花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

学問や研究に政治家が介入するというのは、、、難しいのでは?

2012-10-18 01:20:48 | Weblog

最近の日本の学者の先生は

ノーベル賞の隣にいらっしゃる研究者と、

なにもしなかった人生に
ご自分でも
唖然とする学者先生がいらっしゃる。

研究というのは
頭が良いからと言って
成果が出るものではないし

かといって、
思考過程が、

基礎的な研究者肌の積み上げた実力がないと、

目の前に「データー」となる現象が起きても
気がつかなければ、結果はでない。

組織的にも、
東大、京大、阪大、名古屋大、、、九大、、
臨床研究には、有名私立大、、、
ネットワークが出来上がっていて、
ボストンは東大の研究者が町を歩いているでしょう、、、

ヨーロッパでは、知る人ぞ知る有名な大学、、、

そして、輝かしいパスツール研究所、

日本の理研とか、、、一般の人は知る機会も少ないが、

ネットには、かなり出てくるから、、、びっくりします。

臨床の研究者は

田中大臣チエックされる前に

クランケ相手の激務なしごとだけに
データーが「口コミ」で評判になる。

肝心の先生は、
論文にする時間が無くて
患者さんを治癒に導く実践にへとへとになっている。

その上、電子カルテの打ち込みは
事務には手におえないから
雑用が山済みだ。

待合室は患者さんであふれ、
自宅には帰れない日も珍しくない。

健康と体力勝負の激務の中、
博士号を取得する「実験が日夜続く」

もちろん、
個人的には国の援助金がもらえる人は
めったに居ない。

教授とか、、、

よほど、自費を使いまくって
本や文献を手に入れて
自分第一に時間を使い
研究にも実践にも没頭して、

家庭など振り返る暇などないという、、、
自分を生きてる
「俺」「私」の凛とした人が実績も挙げる。

8人兄弟や、子供が5人もいては
研究生活は、庶民では
考えられない。

研究はお金がかかるものだと認識している。

留学経験も豊かにパイプを外国に持ち
日本の学界に貢献でもしていないと、

臨床家の研究者は、
援助金をもらっているのは
聞いたことがない。

東大など
トップの研究機関では

今回の読売新聞を騒がせた記事のように
所属していると、
1000万円は人件費として
支給されるから、、、すごいですね。

臨床の先生は、患者さんを治癒に導くのがモットーだから、
研究している先生は
実践が、おぼつかなくなるし、

玉体に医療を実践できたのは

臨床家の「良医」を育てるので
歴史的にも、周知の名門医大でしたね。

戊辰戦争あたりからの
西洋医学に命ささげて
ドイツの外科学を実践してきた
私立医科大の臨床教授の先生だった。


大概は、外病院で数年稼いできた備蓄を素に
全部吐き出すまで、
高い実験動物を自費で買っては
臨床の仕事が終わった夜、夜中
汚い白衣で、実験に取り組んでいたのが
昭和40年頃であった。

臨床を捨ててしまって研究一本の先生。

一生研究して、結果として、
なにも出せずに、
時代に追い越された先生がたは
精神的に、、、
孤独なのではないでしょうか?

機械の進歩に追いつかれてゆく
むなしい研究者も後を絶たない
高度成長期の日本の
研究事情でもあるよね、、、。

実績がないと
仲間も、弟子も、友も居ない、、、出来ない、、、
研究費も取れない、、、

シンガポールに飛んで
そこで、

研究費にめぐり合い、****!!!

真剣勝負の4年間で
見事な結果を出した先生もいるようです。

山中先生のように天才の研究者もいらっしゃる。

研究者として、
生まれてこられた研究者の影に、

自分では研究者と思い込んで
研究社会に席を置きながら、

孤独に陥り、
自分が見えなくなってゆく先生も居られる世だ。

難解中の難解な研究者の頭の中を
政治家が「テェックする方法」
、、あるのだろうか!」

りんごが落ちる前は、、、
でくの坊に見えるかもしれない。
りんごが落ちたとたん、、、
ピサの斜塔での実験費の援助が
必要な研究者かもしれなくなるのだから、

途中介入は、ガチョウの腹から
生卵を出してしまうような計算と
損得の次元に引っ張り込んでしまうことになる。

この世界、、、2番や3番は
ゴミ箱にお金を捨てることと一緒だから!

しかし、、、
研究者は、、、多分
説得する時間を惜しんで
自分の研究に没頭するだろう、、、

第二次世界大戦を知らなかった
研究者が居たぐらいだから、、、!

研究で成果を挙げる人は
ゴッホのひまわりを
描けるような人かも知れない。

恵まれている才能とビジョンが
ダイヤのように光を放ち
一人歩きしてしまい、

政治家が家計簿をつけて、
夫が買いたい馬を
「貴方!今頃、、、馬は何でいるのよ!」

田中真紀子さんの、、、
魅力的な主婦の一面が出てしまったら

研究者は、、、終わってしまう。

研究者に介入する妻にも似て

山内一豊の世界を変えてしまうのに似ていませんか?
歴史も変えてしまうことになりますね。

難しいのは
「政治の介入が、体質を変えてしまいませんか?」

国立がんセンターの
戦艦三笠のような雄雄しい姿が

がん、、、が
死の病から
がんと同居できる延命の時代になり
早期発見で
完治の時代に入ったと思うのですよね。

黎明期には
医学に造詣の深い先生方が
どんなに苦労されたか

築地に行くたびに思うのです。

政治が「学問に介入する方法は、、、実に難しい。」と
思うのですよ、、、

国民の一人としての
意見ですけどね。



日本の学者の先生方と臨床の先生方

2012-10-17 04:44:32 | Weblog
    
  日本の学者の先生の中に
  湯川秀樹先生が、ノーベル賞という
  国際間の評価を日本にもたらした。

  私は、小学生になっていたかしらね、、、

  父母も祖父母も、
  湯川秀樹という学者の名前を
  子供たちの前でもおりに触れては

  誇らしげに言っていた。

  日本の学術の黎明期だったのかもしれない。

  中学の頃
  「長いトンネルを抜けると、雪国だった。」
  書き出しがすごい!

  戦後の暗いトンネルを通り抜けると
  雪国の白黒の希望の墨絵が見えるのかもしれない。

  見えないのかもしれない。

  心がトンネルにあるとき
  恋に出会うのかもしれない。

  世俗の条件が、恋に結界を置いているのかもしれない。

  小岩一中の正門の前は図書館だった。
  毎週5ー6冊借りて、大人の社会の行く道を模索していた。

  その時、出会った「駒子」と「島村」、、、

  幻想の中の自由な、
  ときはなたれた、、、至福の擬似恋愛であった。

  医学部目指して、
  がりがりと、、、物理や数学や、幾何学を振り回し、
  この世で「愛は最下位の位である。」などと、

  EBMの世界をまっしぐらに行く両国高校の兄貴に、

  「雪国」、、、!
  「兄さん、、、!読んでみたら!、、、  
  物理も化学も数学も、受験も、
  陸をキャタピラで走るタンクのような、
  見える世界に、突然光が舞い降りて、

  男と女の心が、競争世界の一瞬を忘れさせてくれるから!
  この本、読んでみて!」

  私の長いようで、短い人生の中で
  唯一、ギスギスシタ受験ムードの兄に薦めた本である。

  しばらく日時が経ってから
  兄貴は言った。

  「お前のよこした本は
  どこが、そんなにいいのかわからんから

  途中でやめた!」

  受験生の兄は
  「頼朝は、イチイチ国を支配する!、、、本読む暇あったら
  鎌倉幕府の歴史でも勉強しろ!」、、、見も蓋もない感想である。

  「兄さん!それを言うなら、
  『頼朝は、いい国造ると夢を追う』て!、、、覚え方変えたら!」

  それ以後、兄弟姉妹と言えども
  がり勉の点取り虫はつまらんと思うようになり、

  男は「戦い、競争し、実績を云々する義務があるから、
  この世で一番大切かもしれないジャンルが、定年後になるんだ、、、。」

  勝手にそう思って、
  兄貴とは、俺、俺、俺の、話の聞き手としての立場で付き合った。

  後に、、、川端康成さんは「ノーベル賞」を受賞された。

  大人になった私は、改めて、もう一度読んだ。

  子供の頃、初めて出会った、「真っ白な雪の恋」とは、
  まったく違った感じがした。

  島村にとったら、
  男の人生の3パーセントに満たない
  男の隠れ家で起きた、

  トンネルの向こうの世界の「大人の男の恋」のように思えた。

  小説は、何時読むか?
  それが問題にも思えた。

  まもなく、巨匠は「自らトンネルの向こう側に行ってしまわれた。」

  中学校から、御茶ノ水付属、教育大付属、の受験を進められた。

  祖父と、母がかって、東京都の教員をしていたからかもしれない?
  叔父さんも、おばさんも、そのとき
  現役の教員だったからかもしれない。

  エリートコースのエスカレーターのような
  選ばれた人生行路が、

  ピンとこなかった。

  一応、受験願書をもらってきて
  兄に相談した。

  「先生になりたいのか?」
  「先生になりたいと、熱望するならともかく、
   教育機関のガチガチの規律の中で、役割果たせるのかよ?」

  「先生になりたいとか、とりわけ決った考えが無いけど、
  その学校に行けたら、東大とか、慶大とかが
  射程距離に入るんじゃないの?」

  「馬鹿!」
  「大概はお茶の水大学に進んで、先生とかのコースだぞ!」

  「そうなの?」

  「そうだよ、、、丸いめがねを鼻にズラシテ、
  上目使いに、静かな口調で、
  生徒に説教する独身の女教師になるコースだよ!

  自分では2人ぐらいの子供を育てるのがせいぜいでさ、、、!
  そのくせ、このように、つぶやくんだ!
  『私は、、、何百人もの生徒を、、、育てた、、、』

  欄間にかかった数々の賞状を、
  目を細めて見上げて言うんだよ!

  『之が、、、新しい日本の女性の、私の生き方なのよ、、、!』

  メガネの奥の
  猫の目のように、、、己の光が眩しくて細めた目が
  私は偉い、、、先生だから、、、女性の最高の職業よ!、、、とか

  ともかく、凡人のお兄ちゃん見たいのは
  鼻も引っ掛けない『名門校高校』だよ」

  雪国を読んでも、解からないわけだ、、、

  自分の考えで「一刀両断」する兄貴は

  やがて「内科医」となった。

  臨床の、ひたすら忙しい、体力が勝負の人生を
  「我王」のように突っ走った。

  私は、自宅からバスで行ける
  東京都立小松川高校へ進学した。

  スカイツリーのあるゾーンの高校である。

  町工場の、すごい腕を持ったスペシャリスト工員の子弟も居た。
  行列をなすラーメン屋の娘さんも居た。

  卒業時、早稲田、千葉大、学芸大、慶応、東女に、日女、
  掲示板は大学進学の合格者が並んでいる割には

  女性は、後日クラス会で会うと、
  高校卒で、就職して、めでてく結婚組みが多かった。

  私は、薬学に進学したが、高校卒のまま
  医療系は「実践の仕事」で人生が飛んでしまうから、
  時間がゆっくり流れるOLを選んだ人も多かった。

  川のそばの、寅さんの世界の
  真に味わいのある料亭の
  御かみさんになった人も居た。

  臨床の世界、、、之が人生の臨床の世界の物語です。

  いつか、、、もぐるところから自分でする
  海洋の魚博士の
   
  学者の世界を話しましょう。

  そして、、、故郷和歌山の

  熊楠先生と言う
  一風変わった、学者のお話もいたしましょう。



  

  

医療革命と、、、クーロンとの戦い

2012-10-15 00:51:38 | Weblog

神の域に手を伸ばした科学の成果は

人間の富士の病を治療するためにだけ

駆使してほしいものです。

未来において
クーロン人間が出現すれば
人間、、、対クローン人間の戦いになるかもしれない。

クローンは兵士として、優秀なキメラ人間だとしたら、

人間は、、、叡智の届かぬ戦いを余儀なくされることだって

場合の数として、考えないわけには行かない。

すごい、、、ことが、、、始まってしまった。

孫子の時代に、花鳥風月の

しなやかな幸せが、、、あり続けますように。

iPS細胞とノーベル賞

2012-10-13 04:09:35 | Weblog
ノーベルが、初めにパンドラの箱を開けてしまった人類の社会。

やがて、人間の欲望は宗教も哲学も、「愛」さえ

ブレーキにはならない時代が来た。

多くのロボットが

お菓子も、パンも、せんべいも造り

車はデザインまでPCが考える。

エデンの園で、りんごを食べたアダムとイヴ

初めに万能細胞がドアをたたき

寿命の番人であるはずの、「がん細胞」も

iPSに門を通過させるだろう。

原子爆弾が落ちて

日本人は、人間が元素の集積のように

炭素の塊を通過して

一瞬のうちに、分解して気体も残らない現実に出会った。

もう一度、焼け残った片腕の、皮膚の細胞から

父よ、母よ、貴方がたが甦るなら

私は、もう一度、母の膝で甘えたいと、、、涙した国民たち。

今!

夢がかなったと思う前に、、、

二人目のノーベルが

キメラ人類を世に放ち

ジュラシックパークどころか、、、

化け物の地球になって

あたりは

セイタカアワダチソウしか生えなくなったら

もう、パンも米も昔話になってしまう。

すごい発見であると同時に

地球上で使うのは

原始のバランスを壊さない生態系を前提に使ってほしい。

思う存分実験し、

思う存分発展させたいのなら、

神になって

宇宙空間の無生物の星を舞台に

人類の知恵の総力を挙げて

神に挑戦する創造主にまで登りつめるしか

バランスは保てないかもしれない。

「宇宙戦艦iPS山中号」

貴方は宇宙のどこに向かうのか?

貴方の兄弟は

どこの星に「造られるのか?」

ロボットの「反乱」は

やがて地球上の若者を減らし

年寄りばかりの星を造るかも知れない、、、

計算をはみ出たノーベルの思惑を

原子爆弾や、水素爆弾は

如何に弁明するのだろうか?

今回も、、、その応用は

宇宙に向けて

ノアの箱舟に「キメラ動物」を乗せることを

神に許可してもらう手続きを踏んで

生み続ける事になるのだろうか?

子供の頃

タバコとトマトの遺伝子配合のしょくぶつや

ナスの苗にトマトがなっているのを見た記憶が恐ろしい。

校長先生が、、、どんなに大声を挙げて

「規律!」と叫んでも

キメラ生徒は勝手に動き続けるだろう。

日本から出現した「二人目のノーベル」

国際裁判の次元をはるかに飛び越した

国際iPS研究認可システムを同時進行させないと

医療革命が、目的だったはずのものが、

細胞爆弾になることが、、、恐ろしい!

人類のみならず、、、

薬品だって

配合を間違えると爆発するノーベルの時代に、

生態という

心も考えも、社会も、損得も、秩序も、、、

欲望を抑えきらないキメラ人間があふれ、、、

原発だらけの地球は

最後に、、、全滅してしまわないように、

初めに、人類にとっての調和を第一に

この細胞で、生き続けて君臨した長老が

化け物のような「独裁者」にならないように、

どうぞ、、、どうぞ、、、幸せのために

地球の碧の世界を維持するために

地球視野で、パンドラの箱を

宇宙戦艦に乗せて

地球以外の星を目指してください。

すごい発見!と思うと同時に、

全身に冷や汗が流れ続ける思いのする

パンドラの箱からの妖気も煙も見える気のする

人間の業の試される之からです。

人類よ!、、、あー!人類よ!、、、人類よ!

北海道日本ハムファイターズ!

2012-10-11 03:11:45 | Weblog

    10月2日

    なにも、、、言えねーーーー!

    あれから9日、、、やっと発言!

    栗山監督は選手を信じた。

    ナデシコジャパンが試合ごとに成長していったように

    その成長は

    ダルビッシュが世界へ羽ばたいた「ドリーム」の

    でっかい推進力が、フアンの総てにも伝染した今回

    選手の内側から湧いてきた自主自発のやる気が

    選手を信じた栗山監督が、、、引っ張り出した優勝でしたね!

    野球は、、、こんなに面白いとは!!!!!

    
    人をシキッタリ
    勝ちばかり気にしたり
    成績と点取り虫の
    貧乏根性が一切無くて

    人の上に立つことは

    上から召せん(目線)じゃなかったんですね!
    選手を信じて

    選手に素養を
    大胆に引き出す、、、野球人生丸ごと

    厳しい慈愛と信頼と練習

    感動が、、、今頃、、、言えました。

スポーツ選手の魅力

2012-10-01 04:08:39 | Weblog
今年は「ジャイアンツが優勝」

そして、、、ここのところ
ファイターズの試合をてに汗握って
テレビにかじりついています。

新庄さんあたりから
ファイターズの選手たちの
垢抜けしたユニホーム姿に見せられています。

何より
スポーツ選手の目が大好きです。

本音とたてまえがしっかりと一つになった
純粋な透き通る眼光の鋭さが素晴らしい!

スタンドを埋め尽くすフアンには
女性も多いですね!

マー君も
斉藤君も

高校野球時代からのフアンですけど

ここのところ
斉藤君が見えなかったこともあり

ファイターズの
多くの選手が
素晴らしい活躍をして
チーム力で勝ち進むのを
楽しみにしていました。

とうとう、、、!!!
斉藤君も帰ってきたし
ゆっくりと
プロ野球のシビアーな
プロ性になじみ

大胆な、本来の
ハンカチ王子時代の
屈託のない

おおらかなピッチングを
開発してくれたら
きっと、

頭脳のよさが先走らないから
力が出し切れて

桑田選手のような
いいピッチャーになるのではないかと
どきどきしてます。

高校からプロの洗礼を受けてるマー君が
いい味出してるから

急がず、、、4年遅れで
別の味を見せていって

村山さんみたいな
ひたむきな斉藤君に期待しています。

新横綱の土俵入りの稽古シーン見ていて
スポーツは
どのジャンルの選手も

いいな、、、青年らしくって!

うちの孫は
サッカーチームに入って
毎日サッカーに夢中ですが、

少年時代があるってことが
サイコーの人生でもありますよね!

スポーツ選手のおかげで
気持ちはいつもフレッシュな

ばあちゃんでいられますよ。

今日も、、、ありがとう!
いい試合だったね!