秋になって渋柿の皮を剥いて、ベランダに干して干し柿を作っていました。時々手でもんで柔らかくしていましたが、このところの寒さで、順調に出来上がりました。北海道は湿度と温度が低めのため、上手にできます。
今年は、寒くなってきた頃は、カラスをほとんど見かけませんでしたので、咋年の様に2,3個食べられることもありませんでした。
尾道に住んでいる義妹が「今年は少し小さめです。」との話でしたが、まあまあの出来栄えです。
「干し柿」は栄養分が豊富な素晴らしい食品であることが、調べてみて改めて良く分かりました。
干し柿1個は100Kcalもある高カロリー食品です。柿を干して水分が抜けるため、炭水化物が多くなり、食べ過ぎは禁物のようです。
また、植物繊維が多く含まれているため便秘に良く、マンガンやカリウムなどのミネラルも豊富です。ビタミンCは壊れてしまうようですが、代わりにβーカロチンが多くて抗酸化作用が増す一方、タンニンが増えるため、取り過ぎると鉄分の吸収を妨げるため、貧血の人は避けた方が良いとのことです。
昔から柿や干し柿は二日酔いの防止になることも知られています。私は、そのままおやつに食べるほかは、野菜の甘酢和えに入れ込んで美味しくいただいています。
早速、干し柿が好きな友人に少し分けてあげると、とても喜んで下さいました。