初心者の写真という
プロもびっくりの芸術写真 この方が
花火の写真を展示しているブログが
素敵です。
花火の奥深さは、、、このサイトにアクセスをお勧めします。
花火、、、、芥川賞をおとりになったのは「火花」
似ていて、、、、全く対照点にある
「花火を見上げる受け身」と「アクティブなスタンスの火花」
さて、、、さて、、、
「花鳥風月の「花火を回想する、、、心」
ここでは茶の間の75歳のばあやンが回想する花火の思いでです。
疎開地の南紀の山奥の、そのまた山奥で
戦後の団塊の世代が
小学校に入るころ
、、、、昭和23年~25年ごろ
私は小学校一年生になって
學校で友達という集団の中に居た。
戦後の空に、B29の,、、、、ゴン~ゴン~ゴンと飛んでくる音も
あまり、気にならなくなったころ、
山奥の、10件に満たなかった村落に
にわかに疎開者で3000人以上の人の集まった。
小さな神社には、
ミョウレイノ若集が古典的な天狗の衣装で
先祖伝来の舞を練習する姿が見られるようになった。
村の祭りの大々的な復活が始まった。
提灯を数え切れないほど掲げた竹の行列が
揺れ始めた夕方、
突然!!!大きな音がした。
私が、初めて聞いた「花火」の音でした。
きょとんとして、フリーズしている幼い私に
大人たちが、
「花火だよ!、、、打ち上げ花火だよ!お祭りが始まったんだよ!」
ワシントン大学を出て郵便局で切手を売っているというので
子供たちの中では
有名な叔父さんが、笑いながら、皆に何かを配り始めた。
「ペンペン草の茎」のように細い竹の先に、
真っ黒な泥のようなものがカチカチに乾いて
綿棒のお化けの黒色パターンのようなものだった。
一年坊主たちは「これはなんやの~~?」
叔父さんは口元を「アルカイックの唇」のように
キューと引き上げて、言った!!
「線香花火やで!!」
え??「閃光花火やって!」「1000個花火やってか?」
子供たちは配られた花火に興味深々で、
叔父さんがマッチで火をつけてくれる順番を競い合った。
「しゃがんで!しゃがんで!、、、振り回さんようにして観るんやで!」
雀の巣をつついたような、ピーチクパーチクで
叔父さんの声は聞こえないのですが、
それなりに、線香花火の小さな火が一斉に花火を飛ばして、
変化しながら、最後は火の球になって
ポトンと落ちてしまったとき、
子供たちの反応は様々で
忘れられないひと時でした。
花火、、、、私の記憶の中で
線香花火の、、、次々と変化して、、、
小さな火の玉が、ポトンと落ちる瞬間が
忘れられないのです。
味があって、、、ドラマがあって、、、、
私の中では、花火の芥川賞が、、、最適なのです。
受け身なのに、心が動いて、
自分の幼い心のドラマを
短い閃光の変化の中に
文字では書けないドラマを描き続けた花火でした。
これは、幼い時代の思い出の「心」ですが
ちょっぴり寂しい、、、心の中の、、、青い花のように
大切な、、、小さな、、、私だけに語り掛けてくれる
火の物語でした。
初心者さんの花火のサイトは
圧巻な見事さがあり
お勧めします。
花火って、、、すごく美しい!