秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

蝶か蛾?イチイガシらしき幼木に居る幼虫

2014-07-31 | ケータイ・スマホから



もしアゲハの幼虫ならつついてみるとツノを出して臭いがすると Nさんが教えてくださった。
試したけど、ツノは出さなかったから、アゲハではない!



さらに蝶も蛾も植物が決まってるそうだ。
アゲハなら柑橘類のミカンとか、橘や山椒に卵を産み付けその葉で育つらしい。

この幼木はイチイガシかと思ってた。
というのは2012年暮れ、奈良の鴨都波神社のイチイガシのドングリ拾ってきて、
プランターに植えた記憶があるからだ。

その時の記録は → 2012-12-28

葉は互生で葉っぱの先半分がギザギザ、葉裏は灰色の毛が生えているらしい。
となると、違うみたい。


.ムラサキシジミとルーミスシジミはイチイガシ の葉を好んで食べる、というか、
イチイガシにつく幼虫は、 ... ムラサキシジミとルーミスシジミと限定されるのかも。

このとしになるまで、蝶と蛾の違いは、胴体の太さと、とまった時の羽の状態だけと思いこんでました。


★追記 8/1
Nさんがお寄せくださったコメントで、この青虫はアオスジアゲハの幼虫だと判明しました。

まずイチイガシだと思い込んでた幼木はクスノキのようです。
どんぐり拾ったときに、イチイガシの木の下だったというだけで
イチイガシのどんぐりに違いないと思い込んでいました。


アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉を食べるが、タブノキの葉をより好む
らしいです。

蝶や蛾の幼虫は、その種類によって決まった草、野菜、木の葉っぱしか食べません。
それを食草、食樹(食餌植物)といい成虫はその葉っぱに卵を産みます。




食樹のクスノキの上で追飛するアオスジアゲハ


クスノキの新芽に産み付けられた卵

上記の画像をいただいたサイトは→こちら


なお、食樹(食餌植物)の一部を紹介しますと
アゲハチョウはミカン科の植物の葉しか食べません。

アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉も食べるが、タブノキの葉をより好む
ミカドアゲハの好む植物はオガタマノキだけ

キャベツを食べるモンシロチョウの幼虫
ヤマビワの葉を食べるチョウは、アオバセセリとスミナガシ
マダケの仙葉を食べるチョウの幼虫には、クロヒカゲ・サトキマダラヒカゲ・ヒカゲチョウ・オオチャバネセセリなど
ヤマトシジミの幼虫が食べる唯一種の植物がカタバミである。

10 コメント

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芋虫 (mari)
2014-07-31 19:25:06
アゲハの幼虫より太い胴体ですネ。
蝶になるか、蛾になるか、見られたらいいですネ。

アゲハの幼虫が山椒の木にいますが、大きくなると小鳥に食べられてしまいます。
それも仕方ないと思い、何の対策も取っていません。
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mari さんへ (ulala)
2014-07-31 23:09:08
なるほど~鳥に食べられるのですか。
この幼虫はいつまで永らえるでしょう、観察続けますね。
ところでイチイガシってご存知ないですか?
調べてみたらパッと見ならイチイガシの葉っぱみたいなんですけど。
鳥のウンチとかで運ばれてきた他の木が育ったのでしょうか。
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わかりました! (N)
2014-08-01 10:08:20
ずばり、「アオスジアゲハ」です。
付いている葉っぱが「クスノキ」ではないかと思い、その筋で調べるとヒットしました。
私の好きな蝶の一つですが、まさかその食草が楠だとは思いませんでした。
考えてみたら、楠もそれなりに匂いのきつい葉っぱですよね。
鳥に食われないように大切に育ててください。
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Nさんへ (ulala)
2014-08-01 11:51:35
まぁ~素敵なご報告ありがとうございます。
蛾ではなくて、「アオスジアゲハ」だなんて
うれしいなぁ~
網でもかぶせようかしら。

蝶や蛾の幼虫は、その種類によって決まった草、野菜、木の葉っぱしか食べません。
それを食草、食樹(食餌植物)といい成虫はその葉っぱに卵を産みます。

このことを知ったのはすごいことです。
本文に追記しておきますわ。
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ごりっぱ! (N)
2014-08-01 13:28:22
いやはや、よくお調べになりました。
この次は、フィールドで見たとき、植物と蝶を名指しできるようにしておいて下さい。
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Nさんへ (ulala)
2014-08-02 14:37:00
昨夕見たらあの青虫君いませんでした。
棒でつついて怒らせたからどこか隠れてるんだろうか
一生懸命探したけど見つからない。
今朝、再び探したけどやはり居ませんでした。
隣のプランターに青虫君が食べて半分になった葉が3枚ほど落ちていました。
ということは鳥とかがついばんでいったのでしょうか。
なんかあれだけ期待もってアオスジアゲハまで育つの見たかったのに。
とても残念でガックリきてます。
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残念でした (N)
2014-08-03 12:50:42
羽化を期待していたのですが、残念な結果になったようですね。
食べる葉の無いところへ逃げていくはずはないので、野鳥の餌にでもなったのでしょうね。
食物連鎖という自然の掟の中での結果ですから冥福を祈ってあげましょう。
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Nさんへ (ulala)
2014-08-03 22:33:23
あまりにあっけなくいなくなってしまって拍子抜けです。
せっかく観察できるのを楽しみにしてたのに。
捕食されるところを目のあたりにしてたらもっとショックですね。
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Unknown (木方)
2021-01-29 13:07:21
イチイガシが八幡竈門神社にあるってテレビでやっていてイチイガシ検索しに来ました。

いやあびっくり幼虫の写真の記事出てきたんであれ?って思ってたけど凄いヒント頂きました。

というのも以前古墳の上で見た蝶々がシジミ系ではないかな?って思ってたんですよ。というのも絶滅危惧種のオオルリシジミって阿蘇だったか?でシジミ系が食べる葉がクララ?分からなかったんで色々と調べてみました。瑠璃あるんで青ですよね。私が見たのは黄色が入っているんで蛾かもとも思っていたけど探求でワクワクする方のシジミ系の蝶々の探求をしています。
それで気になったのが、蝶々が好む葉っぱの中にカタバミがあったんですよね。

とすると鏡磨いていた方と蝶を知っている方が同じような所に縁ある可能性ありそうですよ。
それをどこで伝えようかと思ってましたけどイチイガシが繋いでくれたようなのでこちらにします。

イチイガシが特に気になる私は蝶々とも絡む可能性がある事で進展してますし、蝶は一般的に平の方のアゲハが象徴のようでしたけど私は青のシジミ系の蝶々もかなり気になって来ましたよ。お水取りまでに青が少し見えてくるかもしれませんね。

そうそうシジミのいた古墳の石室の写真にはお青緑っぽいホコみたいな筋が映っていました。私の中では赤っぽい民族が居そうだったんですが副葬品では明らかに青。アゲハは有名ですけどシジミも注目されて絶滅せず人間にも何か良い知恵を伝えてくれるといいですね。
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木方さんへ (ulala)
2021-01-30 07:58:09
この木何の木気になる木、木だけでなく花も虫も鳥も。
花鳥風月疎くて情緒も乏しいし、客観的生物学的知識もないのです。
やっとわかった時は感激ものなのにすぐ忘れる。
でも確か調べてブログに記録残したことある、
ということだけ覚えててブログ内検索の繰り返しですわ。

虫の食餌は実に興味深いです。
食べる葉っぱの種類違って、この地球で共存してるんですね。

その葉っぱも植生の違いがまた面白い。
鏡を磨くのに、確かオキザリスで登場しませんでしたっけ?
今ウラ取ってる時間ないので。
家具を磨くのはムクノキでしたよね?
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