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秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

青森といえばねぶた

2006-09-24 | 旅・北海道&東北

このねぶたは、三沢の古牧グランドホテルに飾られていました。
この前で夜8時半から30分間、津軽三味線と民謡を楽しむことができました。

下のねぶたは下北半島むつ市の名産センター北彩市場にありました。
  

「眠(ねむ)たし」に由来するという説が有力で、
秋の収穫期を前にして、労働の妨げとなる睡気を祓うために七夕の行事の「眠り流し」が現在の「ねぶた」になったという。

勇壮なねぶたや戦うような掛け声からすると、
坂上田村麻呂が征夷大将軍として東北に遠征した際に、大灯籠や笛・太鼓で敵をおびき寄せたのが起源とする説のほうが正しいような気がしてくる。

三内丸山遺跡には行けませんでしたが、
高度な縄文文化が栄えていた東北地方に、仏教と稲作を持って日本制圧しようとした大和朝廷との戦いが根底にあるような。

東北の風土を見ていると、なぜか懐かしく思われるのは、原日本人の風景がここにあるからかもしれません。

気候変化の影響により、やむなく稲作を受け入れてからも、 日本では森との共生の努力が続けられました。

神社にはかならず鎮守の森がもうけられ、また森を食いつぶす家畜の数はきびしく抑えられ、さらに森を美しく保つことで、栄養分が川から海 に流れ、漁獲を安定させるという「魚付き林」が維持されました。

共生と循環の世界観のもとで、豊かで平和な平等社会を営む「自然循環型文明」です。

これはユーラシア大陸に発生した「自然収奪型文明」とは根本的に異なります。

日本の縄文時代は戦争のない平和な平等社会であったらしい。


津軽半島

2006-09-24 | 旅・北海道&東北

竜飛岬はいつも風が強いそうです。
日本海側は雪も深く、厳しい寒さでかなり住みにくいところのようです。

津軽海峡の向こうに北海道がよく見えました。
岬の灯台のすぐ下に、津軽海峡冬景色の歌碑が立っています。
その手前に日本で唯一の階段国道がありました。 
         

この峠を越えて、陸奥湾のほうに回ると、その海岸線沿いはとても貧しい。
洗濯物がはためいていたりしますから、たぶんここで住んでおられるのでしょう。
地べたに昆布を干していました。
 
        
家の軒下に聖書と書かれた小さな看板が貼られているのを時々見かけました。
「キリストのほかに神はいない 聖書」

ほかには再臨は近い、地獄は最悪だ、心の罪は神が裁くなど。

車窓からこの看板を探すため一生懸命になっていました。

聖書やキリスト教にも深い関心を示した、太宰治は津軽半島の出身です。
この地にキリスト教が根付いたのは、あまりに貧しくて厳しい環境のためなんでしょうか。

半島の日本海側の竜飛スカイラインとあまりにも対照的でした。      


雲の流れに

2006-09-24 | 旅・北海道&東北
白神山地の十二湖、中でも「青湖」の深い紺碧の水の色は現代科学でも解明できないそうです。
その幻想的な湖を見た後、撮影した雲です。
見ようによってはフェニックスに見えませんか?

下は太陽にかかる虹を寒風山頂で撮影しました。
 

みちのく秋景色・車窓より

2006-09-24 | 旅・北海道&東北

世界遺産・白神山地のほんの入り口の十二湖を見学して、鯵ヶ沢へ向かう途中で撮影。

このあと海岸沿いにだんだん日本海に沈む夕日を見ることができました。

 これは寒風山からの降りる途中。台風13号が過ぎたあとの秋晴れで、360度の大パノラマからの景色は最高でした。
はるか向こうに鳥海山もはきっりと見えました。

 
稲刈り間近かの黄金色の田畑はじめ、のどかな景色に心が和みます。