バーベルでMAX100キロをリフトアップできる人でも、左右50キロずつのダンベルを差し上げることは、まずできません。
この事例からも分かるように、人間は、重心が一点に集中している物体を持ち上げるのは得意でも、重心が分散している物体を持ち上げるのは苦手です。
この原理は、柔道の「崩し」の中核です。
人体は固体ではなく、流体ですから、通常は重心がぼやけていて、持ち上げにくくなっています。
しかし、力むと、固体に近づくので、重心がほぼ固定されてしまいます。
崩しの目的は、相手を「棒立ち」にして、重心を一点に固定してしまうことです。
打ち込みにおいては、全身を棒のようにガッシリ固定して受け止めるのが一般的ですが、実は、これは最低の受け方なのです(苦笑)
自分よりパワーのない相手は跳ね返せても、パワーのある相手には、簡単に投げられてしまいます。
実戦を想定した場合、相手の技をいかに「柔らかく受け流すか」が、強い相手に投げられないためのポイントになります。
ですから、打ち込みでも、包み込むように受けるのが、正しい受け方なのです。
打ち込む側は、逆に、柔らかく受け流そうとする相手を、いかに崩して棒立ちにするかがテーマになります。
打ち込みの一本一本を、きちんと崩してから技をかける必要がありますから、通常の何倍も質の濃い稽古になります。
この事例からも分かるように、人間は、重心が一点に集中している物体を持ち上げるのは得意でも、重心が分散している物体を持ち上げるのは苦手です。
この原理は、柔道の「崩し」の中核です。
人体は固体ではなく、流体ですから、通常は重心がぼやけていて、持ち上げにくくなっています。
しかし、力むと、固体に近づくので、重心がほぼ固定されてしまいます。
崩しの目的は、相手を「棒立ち」にして、重心を一点に固定してしまうことです。
打ち込みにおいては、全身を棒のようにガッシリ固定して受け止めるのが一般的ですが、実は、これは最低の受け方なのです(苦笑)
自分よりパワーのない相手は跳ね返せても、パワーのある相手には、簡単に投げられてしまいます。
実戦を想定した場合、相手の技をいかに「柔らかく受け流すか」が、強い相手に投げられないためのポイントになります。
ですから、打ち込みでも、包み込むように受けるのが、正しい受け方なのです。
打ち込む側は、逆に、柔らかく受け流そうとする相手を、いかに崩して棒立ちにするかがテーマになります。
打ち込みの一本一本を、きちんと崩してから技をかける必要がありますから、通常の何倍も質の濃い稽古になります。
ミツボシ 柔道試合用得点板キャスター付 C-00081 | |
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