想文』
スルーしていただきたい。