祝！成人。

ウォーキングの帰り、晴れ着を着た女性とその母親らしい人が前を歩いていました、追い越しざまに「成人式ですか？」と声をかけおめでとうございますとお祝いを述べるとふたりとも本当に嬉しそうでした。

運動公園でも何組か見かけました、明日は成人の日、今日はこの町の成人式なんですね、私達がそうしてもらったように思わず声をかけてみたのです、風もなく日差しも優しいとても好い天気です。

色々な思いが込み上げてきました、彼女、彼等はこれからいろいろなことを経験するのですね、おめでとうございます。

12人の優しい日本人

こんな映画を観ました、大分前に「12人の怒れる男」というヘンリー・フォンダ主演の映画も観たことがあり、TV版のドラマも観たことがあります。

どちらも素晴らしい、今回観たものは題名から、そして三谷幸喜という名前からすぐにパロディーだと分かりました、ですがこれもとても素晴らしいものでした。

まだ裁判員制度が導入される前の映画でしたがもし日本に「陪審員制度」が導入されたらという発想で作られた映画のようです。

幸いにも指名を受けたことはまだありませんがそうなった場合、正しい判断が法の素人である自分にできるのか？全く分かりません、ましてやそれが人を殺めた事件だったとしたら・・・、考えるだけでも恐ろしくさえあります。

評決が有罪だったとしてその量刑が極刑だったとしたら人の生き死にを決めてしまうことになるわけです、指名されないように祈るばかりです。

年賀状

昨日、一昨日辺りから年賀状の返信が届き始めました、最後に年賀状を出したのはいつだったかさえ覚えていません、おそらくは30数年前です、筆不精が祟りそれでも欠かさず40年以上私に賀状を送ってくれる友人がいます、佐渡ヶ島出身で現在は新潟に住んでいます。

彼には結婚披露宴にも呼ばれました、「佐渡まで来いとは言わないけど新潟まで来てくれないかなあ」と、式は佐渡で挙げて新潟には彼の友人も多く住むので別に同世代の人間だけで開いたのです、その友人たちにも本当に歓待されました、もちろん私の結婚式に出席を請いはるばる新潟から馳せ参じてくれました。

新潟は父の出身地、そんな縁もあったのでしょう、うまが合ったのです、筆不精をしていた埋め合わせには到底なりませんがそれを含めて縁のあった人たちに年賀状でも書こうかと思い立ちそれぞれの、特に高校の同級生を中心に20枚ほどを書いて出したのです、さすがにすべてを手書きできず、決まり文句や住所は印刷しましたが必ず直筆で短く文を付け加えました。

下手な字しか書けませんが字を書くことは嫌いではありません、子供の頃は毛筆を習っていましたがあの少し鼻を突くツンとした墨の香りが堪らなく懐かしいのです、今朝のウォーキングの帰りにふとそんなことを思いました。

ついうっかりというか知らなかったこと。

BD-RにPCで書き込みをしようとしたらなぜか出来ません、原因がなかなか分かりませんでした、実はすでにラベル印刷をしてしまったのでどうしてもこのBD-Rに書き込みたかったのです、プロパティを見ても空き容量はまるまる残っています。

ひょっとして、と思いTVに繋いであるBlu-ray-HDDレコーダーに入れたら普通に書き込めそうです、要するに一度Blu-ray-HDDレコーダーにセットしたことがあるかも知れないのです。

実はBlu-ray-HDDレコーダーに空のDVD-RをセットするとVR形式かVideo形式でフォーマットするかを訊いてきます、ところがBD-Rをセットした場合はいきなりフォーマットされてしまうのです、つまりデータを記録していなくてもBlu-ray-HDDレコーダーでフォーマットされるとPCでは記録ができないらしいのです。

Blu-ray-HDDレコーダーにせめて「フォーマットするが良いか？パソコンでは記録できなくなる」みたいに表示ぐらい出してくれてもいいと思うのです、尤もTV番組しか録画しない人にとっては関係のない話ですけど。

ベラ・チャスラフスカ

この名前に聞き覚えがある方も多いことでしょう、夕べNHKでドキュメンタリーを放送していたので録画して先ほどまで観ていました。

1964年の東京オリンピックでの印象は強烈なものでした、綺麗というよりは美しい、名花そのものでした、10点満点を連発したのは凄かったです、ロサンゼルス大会での10点満点の大安売りとはレベルが違います。

生々流転の人生を生き抜いていたことがよく分かりました、人生の頂点とどん底を経験してきたのです。

現在72歳、番組の最後で家の中から踊りながら庭に出ましたが実に優雅で最後にはペタッと大地に前後に足を開いて現役時代を彷彿させるフィニッシュを見せてくれました、このとき庭には雪が積もっていたのです、しかもそこを裸足で。

確かに体型はあの年配のヨーロッパのご婦人方の体型ですが歩く姿が実に若々しく、無理にそれを装っていないのです、街中でたまに見かけますが私は元気で若いんだとばかりに歩いているご婦人がいます、そんな人ほど無理してるなと感じます、ところが彼女、後ろ姿だけを見ればどう見ても40から50代です。

今の器械体操を観たいとは思いません、特に床運動は優雅さがまるでありません、単に曲芸化しているように見えるのです、男子はそれでも良いのです、女子の床運動の優雅さ（セクシーさ）は新体操へと分業化されたのですね、時に優雅に、時に弾けるように、時に力強く、昔の器械体操にはそれらが見事な調和を見せていて観ているものをしてワクワクさせたのです。

以前に触れたことがあるかもしれませんが学生時代は器械体操をやっていました、現在男にも新体操があるんだとか？そんなもんやめてください。

お正月パニック！

NHKのタイムスクープハンターという番組で「お正月パニック！改暦大騒動」というのをやっていました、時代は明治。

明治5年12月3日をグレゴリオ暦明治6年1月1日とする交付が出たのがそのわずか3週間前！つまり明治5年の12月はたったの2日しかなかったのです、つまり12月に入ったと思ったら翌日はなんと大晦日。

なぜそんなに急いだかというと旧暦には閏月なるものがありました、つまり１年が13箇月あった年があったのです、つまり給与を払う月が13箇月あることになります、これは国の予算にとって大きな負担になるわけです、もちろんこれだけが理由ではないようですが。

猶予期間がたったの3週間ということもあってカレンダーさえない状態だったとか、それに旧暦で行われていた季節に則した様々な祭りや行事が全く関係ない日にやるハメになるとか・・、日本中上を下への大騒ぎだったそうです。

そう言えば子供の頃、日めくりが家にあってある時色々書いてあるので何が書いてあるのだろうと何枚かめくってみたらなんと「旧暦閏何月」というのを見た覚えがあります、この時本当に驚きました、閏年で一日長くなることは学校で習っていましたが閏月なんて習ったことがなかったからです。

PS.
そうそう、新年のご挨拶がまだでした、あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

女子サッカー皇后杯、とても良い試合でした。

女子サッカー皇后杯は日テレ・ベレーザに凱歌が上がりました。

とてもよい試合でした、応援していたチームが勝つのはとても嬉しいですね、日テレ・ベレーザは浦和レッズレディースの良い所をことごとく封じてほぼ試合を支配していたように見えました。

双方若い選手たちがよく動いていました、特に印象に残ったのは日テレの籾木、長谷川、清水、田中というまだ二十歳にも成らんとするピチピチの選手たちが大活躍でした、これは実は岩清水選手という盤石の後ろ盾と阪口選手という司令塔がいるからに他なりません。

浦和は昨シーズン（2013年）降格の危機に貧していたのが信じられない程の活躍でした。

日テレ・ベレーザの表彰式を見つめている浦和レッズレディースのキャプテン後藤選手の万感篭もる表情がとても印象に残りました、負けた悔しさを忘れんがためにしっかりと見つめているように見えました、話し方も大人で気配りがとても感じられる選手です。

次のシーズン、もっと強くなるでしょう、そしてINACもこのままでいるチームではないはず（と信じたい）なので楽しみななでしこリーグになると思います。

INACの思わぬ低迷のお陰？で他チームの試合の模様を見る機会が出てきました、そのため素晴らしいチーム、素晴らしい選手がまだたくさんいることが分かりました、ある意味ではこれは怪我の功名と言っていいのかもしれません、なでしこリーグにファンが戻ってくるきっかけになって欲しいなと思います。

素人なりに勝手な思いを書くとINACは全員がサッカーに専念できる環境にありますが他のチームの殆どが仕事を兼業しています、彼女たちは「もっと練習時間が欲しい」と思っているはずです、ですからINACは勝って当たり前といえるような環境にあるわけです、そこのところに勝てない理由がひとつやふたつ、あるのではないでしょうか？

でも幸か不幸か常勝チームがいなくなった分、観ている方は面白いですね、かつてのプロ野球のように金満球団ばかりが勝ち続ける状況が続いたとしたら面白くありません、INACの大ファンでしたがある意味で最前のシーズンはとても面白かったです、団子状態で混戦が続くというのが一番理想的ですね、気を抜いた試合ができなくなるから見応えが出てくるはずなのですよ。