会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

調査捕鯨中止

2014-04-14 09:49:50 | いろんなこと
国際司法裁判所は、現在の形での調査捕鯨活動の中止を言い渡した。

こんな報道が先日ありました。

日本は古来から捕鯨をしてきました、そして獲った鯨をまったく無駄にすることなく活用してきました、重要な日本の文化の一部でした。

戦後、国民が食糧難に瀕し特に子供たちの体位向上のための栄養源としてなくてはならないものだったのです、実際小学校の給食にはよく鯨の竜田揚げが出たもので大根おろしと相まって大好きな食べ物でした、町では鯨肉を売っているところを見たことはありません、だから鯨の竜田揚げが待ち遠しくて仕方なかった記憶があるのです。

国際司法裁判所の今回の決定に関しWeb上ではいろいろと意見が飛び交っています、多くは「牛や豚はよくてなぜ鯨はダメなのか」というものです。

でもこれはちょっと違うなと感じるのです、基本的に牛や豚は食べるために家畜として計画的に「生産」するものですが鯨は完全に自然界に生きている動物、比較するべきではないのです。

自然のものだから獲るな、というのももちろん行き過ぎな言い分で秋刀魚や鰯はどうなの?ということになるのです。

とかく欧米各国は自分たちに馴染まない文化を半ば力づくで排斥しようとすることが多いのも事実、今回はその典型のような気がしてならないのです、根底には白人至上主義があるのではないでしょうか?でも先住民の捕鯨は食料だからよいとしています、果たしてそうなのか?これは単なる選挙対策に見えるがどうなのでしょう?

日本政府は今回の決定を不本意ながら受け入れるというのです、これも仕方ないことかなと思います、ただ捕鯨を止めることで鯨が増え、普段食料としている一般の魚の漁獲量に影響が出ないとも将来的にないとも言えない気がするのです。

でもその期に及んでもオーストラリアを代表する反捕鯨国は捕鯨に反対するのでしょうか?おそらく言を左右に詭弁を弄してでも反対するでしょう、彼等には鯨を食とする文化はないしカンガルーや牛、豚さえあればよいのですから。

今回の決定は先住民は例外だという、つまり日本の文化だけが否定されたことになるのです、先住民は欧米の国民、つまり日本だけを叩くためだけの決定と穿って見てしまうのは私だけではないでしょう。

タイムスクープハンター「大江戸入れ歯事情」

2014-04-14 08:55:32 | いろんなこと
という番組をNHKでやっていたので観た、信念を曲げず正義を貫くところに清清しさを感じました。

「医は仁術」とはこんなことを言うのでしょうか。

お金のある人たちからは高すぎると思われる代金を取り、その上前をお金のない人たちのために配る歯磨き粉や歯磨き用の道具に当てる、そして歯を大切にする啓蒙活動を促進する。

昨今の医者、特に歯医者に関しては未だに旧来の、ほとんど説明もなく勝手に削り始める輩がまだいるらしいですね、横暴といっては言い過ぎでしょうか?

先月の半ばから詰めた金属が舌に触るので引越し後にすぐ行ける様に引越し先の向かいのビルの歯医者に世話になりました、実はここ、ある土曜日、嫁の歯がのっぴきならない状態になって治療をしてくれる歯医者を探し回っていて私が「ここ、やってるみたいだぞ」と見つけたところでした。

嫁いわく、丁寧で説明もちゃんとしてくれてしかも仕事がとても早くほとんど待たされないと言っていたからです、確かにそうで待合室も椅子がたったの三つあるだけでほとんど待たされずに済みました。