挙式後の披露宴で神社の半被を着たらどうかというアドバイスをもらいました。
なるほどね。
妹は式では着物を着る予定ですが、
私はそこまで準備無理なので、日本をアピールするのにそれもいいなと。
半被着て、披露宴の中締めで大阪締めをさせてもらおうかな。
深夜まで延々と続くパーティで、年配者は先に退席させてもらうタイミングにグッドアイデアですよね。
打~ちまひょ(
パン パン)
も一つせ(
パン パン)
いおう(祝う)て三度(
パパ パン パン)
神社の祭りではこうして手締めをします。
これは大阪締めと呼ばれるゆっくりとしたリズムの手打ちです。
全国的に知られているのが江戸型のリズムの速い
「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」
「三が三つで九」「それにもう一つのシャン」を入れ、
九に点を加えることで漢字の「丸」となり、「すべて丸くおさまる」という意味になるそうです。
これを1回やるのが「一本締め」、3回繰り返すのを「三本締め」と呼びます。
「宴たけなわではありますが、この辺で中締めとさせていただきます」
そして三本締めなどの手締めをすることが多く、これで一応散会となります。
「手締め」は、いろいろの行事がトラブルもなく無事終了したことの締め括りとして行われるのが一般的
「四方八方(または三方四方=諸方)丸く納めましょう」という願い、
「めでたく無事に納まりました」と礼を込めて打ちます。
起源は神社における「拍手(かしわで)」という説があるそうです。
威勢よく手を打って「快く次へ進もう」というのが手締めの心。
手締めの後の清々しい気持ちとか、イタリアでラテン系にも心に響くでしょうか。
★9/15追記
手打ちのリズムを記載するに当たり、調べたら
「パパン パン」が大枝神社でいつもするのとちょっと違うような気がして
「パパ パン パン」としたのですが自信がなかったのでした。
と、やっぱり鋭い方からツッコミというかアドバイス頂戴しました。
「パン パパン パン」と思いますが…
ありがとうございます。
日本文化を間違って伝えたらあきませんもんね。
で、また調べてみました。
天神祭で使われる大阪締めの一般的なところは
打ちましょ「パン、パン」
もひとつ(もうひとつ)せぇ「パン、パン」
いおうて(祝うて)三度「パ、パン、パン」
一番ポピュラーな天神祭りから各地域で微妙にバージョンが異なるのかもしれません。
ウキペディアの手締めを見ると
大阪締めは大阪を中心に行われている手締めである。大阪では「手打ち」という。
一般的な流れ
「打ーちまひょ」 パンパン
「もひとつせ」 パンパン
「祝うて三度」 パパン パン
「おめでとうございますー」パチパチパチ…(拍手)
福岡市博多では、博多手一本と呼ばれる独自の手締めが行われる。
「博多一本締め」ともいう。
博多祇園山笠で行われるほか、福岡証券取引所の大発会・大納会、公私の式典、商談の成立などで行われる。
手一本には、後日異議を唱えないという含意がある。
一般的な流れ
「よー」 シャン シャン
「まひとつしょ」 シャン シャン
「祝うて三度」 シャシャン シャン
「まひとつしょ」は「もひとつ」、「祝うて三度」は「よーてさんど」あるいは「よてさん」とも発音する。
また、手一本を入れた後、拍手をするのは無作法である。
これらから判断して、「パ、パン、パン」と3回打つのが一般的のようですね。