冬の間ずっと暖めてくれる我が家の薪ストーブは、購入後もう7年以上になります。その間、一度も煙突掃除をしていませんでしたので、今回、思い切って実施することになりました。
薪ストーブを購入した札幌市の専門店に問い合わせをしたところ、専用の煙突掃除用品を揃えると2万円以上になるとのことで、もっと安い方法は無いものかとホーマックで探してみたところ、注文しなければならなかったのですが、3000円以下で揃えることができました。
問題は屋根の上にどのように上って、安全に掃除をするか?と、煙突の分解です。煙突の分解はビスを幾つか外して難なく出来ました。
屋根に上るのは今年の冬に雪投げをするために上っていましたので、同じ要領でまず、アーチェリーの弓矢に釣り用の釣り糸をつけ、その次に細めの紐をつないで、弓矢を放ちました。屋根の反対側の大きな木に登山用のザイルを結び付けます。何回か失敗しましたが、屋根を越えて飛んできた細めの紐にザイルを結び付け、梯子側に引っ張って戻します。
次に夫が梯子を上って登山の岩登りの要領で安全を確保しながら、屋根まで上って、屋根の中央に前もって打ちつけていたアンカーにザイルを通して、煙突の傍まで移動しました。そこへ、紐に取りつけた煙突掃除用の道具を引き上げて準備完了。
家の中では、外した煙突の先にビニール袋を巻きつけて、煤を受け取るようにしました。このストーブは完全燃焼をしながら燃えるタイプですので、あまり煤は付いていないと思っていましたが、やはり7年間もずぼらをしていたため、煙突の煤がパラパラと落ちてきました。
最終的には、煙突の一番上の出口のレンガの付近にこびり付いていた炭になった煤がだいぶ落ちて、写真のように回収ができ、何とか無事に終了しました。
屋根から落下することもなく、ホッと、一安心しました。
ところで、その「煤」どうされましたか?。
先週、瓦の漆喰修理で瓦屋さんに来てもらいました。その時の雑談で「漆喰(の材料)には煤が最高なのだけど、今はそれが手に入らないので代用品で賄っている」とのことでした。
もしかしたら瓦屋さんが欲しがるかもしれませんよ。
しかし、1月に骨折したばかりですよ!
無理しないでください!><