山頂へのゲートはm早々と開いていましたが、11時になってやっと「ゲート4」がオープンになりましたので、ここから入り込んで東尾根の方へ向かうことになりました。「ニセコルール」に従って、ニセコのスキー場から区域外に滑るには、これらのゲートがオープンにならないと入り込めないのです。
最近は区域外に勝手に入り込むスキーヤーやスノーボーダーが多くなり、雪崩などの危険性もあるので、信州や東北などのスキー場をはじめ、問題になっています。
一人乗りリフトを下りて「ゲート4」から長い斜滑降をして東尾根までたどり着くのですが、いつものルートから少し下がって滑り始め、しかも最初に滑ったため、深雪のラッセルをしながら進まなければならず、夫はかなりここで力を使い果たしたようでした。そこで、何とかいつものルートに戻ってほかの人たちの後ろから付いて行くことにしました。
深雪とはいえ、新雪で柔らかなため、傾斜が無いところは疲れました。
やっと、見晴らしの良い場所まで来ると、羊蹄山が顔を出していました。
雪の中に倒れ込んで、皆楽しそうです。
更にアンヌプリを回り込むように進んでいくと、
イワオヌプリが見えてきました。この場所からは大雪原が広がって、一人一人ビデオを撮ってもらいながら、ふわりふわりと滑りました。「ホイ!ホイ!ホイ!」と調子よく滑る人も・・・・
ビデオを前にして、Aさんは見事な滑りを見せてくださいました。私も何とか転ばずに、気持ちよく滑ることができました・・・
下に下りても予想以降に雪が深く、かなり苦労しました。
急斜面もありましたが、時々転びながらも何とか樹林地帯に滑りこみ、ここから長い平らなコースとなり、ストックで押しながら滑らなければなりません。やっと二セコ東急ゴルフコースのレストハウスの方に下りてきて、花園スキー場に戻りました。
ランチタイムもとっくに過ぎてしまい、ここで皆さんとはお別れして、私達は自宅に戻りました。とても疲れましたが、満足感が残り、いい思い出となりました。ヘりスキーよりも面白かったようでした。