保護司仲間がお花の先生をされてて、未生流庵家創流200年・家元継承50年記念のいけばな展に出展してるからとお招きを受けました。
場所は、心斎橋そごう「なにわ遊覧百貨店」です。
再開してこの1年間、デパートが開いている時間帯はチャンスがなくて、遅ればせながら今日初めて訪れました。
1周年にあたりメディアでいろいろ報道されていました。
ミナミに客足が戻ってきたが、ゆとりのある年配層を対象としたのが裏目にでて、売り上げ予想より3割ほど低かったとか。
真ん中の吹き抜けを取り巻くように、1階はカルティエ、ブルガリ、グッチ、ティファニーなどなど超ブランドが軒を並べます。
時計売り場も、フランクミューラーやピアジェなど層々たるブランドが1千万を超える豪華な商品を陳列していました。
売り場の間に設けられた喫茶コーナーもこんな具合。
たぶんすべての食器がウエッジウッドなんでしょうね。
超セレブな商品に、見てるだけ~で終わってしまいそう。
余裕のある売り場構成で、広々とした空間が買おうという気持ちや集中力を散漫にしてしまうかもね。
14階のいけばな展会場は、経済的にも時間にも余裕のあるご婦人がたが次々と訪れます。
いけばなの先生がお友達や知り合いに声をかけて動員するからです。
お花をめでたあとは、滝のあるレストラン街で昼食。
その後はリッチなティータイム。
こうした有閑マダムを呼ぶ企画で毎日埋まれば、多少はお金をおとしていってくれるかもしれません。
でもこのいけばな展出展で毎日出かけている友人は、地下の食料品売り場もなんか広々していて買う気がおこれへんねん、と言ってました。
今日昼間店を開けたお詫びに、スタッフへ3時のおやつは、隣の大丸で買ってしまったよ。
ドンキホーテ風陳列のなせる技と、セレブにあこがれる気持ちは、なかなか両立しないですね