映画「アンフィニッシュ・ライフ」

昨日見たＤＶＤ「アンフィニッシュ・ライフ」
久々に胸がジーンと熱くなり・・
余韻の残る感動的な映画でした


解説

「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」の
名匠ラッセ・ハルストレム監督が、
ロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペス、
モーガン・フリーマンの豪華キャストを迎えて贈る
感動のヒューマン・ドラマ。

雄大なワイオミングの自然を背景に、
心に傷を抱えた人々の再生への道のりを優しい眼差しで綴る。

恋人の暴力に絶えかね、11歳の娘グリフを連れ、
亡き夫の父アイナーを頼って彼が営む
ワイオミングの牧場へと逃げてきたシングルマザーのジーン。

しかしアイナーは、最愛の息子の死の原因となった
ジーンを許すことが出来ず、決して心を開こうとしなかった。
基本情報 原題： AN UNFINISHED LIFE 製作年度： 2005年
監督： ラッセ・ハルストレム




憎みあう家族・・お互いに許しあう事で
家族の再生と笑顔があふれる・・
傷ついた心を癒すのは相手を許す心・・・
そんなメッセージが伝わって来るお話でしたーー

そして・・モーガン・フリーマンが大きな熊と対決する場面は
武士道にも通じるような・・う～ん！深いです


監督も良いですよねーーー
「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」
両作品とも大好きでーーす


キャストも凄く豪華・・
私の大好きなＲ・レッドフォード様が
今までのハンサムなイメージを捨て
田舎街の・・心を閉ざしてしまったガンコな老カーボーイを
熱演しています
もちろん強烈な存在感と・・さすがの演技力で・・やっぱり素敵



この映画・・公開当時全然知らなかった・・　と、いうより
札幌で公開されたんでしょうか？？？

こんな素晴らしい映画が広く知られる事も無く・・
終わってしまうなんて・・　永ちゃんじゃないけど　
「もったいなーーい」

ドキドキ感を持ってステージに挑む・・！！

今日は全道的に暖かく・・札幌は１５℃
そして・・早くも積雪ゼロになりましたぁーー
この所、気温が高く・・
３月に５日間連続１０℃以上と、いう
１１７年ぶりの凄ーい記録が出たのでした





私の選んだ矢沢語録

２０００年「Ｗarp」１１月号より



昔はこう見えても100回位やっていましたからね。
100回って辛いよ。
何が辛いって、本数多いことが辛いんじゃないのよ。
飽きるの。
新鮮味がなくなるの。

それでね、飽きることって辛いんだよね。
ドキドキ感を持ってステージに挑んでいる方が楽しいのよ。
人間だから30回、40回やってるとだんだん飽きてくるのよ。

それで何に救われるかって言うと、
半ば過ぎると武道館とか大阪城とかデカいステージになると
プログラムが変わるでしょ。
変わってまたエキサイトするんですよ。
で、最後の武道館でちょうどエンプティ、もうお終い。

そうしたらもう、当分ステージ立ちたくないのよね。
もう立たない。
で、またずっと、5、6ヶ月経っていくと、
丁度今の心境ですよ。
もう、ステージ立ちたいんですよ。
今、7月の末でしょ、丁度プログラム組んでるところ。

もうステージが始まったっていう気になっている。
だから、僕にとって
後半はもう飽きるんですよ…って言葉を言ってしまうと
ファンは誤解しますけど、
飽きることこそ次への最大のフックだと僕は思いますね。



年１００回のステージ・・凄い事です・・
飽きるほどやり続ける気力体力
永ちゃんだから出来た超人的なパワー


それにしても・・プログラムを、どんどん変えていくって・・
そんな理由があったんですねーーー

渋い歌、渋いステージとは・・・

今日は春分の日・・・
穏やかで春めいた休日となりました・・

昨日・・札幌上空を優雅に飛んでいるカモメを見ましたぁーー
札幌にカモメ・・
なんだか不思議な光景ですよね・・
このカモメ・・実は小樽や石狩の海から飛んで来たのではありません・・
札幌産まれの札幌育ち・・

街中のパーキング・ビルの屋上に巣を作り
住みついちゃったカモメが結構いるようなんです・・




矢沢クラブから２００７年のイヤー・ブックが
届きましたーー


今年も素敵な写真が満載・・
永ちゃんのインタビューもタップリ掲載されています


その中で、私が興味深かったのは・・永ちゃんが撮った写真です・・
ＬＡの自宅や、夕暮れの空・・書斎の小物など・・
どちらかというと繊細・・少し寂しげな・・
センチメンタルな雰囲気の写真だなーーと・・
（永ちゃんはカメラが好きで常に持ち歩いているとか・・）



そして、インタビューでは、こんな気になる事を言っています・・・


「６０歳を間近に迎えて武道館１００回終えて、
今現在は、ちょっと自分を見つめるような
切なさの２回目が来てるね。なんていうんだろう、
これは僕にしか分からない事なんだろうな。

勿論、これからも行くんでしょ、行くんでしょうけど、
なんていうのかな・・
ものすごい勢いで３６年も走って来ましたからね。

もし超えなかったら、こういう境地には到達しなかっただろうしね。
ずっと歌い続けたいっていう気持ちがありながらも、
感謝の念とかも含めて、切なさがちょっと交差するんですね。

だからね、それを思ったうえで、
今後は、たぶん渋い歌を歌うんじゃないですかね。
渋いステージやるだろうし」





とことんやり尽くした今・・
「切なさが交差する・・」そんな心境・・
そういうものかもしれませんねーー
私のような凡人には想像も出来ない心境なんでしょうか・・


「渋い歌に・・渋いステージ！！」ですか・・・
それも楽しみですーーー
来年は永ちゃんも６０歳・・
また・・未知の領域に到達するのですねーーー

思い出の横浜アリーナ・・

沖縄を含む全国29箇所46公演を行った1997年YES，Eツアー。
横浜アリーナで行われたライヴの模様をダイジェスト版にて配信!!
発売されたビデオ（DVD）とは大きく違うセットリストをお楽しみください。







矢沢公式サイト「 MEMBER’S SITE 」で
１４日から配信されている「ＹＥＳ，　Ｅ」ツアー
１０月１９日・・横浜アリーナ

私にとって記念すべき「初の一人旅体験ライブ！」なんですね・・
私が参加したのは１０月１８日

今頃になって「横浜アリーナ」の映像が見られるなんて・・
凄ーく嬉しいです・・
さすが永ちゃん渋いですね


これから４回に分けて配信されるそうです・・

当日は興奮しすぎて・・
セットリストなんて全く覚えていないのですが・・
武道館とは、かなり違う物だったのですね・・

オープニングを観ていると当時の思い出が
急に浮かんできて・・
懐かしいなぁーーー

矢沢は過去を切り捨てる！

昨日からの雨でグチャグチャ道路の雪もあっけなく融け・・
路肩に、うず高く積まれていた雪山は
すっかり小さくなってしまいました・・
それでも、冬の残骸のような・・車粉に汚れ・・
真っ黒になってしまった雪の塊が・・
今も、所々しつこく残っている訳です・・

と、いう訳で「春は名のみ・・」なのですが・・
なんだか、そわそわして来ましたぁーー




私の選んだ矢沢語録

2001年　YAZAWA CLUB会報「CLUB　NEWS　84号」より


どのアーティストも、
自分のカラーを持っているよね。
ユーミンは何歌ってもユーミンだし、声もアレンジも、
雰囲気もパターンも一緒、その人の世界ですよ。
それが個性だし、それが無きゃ売れないよね。

だけど迷っているんです。
「THE TRUTH」「バーチャル・リアリティー・ドール」・・
あの辺から過去をバッサリ切り捨てた。

自分のカラーの中に居れば安全、ファンも安心だ。
だけど昔のままでそんなに行くのか、それが正しいのか・・
矢沢の個性は歴然とある。
29年歌っていて、過去の物をひっくり返したい。
違う物が出せるか、いや出せないかも・・
バカみたいに貪欲だけど、それだけ可能性を真面目に見てるって事ですよ。

キャロル以降の「アイ・ラブユー・OK」「ドアを開けろ」「P・M・９」「E'」
これは全て過去を斬り捨ててやってきた。
でも、これすら消したい。
それが「THE　TRUTH」「バーチャル・リアリティ・ドール」なんです。

ファンレター、ボロカス書かれましたよ。
無理してる、邪道・・・・
ファンは、わからないことをやられると不安なんだね。
でも俺ハッキリ言いたい「いやなら聴くな」って。




ハイ！ゴメンナサーイ永ちゃん・・
私も、この２０００年のアルバム「STOP　YOUR　STEP」
どうも・・イマイチ良さが解らなかったんです・・

でも・・やっと、ここに来て
このアルバム、大好きになりましたぁーー
今一番のお気に入りでーす
ここ数年、永ちゃんがライブで歌い続けてくれたおかげですね・・



「ラブファイター」「Brother!」「パナマに口紅」「リナ」
聞き込む程にカッコイイ曲ばかりなんですね・・本当に・・

武道館から花束と記念品が・・

気温がぐんぐん上がり・・今日は最高気温10度
風も無く・・ポカポカ陽気
気持ちの良い一日でしたぁーー



今回矢沢公式サイトで
「武道館100回公演を終えての感想・・」という
永ちゃんのメッセージが流れていまして・・



武道館100回って2年前位から取材やファンから色々言われてたけど
本人は・・「毎年5回やってれば、そのうち行くだろう！」って・・

でも・・
大事な事だったんだ！オレは頑張ったんだ・・！！って
公演が終わった今頃分かった・・

武道館初日・・毎年必ず事務局に、お酒と、おまんじゅうなんか持って
ご挨拶に行く・・
今年も持って挨拶に行ったら・・
事務局の方から花束と記念品を頂いた！
そして大きな色紙に、一言書いて下さいと言われ
サインと「武道館100回　あ・り・が・と・う」と書いた・・

その色紙は武道館の事務局に飾ってくれる、と・・そう言われた時
「あぁー100回なんだ・・」と改めて思った。





と、そのような事を永ちゃんは言っています・・
そんな事が有ったんですねーーー
永ちゃんの嬉しさ感激・・凄く良く分かります・・



遠い昔・・
各地で会場拒否問題などが起こった事も有った永ちゃん

武道館事務局・・きっと・・ロックを聴くことも無く・・
勿論、矢沢ファンでも何でも無い人達・・ですよね・・
毎日真面目な顔して、お仕事されていると思われる・・

そんな事務局の人達が・・花束や記念品まで用意して
お祝いしてくれるなんて・・


武道館の仕事をしている人達だからこそ
永ちゃんの偉業が・・武道館100回って前人未到・・
これからだって誰にでも出来る事ではない
素晴らしい金字塔なんだ
って事を、一番分かっているんですよねーーー


この話を聴いて・・私も凄ーく、感動しちゃいましたぁ

矢沢「共犯者」・・セクシィー！！

3月に入り・・最高気温がプラスになって
一気に雪解けが進んできています・・・
とはいっても、本物の春を迎えるために
毎年のり越えなければいけない物・・それは・・
グチャグチャ道路・・

そんな厳しい北国には神様が時々プレゼントをくれるのです


先日・・友人が紋別に流氷見物に行きまして・・
お土産に今捕りたて！！と、いう巨大なタラバガニを
送ってくれたのでしたぁーーー

勿論、味は最高ーーー
こんな立派な蟹が生息するオホーツクの海・・
しみじみ神様からのプレゼントだなぁーー！！と、思いました・・

って・・本当は送ってくれた友人に感謝ですよね・・




昨夜は録画しておいたＮＨＫ「SONGS」を見てまして・・

この番組の永ちゃん・・凄く良いですよねーー
永ちゃんの音楽を多面的に見せてくれていますし・・
一曲ずつ衣装も変え・・アレンジもバックバンドも変え
とても丁寧に作っていて素晴らしい

布袋さんとの共演は最高にドキドキ・ワクワクしましたが・・



私が大好きなのは「共犯者」


照明がオシャレで綺麗・・赤と青の2色だけでとても印象的
その中で白シャツに光沢のあるシルバー・グレーのパンツ
なんと言っても永ちゃんは身体の線が綺麗なので
惚れ惚れしちゃいまーす　




「共犯者」

ヘッドライト　落として
聴いていた

季節はずれの　JUST CHRISTMAS CAROL


”これっきりにしようか”
漏れた吐息
うなずいたお前さ


夏の罪　悪戯なまま
その身体　ひとつのコートに
包む夢を見た




大津あきら氏の詩・・
勿論、曲も・・20年前に作られたとは思えないほど新鮮・・

永ちゃんの歌唱力が歌詞に深みを増して・・
うーんたまりません・・・

ちなみに「共犯者」のプロモーション・ビデオも
最高にセクシィー

女だったら、絶対惚れちゃいますよ・・

紙一重で頑張ってきた・・

明日は、おひな祭り・・
ずっと続いていた寒さも3月を迎え急に緩んで来ました・・
なんだか日差しにも春を感じてしまいまーす・・




私の選んだ矢沢語録

「アー・ユー・ハッピー？」より



つぶれててもおかしくなかった。
オレだって、ある意味じゃそう思うかもしれない、本人じゃなかったら。
いや後ろを振り返ったら、
何時消えててもおかしくないくらい、
事件事件事件、事故、負け負け、
悔しい事、悲しい事の連続だったともいえる。

だけどオレは今ここに居る。なぜ？
常識の当てはまらない矢沢だから？

ちがうんだよ、それだけじゃない。
今だから、そう言えるんだけど
本当に紙一重で頑張ってきたからですよ。

オレの友達にも、ガッツのあるやつはいっぱいいるけど、
そいつらと同じ。
必死でやってきただけ、負けたら、
次は負けないようにしょう、失敗したら、
どうして失敗したのか手探りで探るよね、誰でも。
そういうことを、一つずつやってきたのよ。
「成り上がり」の主人公の永ちゃんだって、そこは同じ。

神様はそういう所で、大サービスなんかしてくれないから。
いや、苦しい事の方は、大盛りでサービスしてくれたかもわかんないよ。





紙一重で頑張ってきた永ちゃん・・
さぁーーもうすぐ春だし・・
私も頑張ろーーって思いましたぁーーー