MP3CDをフォルダー構造を保ったまま作りたいと先週の3連休を潰しましたが出来なくてべた焼きしました。
でも涙ぐましい努力の結果ついに,遂にフォルダー構造を保ったままMP3ファイルをCD-Rに焼くことが出来たのです、焼いた曲の数はなんと177曲、フォルダーの数は18という膨大な量。
Bose Wave Music System はどう見てもいわゆるラジカセ、でも出てくる音は「俺をそこらにある安物のラジカセと一緒にするな」と主張しているようです、でももったいないが使い方としてはBGM的に使いたいとも思います、ハード・ディスクでも入っていれば「wave」ファイルのままで再生したいところですがそこは一歩譲ってMP3CDを作ってそれを鳴らそうと思って始めたのが今回のプロジェクト(と言うほどのものか?)なんですけど・・・。
ということで顛末を・・・。
先週の3連休で「iTunes」でも「Windows Media Player」でもフォルダー構造のまま焼くことはできないことがわかりました、出来るのかもしれないですが貴重な時間を無駄にするだけなので諦めたというのが正直なところです。
先週いろいろ調べていくうちに「データ」として焼けばいいことは分かっていたのですが「iTunes」や「Windows Media Player」ではその項目はあるのにフォルダー情報が取っ払われてしまうのです、そこでそれらを使わないでフォルダーをまとめてCDドライブへドラグ&ドロップをやってみたのです、すると一瞬でコピー終了、フォルダーを覗いてみるとファイルが見えます、なんだ簡単じゃないかとこれを Wave Music System にくわえさせる、でもアカンベーと吐き出されてしまいました。
おかしいと思いました、あんな大量のファイルが一瞬でコピーできるわけがないのです、試行錯誤の結果以下の方法でやっとMP3CDを作ることができました。
まず上の画像のようにMP3ファイルを
「Switch Sound File Converter」等を使って変換、用意します。
曲が用意できたらCD-RWをドライブに放りこむ、失敗してもいいようにCD-RではなくここはCD-RWを使うことを強く強く薦めます、CD-Rが安くなったとは言えタダではありません、すると上ようなダイアログが出ますがこれは閉じます。
CDドライブをダブルクリックすると上の画面のようなダイアログが出るので「フォーマットのオプションを表示する」を選択します、ただしWindows7では下の画面に飛びます。
このダイアログでは「ライブファイルシステム」に標準でチェックが入っていますがこれを選んではいけません、「マスタ」にチェックを入れて「次へ」。
ダイアログが上のようになりここに画面のように楽曲をフォルダーごとドラグ&ドロップします、なおすでに「desktop.ini」というちっぽけなファイルが出来ていますが少しでもCD-Rを有効活用するためにこのファイルは削除しておいても問題ありません。
これでまずCD-RWにリンクが貼られます、これを私はコピーされたと勘違いしてしまったわけ(恥)、そして「ディスクに書き込む」をクリック。
ここで必要なら作ろうとするディスクに名前を付け、「次へ」。
ここで多くの人が「ああ、勘違い」して「音楽なんだから」と「オーディオCDを作成する」にチェックを入れてしまいそうですがこれだと最長80分の普通のCDしか作ってくれないのです、上のように「データCDを作成する」を選びます。
この画面で待つことしばし・・・、ファイルがすべて収まれば終了!
不幸にも収まりきれなかった場合は上のような無粋なダイアログが出、アッカンベーをされます、「iTunes」や「Windows Media Player」なんかはあぶれたファイルがこれだけあり、このファイルは別のディスクに・・・みたいな親切な設計になっていますが・・・、いずれにしても曲を削って収まるように調整を余儀なくされます、なおWindows7では収まりきれないときは即座にこの画面になります。
こんな作業が必要になるのでしつこく書きますが必ずCD-RWで完成品を作ること!それに納得が行ったらこのCD-RWからCD-Rにイメージ・コピーをすべきです、いずれにしても膨大な時間が必要なことは分かっていただけるでしょう。
ところで取捨選択の過程であることに気がつきました、べた焼きだと容量一杯焼けますがフォルダー構造を踏襲したままだとどうやら数曲削らないと入りきれないらしいこと、この場合700MBのメディアでも650MB前後が上限のようです、多分ファイル管理のためのエリアが余計に必要になるのだと思います。
「Super TagEditor」これはMP3のタグ情報を編集するソフト、これを使うとたとえばファイル名がそのまま無粋なトラック名表示になるのを変えられます、
「01-You've Got A Friend.mp3」を「You've Got A Friend」みたいに。
今回のプロジェクト(ってほどじゃないだろ)をやってみて思ったことは「ここまではやるけど後は知らん」的にOSも含めてそれぞれのソフトが連携を考えていないこと、「iTunes」や「Windows Media Player」だけでは意図したCDが作れずOSの機能だけではカット&トライを何度も繰り返さなければならずかなりの労力が必要になる事がわかりました。
結局はOS標準の機能(と言うほどのものでもないが)の基本中の基本であるドラグ&ドロップだけで済んだ話でした、でもそこに行き着くまでのことを考えると情けないやら腹立たしいやら・・「基本中の基本だから説明なんかいらんだろ」ということなのでしょうか?
パーソナル・コンピュータのどこがパーソナルなんだ!と半ば腹が立ちました、おそらくお金を出せば至れり尽くせりのソフトがあるのでしょうがそんなお金はないのですよ。
とにもかくにも目的は達成したので同じように悩んでいる方々の参考になればいいと思います。
これも四苦八苦して作ったMP3CDを Wave Music System で聴きながら書いているところです。
それから、画像のリンクを貼るのがやたら面倒なんですけどもっと簡単にスマートに出来ないの?「goo」さん。
これ書くのに何時間かかったと思ますか?ったくー。