私達が宿泊したホテル「サロマ湖鶴雅リゾート」はサロマ湖のほとりに建っており、湖面側で夕日が見える部屋を予約しました。
ホテルのスタッフの対応がとても良くて、到着するなり頂いた山ぶどうジュースが美味しかったこと!山海の幸バイキングの夕食付でしたが、サロマ湖ではホタテがたくさん獲れるので、お刺身や焼きもの、揚げものなどの料理をたくさんいただき、ついつい食べ過ぎてしまいました。
朝6時過ぎに目を覚ますと、朝焼けの空にたくさんの鳥(カモメでしょうか?)が飛んでいました。
能取湖へ行く途中、道路脇に収穫したジャガイモの山があり、その向こうにキガラシの花が黄色く染めていました。
能取湖は「日本一サンゴ草群落地」となっており、このさんご草の赤い絨毯を見るのが今回の撮影旅行の一番の目的でした。「さんご草」は別名「あっけし草」とも呼ばれ、5年以上前にはかなり広い面積で育っていたそうですが、その後、気候や土地開発などの影響を受けてダメージがひどくなり、やっと昨年あたりから元に戻りつつあるようになったそうです。
もう少し背が高い草かと思っていたのですが、10~20cm以内の小さな花が塩分が混じった沼地に咲いて、燃えるような赤が広がり、目が覚めるようでした。
次にサンゴ草が最もたくさん咲いているサロマ湖の「キムアネップ岬」にも行ってみました。太陽の位置によって同じ赤も異なった色に見えます。一部枯れているのもあり、見頃は9月下旬までとのことでした。
このさんご草は背丈が50cmほどあります。どうしてこんなに伸びたのでしょうか?実は海水が混じったサロマ湖の中に生えているのではなくて、道端に群生しているサンゴ草なのです。塩分が無くて肥料などの違いで同じ草でも成長の仕方が異なるようです。