とある日、知人に連れられ東京の神楽坂のお店で会食を楽しむと、そこで「味の手帖」(2018年3月号)という雑誌が渡され、それを読むとFACEBOOKで友人にならなければ入れない和食屋が紹介されていて、とても興味を持ったので早速FACEBOOKで友人申請し、そしてたまたますぐにキャンセルがあり先着で申し込むことができたので「東京和食五十嵐」へ行って来ました♪
しかもお店には一人で訪れなければならないと制約があるのにも驚きましたね(^_^;)、
お店の名前は「東京和食 五十嵐」で、そのMessengerで案内された東京の六本木にあるビルへ行くと、オーナーの元気でダンディーなクロダンボネさんが近くで待っていて、笑顔ですぐにエレベーターで部屋まで案内されます♪
このブログではこれから初めて訪れる方のために敢えて詳細は省きますが、店に入る際や入った後も色々とパフォーマンスがあり楽しめます^_^)
そしてシェフの五十嵐さんなどお店の方が出迎えてくれますが、今回の我々8人の客の名前を全て覚えていて、その名前で席を案内したり話し掛けてくれるのはさすがでしたね♪
真摯で心意気を感じます♪
そしてあらかじめ決められたカウンター席の一つに座ります♪
↑店の入口
↑カウンター
↑店内
カウンターの先の壁は黒色を基調として上質感を感じますし、その右側奥にいくつか置かれている茶碗は、後で好きな物を選んでお茶を楽しめるとのことでした♪
また室内の花瓶やその生け花も美しく素晴らしいです♪
生け花はシェフの五十嵐さんが生けたようです♪
さすがセンスがありますね♪
↑生け花と花瓶
また目の前に置いてある包丁が素晴らしい♪
特に金色に輝く部分もある包丁の刃の材質は日本刀と同じようで、その刃の輝きと質感が素晴らしい!
先輩から譲り受けたとのことで今では約60万円以上はするようです。
酢飯を使わなければ、毎日研ぐ必要がないとはナルホドと思いましたね♪
↑包丁置き
まず客が全員集まる前にシャンパンかビールを楽しめ、そして予約客全員が集まるとお店の説明がありました♪
シャンパンはよく冷えていてさすが美味しい♪
なのでなるべく早く来た方が飲み物を楽しめて良いですね♪
↑シャンパン
クロダンボネさんによると、2018年3月に開業するまでに紆余曲折1年かかり、開業にあたってはかなり苦労があったようで、その思いを熱く語ってくれます♪
また室内もこだわり、壁の漆喰には約3倍のコストをかけたようですが、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すので心地よい空間となるようです♪
確かに室内は澄んでいて清々しかったですね♪
BGMはなく、静かに水の流れが後ろから聞こえていました♪
きっとこだわりがあるのでしょう♪
イスやテーブルも特注で、特にイスは疲れない工夫があるようです♪
だから料理が終わっても客がなかなか立たないと嬉しそうに嘆いていました^_^;)
確かに腰がきちんと収まり気持ちよかったですね♪
そして今回の料理は20品もあるとのことで、最後は手打ちの十割蕎麦とのことでした♪
クロダンボネさんは料理長の五十嵐さんが作る料理を吟味し、その中で「Amazing!」と思う料理だけを提供するとのことで、10の料理のうち1ぐらいしかお客様には提供できないようです♪
そのためこれら料理の素晴らしさに、このお店を訪れる方は「Amazing!」と叫ばざるを得ないようです^_^;)
「Amazing!」が合い言葉とのことで、なんだか楽しくなってきます♪
また、クロダンボネさんとしても、今までの和食で不満に思っていたことを打破しようと色々な試みを試しているようです。
今までの和食は肉が出たとしても同じ肉が3枚!、同じ3枚なら違う種類の肉が食べたいだろ!などと熱い思いがあるようで、その心意気は嬉しかったですね♪
日々進化することは大切だと思います♪
そして3時間20品の料理が始まります♪
料理や室内、シェフの写真撮影はOKですが、クロダンボネさん自身の撮影と動画での撮影は禁止でした♪
もちろんSNSへの投稿はOKですが、食べログへの投稿は不可とは面白いと思いましたね♪
また後でそれら20品目の料理等の詳しい説明は我々8人限定のFACEBOOKのページで写真付きで紹介するとのことで、料理に集中して下さいということでした♪
(確かに後で確認すると調理法やその思いなど詳細が公開され素晴らしかったです)
だからFACEBOOKをキーにして店に訪れるのかと納得しました♪
素晴らしいサービスだと思います♪
料理の話に戻りますがまずは、利尻昆布を用いた一番出汁が運ばれ驚きました♪
出汁の温度も85℃?と細心の注意を払っているようで、「五十嵐料理」の原点とのことです♪
確かに出汁がよく効いて、そしてアツアツで美味しい♪
↑一番出汁
次に「焼きふぐ白子の茶碗蒸し」が見た目も白色・緑色・黒色と美しく、美味しかった♪
白子が濃厚で、炭火でじっくりと火を通し、新ワカメのすり流しで、黒いキャビアはチョコチップをかけていると冗談を言ってましたね(^_^;)
これは絶品でした♪
↑白子が作られる
↑焼きふぐ白子の茶碗蒸し
そして3種類のおつまみプレートが運ばれました♪
↑3種類のおつまみプレート
右から彩りも良い「人参と大根とキンカンの紅サラダ」、柔らかい「鮎の稚魚」、出汁が効いた「たたきキュウリ」でどれも美味しい♪
料理と料理の間にお酒のおつまみですね♪
途中何度かお代わりしちゃいましたね♪
そして、焼きハマグリと焼きミル貝の春菜ゼリー寄せでこれも美しく、そして美味しい♪
↑焼きハマグリと焼きミル貝の春菜ゼリー
ここで合わせたのが「甲州FOS」とのことで赤い白ワインには驚きました♪
↑甲州FOS
そして「海老しんじょ」で正真正銘「五十嵐」のスペシャリテとのことです。
吉兆→青柳→小十と継承されたようです。
ふたを開けると緑が美しく出汁は透明感があり、そして海老が柔らかくほんのり甘みを感じ美味しい♪
これは見た目も美しかったですね♪
感動です♪
出汁はあっさり目でしたね♪
↑海老しんじょ
そしてこの時お酒は京都伏見「澤屋まつもと」ウルトラ「純米大吟醸」が運ばれ甘くて美味しい♪
↑京都伏見「澤屋まつもと」ウルトラ「純米大吟醸」
↑グラス
そして「ふぐあん肝巻き」で、大分県の豊後水道の天然とらふぐに北海道余市のあん肝を巻いてレモンで酸味を付けたちり酢で贅沢ですね♪
酢が良い感じです♪
もちろん美味しく器も素晴らしい♪
↑ふぐあん肝巻き
そして「のど黒塩焼き」です♪
この脂の海苔が素晴らしく美味しかった♪
こんなに美味しい「のど黒」は初めてでしたね♪
↑のど黒塩焼き
そしてアルガブランカ クラレーゼという白ワインも運ばれます♪
2016年モノでした♪
ラベルも美しい♪
↑アルガブランカ クラレーゼ
そして、赤貝のお造りで緑の葉も美しい♪
山口県宇部の赤貝とのことです♪
↑五十嵐さんたち
↑赤貝のお造り
シャブリも運ばれました♪
↑シャブリ
そして紅花一番絞りの天ぷらでした♪
徳島産の椎茸が肉厚で素晴らしい!!
この天ぷらはあっさり軽くサックサクに揚げられるか半年かけて研究したようです♪
ホタルイカもそのまま天ぷらにするとは凄いですね♪
海の塩を感じます♪
沖縄の塩もきめ細かくて美味しかったです♪
お皿の緑色と料理の色が合って素晴らしかったです♪
↑天ぷら
それから春菊のスムージーとは驚きました♪
しかも甘いと思ったら、バナナやリンゴも入れていたようです♪
お口直しに良いしヘルシーですね♪
↑春菊のスムージー
そして「五十嵐の「肉料理」三種」とのことで、「土佐褐牛のサーロイン」と「但馬牛肉巻き卵かけご飯」そして「山形県黒毛和牛のハラミ」でタマネギと黒酢とはちみつソースでどれも美味しい♪
3種類も味わえるとは贅沢ですね♪
↑五十嵐さん
↑但馬牛肉巻き卵かけご飯を作る
↑肉!
ここで赤ワインも運ばれました♪
↑赤ワイン
↑五十嵐の「肉料理」三種
特に但馬牛肉巻き卵かけご飯は、口の中で肉がトロけて、とても美味しかったです♪
肉をゆっくり味わおうと思ってもどんどん口の中で溶けていきます!
素晴らしい♪
また器も料理の色と合って素晴らしかったですね♪
そしてここで「しじみ汁」とは意表を突かれましたが、一晩かけてしじみのエキスを抽出し、味噌を少し効かせているとのことで、かなり出汁が出ていましたね♪
これも美味しかった♪
肉の後に胃を労るということでしょうか。
↑しじみ汁
そして「炭火焼き太刀魚の酢飯乗せ」で、この太刀魚もかなり脂が乗っている!
握り寿司と逆で、ご飯が上に乗っているのは面白いと思いましたね(^_^;)
ご飯の質の良さを感じます♪
↑炭火焼き太刀魚の酢飯乗せ
そして「ウニと白エビの手巻き寿司」が圧巻♪
根室のバフンウニと富山湾の白エビを大きな海苔で巻いてくれ、手渡しで渡してくれます♪
ウニは濃厚で白エビは柔らかく、そしてさすが海苔も美味しい♪
生ウニ最高♪
↑ウニと白エビの手巻き寿司
そして「炙りばちこと九条ネギと高野豆腐の吉野煮」でした♪
↑炙りばちこと九条ネギと高野豆腐の吉野煮
そしてこの日は熊本県天草の特別なウナギが入ったとのことで、パリッと表面を焼かれたうなぎが中はホカホカで美味しい♪
そして器も美しい♪
↑ウナギ
そして十割蕎麦が運ばれました♪
手打ちとのことで細麺でひんやりとしてさすがこれは美味しい♪
↑十割蕎麦
↑ごまつけ汁等
そして、デザートはシャンパングラスにイチゴやシャーベットなどが入れられ、そしてスパークリングワインを入れるとは豪華♪
これは彩りも素晴らしいですね♪
↑スパークリングを入れる
↑イチゴのスパークシャーベット
そして好きな抹茶碗を選んで、塩が甘さを引き立たせる饅頭とともに抹茶をいただけるとは素晴らしいと思いましたね♪
↑饅頭
↑抹茶
そして最後にお土産をいただけるとは素晴らしいと思いました♪
これも手打ちの二八蕎麦とのことでした♪
クロダンボネさんの手書きのコメントも嬉しく泣かせます♪
↑お土産
↑お土産の中
「東京和食五十嵐」は綺麗なこだわりのある店内で、Amazingな選び抜かれた美味しい料理を美しい器で頂け、そしてクロダンボネさんの熱い思いも拝聴でき、とてもオススメです!
感動しました♪
また次にどんな料理が現れるかと楽しみです♪
美味しかったものまとめ(2017年下半期)
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