東京都武蔵村山市議 すどう ひろし(須藤博)のページ

真実の政治・住民本位の政治が私の信条です。

ついに「政権与党」の一員に・・。

2009-09-21 10:47:20 | Weblog
ついに民主党政権が誕生した。私たち東京20区の民主党議員団も、ことあるごとに政権交代は必要だと強調してきたので、やっと実現したのは嬉しい。しかしホンネを言えば、私自身の意識には野党であることを当然のように思っていた部分がまだ残っており、政権の一翼を担うことが現実になったことへの不安やとまどいがないと言えば嘘になる。

地方議会での議案には国政と絡むものも少なくなく、政党に所属している地方議員は国会で所属政党がとっている政策に合致する方向で議論や採決に臨むのが普通で、とりわけ政権政党に属している会派はその点に敏感だ。なぜなら、自分たちの所属する政党が政府を構成していると、ほとんどの政策は自分たちが作ったものということになり、国会と逆の対応をすれば笑いものになりかねない。

私は、武蔵村山市でたった一人の民主党市議で、しかも国政では野党だったから、国会での民主党の主張を必ずしも気にせずに独自の判断で議案に対処していた。その点では、市議会で多数を占める自民党系の会派や公明党が、国会の動向に神経質なほど忠実なのを気の毒に思うほどだったが、今度はそれが自分の番になってしまった。

私が属する民主党は、政権党や官僚に文句を言う立場から、文句を言われる(攻撃される)責任のある「与党」へと立場が180度変わったわけだ。これまでも、私自身は、市民の幸福を至上命題に責任のある議会対応をしてきたつもりだが、今後はいっそう注意深く、市民本位の仕事をせねばと自戒している。