大人に負けるな!

弱者のままで、世界を変えることはできない

自然は巧みにインセストを避ける

2005-04-21 13:48:00 | こんなに違う! 世界の恋愛ルール
 自然界では、インセスト(近親交配)はほとんど見られません。

 テキサス州で行なわれたニホンザルの調査によると、1000例を超える交尾観察の中で、親子は皆無、兄弟姉妹と祖父母が1例づつ確認されただけでした。
 しかも、このサルたちは群れごとアメリカに連れてこられたため、野性のニホンザルのように、群れの移籍ができません。通常はオスが群れを渡り歩き、メスは生まれた群れから動かないので、自然状態でのインセストは皆無だと考えられています。

 しかし、離島でのノラネコの観察では、オスは血縁非血縁を問わず求愛し、メスはむしろ血縁のある個体を優先的に受け入れていることが明らかになりました。
 このようなネコは人間のゴミ捨て場をエサ場としており、離島という特殊な環境に加えて、人間の介入がネコの生態に影響を与えていると考えられています。通常のノラネコでは、成長後は生まれた地域から離れてしまうので、このようなことは起こりません。

 家畜やペットなど、人間に管理されている動物では、インセストは頻繁に確認されます。
 一説によると、野生動物は臭いで血縁のある個体を見分け、交配を避けるらしいのですが、飼い慣らされた動物には、なぜかそれが働かないらしいのです。
 おそらく、単に血縁の無い個体が周囲にいないだけだからである可能性が高いように思われます。

 これは、人間界の家族間性虐待を回避する上でも、大きな鍵になってくる問題です。





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