最近の日本の学者の先生は
ノーベル賞の隣にいらっしゃる研究者と、
なにもしなかった人生に
ご自分でも
唖然とする学者先生がいらっしゃる。
研究というのは
頭が良いからと言って
成果が出るものではないし
かといって、
思考過程が、
基礎的な研究者肌の積み上げた実力がないと、
目の前に「データー」となる現象が起きても
気がつかなければ、結果はでない。
組織的にも、
東大、京大、阪大、名古屋大、、、九大、、
臨床研究には、有名私立大、、、
ネットワークが出来上がっていて、
ボストンは東大の研究者が町を歩いているでしょう、、、
ヨーロッパでは、知る人ぞ知る有名な大学、、、
そして、輝かしいパスツール研究所、
日本の理研とか、、、一般の人は知る機会も少ないが、
ネットには、かなり出てくるから、、、びっくりします。
臨床の研究者は
田中大臣チエックされる前に
クランケ相手の激務なしごとだけに
データーが「口コミ」で評判になる。
肝心の先生は、
論文にする時間が無くて
患者さんを治癒に導く実践にへとへとになっている。
その上、電子カルテの打ち込みは
事務には手におえないから
雑用が山済みだ。
待合室は患者さんであふれ、
自宅には帰れない日も珍しくない。
健康と体力勝負の激務の中、
博士号を取得する「実験が日夜続く」
もちろん、
個人的には国の援助金がもらえる人は
めったに居ない。
教授とか、、、
よほど、自費を使いまくって
本や文献を手に入れて
自分第一に時間を使い
研究にも実践にも没頭して、
家庭など振り返る暇などないという、、、
自分を生きてる
「俺」「私」の凛とした人が実績も挙げる。
8人兄弟や、子供が5人もいては
研究生活は、庶民では
考えられない。
研究はお金がかかるものだと認識している。
留学経験も豊かにパイプを外国に持ち
日本の学界に貢献でもしていないと、
臨床家の研究者は、
援助金をもらっているのは
聞いたことがない。
東大など
トップの研究機関では
今回の読売新聞を騒がせた記事のように
所属していると、
1000万円は人件費として
支給されるから、、、すごいですね。
臨床の先生は、患者さんを治癒に導くのがモットーだから、
研究している先生は
実践が、おぼつかなくなるし、
玉体に医療を実践できたのは
臨床家の「良医」を育てるので
歴史的にも、周知の名門医大でしたね。
戊辰戦争あたりからの
西洋医学に命ささげて
ドイツの外科学を実践してきた
私立医科大の臨床教授の先生だった。
大概は、外病院で数年稼いできた備蓄を素に
全部吐き出すまで、
高い実験動物を自費で買っては
臨床の仕事が終わった夜、夜中
汚い白衣で、実験に取り組んでいたのが
昭和40年頃であった。
臨床を捨ててしまって研究一本の先生。
一生研究して、結果として、
なにも出せずに、
時代に追い越された先生がたは
精神的に、、、
孤独なのではないでしょうか?
機械の進歩に追いつかれてゆく
むなしい研究者も後を絶たない
高度成長期の日本の
研究事情でもあるよね、、、。
実績がないと
仲間も、弟子も、友も居ない、、、出来ない、、、
研究費も取れない、、、
シンガポールに飛んで
そこで、
研究費にめぐり合い、****!!!
真剣勝負の4年間で
見事な結果を出した先生もいるようです。
山中先生のように天才の研究者もいらっしゃる。
研究者として、
生まれてこられた研究者の影に、
自分では研究者と思い込んで
研究社会に席を置きながら、
孤独に陥り、
自分が見えなくなってゆく先生も居られる世だ。
難解中の難解な研究者の頭の中を
政治家が「テェックする方法」
、、あるのだろうか!」
りんごが落ちる前は、、、
でくの坊に見えるかもしれない。
りんごが落ちたとたん、、、
ピサの斜塔での実験費の援助が
必要な研究者かもしれなくなるのだから、
途中介入は、ガチョウの腹から
生卵を出してしまうような計算と
損得の次元に引っ張り込んでしまうことになる。
この世界、、、2番や3番は
ゴミ箱にお金を捨てることと一緒だから!
しかし、、、
研究者は、、、多分
説得する時間を惜しんで
自分の研究に没頭するだろう、、、
第二次世界大戦を知らなかった
研究者が居たぐらいだから、、、!
研究で成果を挙げる人は
ゴッホのひまわりを
描けるような人かも知れない。
恵まれている才能とビジョンが
ダイヤのように光を放ち
一人歩きしてしまい、
政治家が家計簿をつけて、
夫が買いたい馬を
「貴方!今頃、、、馬は何でいるのよ!」
田中真紀子さんの、、、
魅力的な主婦の一面が出てしまったら
研究者は、、、終わってしまう。
研究者に介入する妻にも似て
山内一豊の世界を変えてしまうのに似ていませんか?
歴史も変えてしまうことになりますね。
難しいのは
「政治の介入が、体質を変えてしまいませんか?」
国立がんセンターの
戦艦三笠のような雄雄しい姿が
がん、、、が
死の病から
がんと同居できる延命の時代になり
早期発見で
完治の時代に入ったと思うのですよね。
黎明期には
医学に造詣の深い先生方が
どんなに苦労されたか
築地に行くたびに思うのです。
政治が「学問に介入する方法は、、、実に難しい。」と
思うのですよ、、、
国民の一人としての
意見ですけどね。