花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

TVも、、、見続けると、、、疲れるね。

2020-07-15 01:50:26 | Weblog

九州の被災地に、阿部首相が現地入りされて、

国が観ていてくれると、ショックが少しは和らぎます。

でも、緊張が続いたせいか、、、ニュウ―スも、コロナからも、

少し遠ざかって、、、眠るといいのではと、思いながらも、

夕食のの支度も、後は火を入れるだけというときに、

「こんな時間の相棒って、めづらしい、、、?」

洗濯物をたたみながら、、、相棒を観始めたのが、、、TV漬になった。

いつもはNHKを観るので、時間ごとに充実感とともに、、、区切りがつけられる。

本来なら、買い物に行く時間である。

牛乳もないし、ヨーグルトも無い、、、電球も切れてるし、、、

メダカの水草も、無い、、、

リュックを背負って、

運動と、筋トレを兼ねて、買い物に出るはずだった。

ここのところ、、、

早朝のうちに買い物を済ます癖がついていたせいか、、、

足りないものがあるのに、、、TVの、、、

                時間外のはずの{相棒}を観始めた、。。。

                    すっかり、ペースにはまってしまって、、、

              2作目も観始めた。

そのあと、、、何回も視ているはずなのに、

               レオン、、、を視てしまった。

映画の世界の、めちゃくちゃな、、、裏社会の物語なのに 

少年の時、お金持ちの娘に恋をして、、、

         金持ちの娘の父親の異常な反対で

                    恋人を奪われて、、、

                        父親は娘を殺してしまう。

少年の、ひたすらな純粋な恋は彼女との間を引き裂いた父親を許せなかった。

少年の、、、

     コントロールできない若気の至りで、

                  父親を殺してしまう、、、

                         そして、逃亡、、、

社会には、、、彼の「居場所は無くなった!!、、、」

俳優が、、、また、、、何とも言えないアクションと、哀歌と、純粋な味を出している。

普通の社会を生きられなくなったレオンは、

                 そのまま海外へ、、、逃亡、、、

12歳の究極の現実離れした、裏社会の少女との出逢い、、、

純粋な少年の失恋の心の傷と取り返しのつかない罪と、

           逃亡の日々が、少女との出会いがドラマチックだ。

純愛と、優しさと、アクションの中で、

     ブルースリーの映画は笑えるが、、、

            この映画は深刻になったような

         メチャクチャナ、、、撃ち合いや、爆発が、

          現実を忘れて、画面からよそ見が出来なくなる。

初めて見た時は、息子達が学生だった頃だから、、、

何回も視ている映画なのに、、、、とりあえず、、、

何もかも、考えなくなるような、、、映画であった。

人生は地球規模の闘いの中で、

都会の繁華街の片隅では、人生そのものの大洪水が

     少年の心のまま時間が止まったレオンと少女の出会いを描く。

どんなに背伸びしても、、、届かない少女、、、

どんなにしゃがんでも、、、女として視る事は出来ない

               過去の愛情と愛の喪失から立ち上がれてないレオン

目と目が会っていそうで、、、同じ傷を持つ心だけが出逢ってゆく。

   日本の忍者映画のような面白さや、

           マカロニウエスタンや、

             荒野の7人にもどこか通じる面白さだ。

それでいながら、理不尽な裏社会との戦いはレオンが勝てるはずはない。

強いモノ、強い国、富める者が、理想を追い求め始めると

確実にとり残されてゆく社会の階層の中に、

こうするより仕方がない生き方にすき間が見える。

レオンの映画が言いたいことがあるように思える。

このような、、、銃社会や、暴力社会にしてはならないと思うとき、

レオンも少女も、哀れに思えて、、、、「映画の社会」を満喫した。

人為的に、嘘を面白くして商品化する映画人の、

大真面目な劇画タッチのアクションに、

人間て、、、欲や、怒りや

     プライドや、、、悪魔のような支配欲や

              権力と、貧富の差から産まれてしまう、、、

                    社会に飼いならされた価値観が

我が娘が、貧乏青年と恋をしただけで、、、

              

              娘をころすかね?????!

瑞瑞しい十代のレオンが、

       別の社会の富豪の娘の美しさに惹かれてゆく、、、

確かに、、、金持ちの親父さんにとれば、

    娘は、今以上の身分の男性にもらってもらい、、、

           眩しい娘でいてほしいことだろう、、、

娘を愛するというより、、、

     娘は親父さんの、、、アクセサリーでも、シルクハットでもない!

娘が出会った真実が有れば、、、応援すればいいではないか?

    束の間の数時間、、、コロナの事も、、、洪水の事も忘れて、

      気分転換になった。

映画が終わると、夕食の準備に追われながら、、、

          kisyuukara todoita ,,,梅干を丸ごと一個ほおばりました。

     何とも言えない、、、紀州の梅干しの、、、酸っぱさよ!!

 

心のどこかで、、、静かな、平穏な日々が還ってくることを祈りながらも

映画の画面の破壊や、撃ち合いや、殺人は、

ストレスボールの自分が撃たれて消えてゆくようだ。

いろいろな事で疲れ切った自分を、

どんどん画面から消してゆき

レオンになって逃げきれるかと思いながら

少女だけが、、、少女が故に逃げ切るという、、、

         すれすれの現実を、、、無意識に重ね合わせた

心が、映画が終わるころには、、、足手まといな考えは、機関銃で穴だらけになり

薬師丸ひろ子ではないが、、、快感、、、しかし、レオンが助からなかったのが、、、

水戸黄門とは違って、、、後味が哀しすぎる。

     現実から逃避したすっきりした自分。

テーブルの夕飯を用意して、、、私は、、、また、、、何も考えない時間に飛び込んだ。

いつの間にか、、、ぐっすり寝てしまった、

おやすみなさい、、、もう一度寝ました。

明日のお弁当のご飯焚きまで、、、おやすみなさい、、、

日本の、相棒、、レオンの映画とは社会全体が、、、異次元のようですね。

洪水のような、激しい映画は、束の間の思考力を「0」にしてくれました。

深い眠りにおちそうです。

 


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1 コメント

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おはようございます (かりん)
2020-07-15 08:51:33
本当にテレビを見続けると疲れますね。
映画が終わるころには、心がすっきりして良かったですね。

今日は、お買い物に行けるといいですね。

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