しばらく車で進むと三角形の形をしている岩が目にとまりました。
海は青々として波は比較的穏やかです。
近づいてみると、「窓岩」と呼ばれている岩のようで、中央付近にそれぞれ穴が開いていました。波の作用で岩の形を変え、穴を開けたりしたのでしょう。
積丹半島へ行ってここへ寄らないわけにはいきません。有名な「神威岬」です。
断崖の真下には濃いブルーの海が横たわっていました。
少し右の方へ登っていくと、岩にぶつかる波が白く染めて、周囲は濃い青と緑が混ざったような{積丹ブルー」の世界になっていました。思わず引き込まれてしまいそうな色です。
さらに右の方へ進むと、神威岬の先の白い灯台の真下に、海に浮かんだ「積丹岩」が見えて、点々と岩礁が続いています。(灯台までの遊歩道もあります。)この岩は、澄み切った海中に立ちつくす「乙女の化身」とも言われています。
このあたりは夕日が沈む頃は、素晴らしい景色を見せてくれるようです。
海とは反対の方向に、まだ白い衣を被った山が見えていました。どうやら春の山スキーで有名な「余別岳」のようです。数年前雪崩で、スノーモービルに乗った人達が遭難したことがありましたが、今でも人気の山です。
神威岬から島武意海岸の方へ行くと、ほかにもローソク岩や、女郎岩などたくさんの奇岩を見ることができますが、この日は先を急いでいたので、真っすぐ余市の方へ戻ることにしました。
昨年のGW、積丹半島にも行ったんですが、残念ながら雨で、積丹ブルーを見ることはできませんでした・・・。
今度は天気の良い日に行きたいものです。
北海道もそろそろ春でしょうか。