汚いぞ！セブンイレブン

セブンイレブン本部が、値引き販売をしている複数の加盟店主に対して、契約解除の通告を始めたと新聞が報じているが、とんでもないことだ。
期限切れ直前の値引き販売は、商行為では当たり前だし、何よりも貴重な食料品の無駄な廃棄が防止できるメリットは大きいわけだから、認めないのは大企業のエゴといわれても仕方がないだろう。

セブンイレブン本部は、その件で本部を提訴したりマスコミの取材に応じたりしている加盟店や、ささいな契約違背行為があった加盟店に対して契約解除に動いているとのことだが、加盟店側は見せしめの報復だと反発している。

しかし、見せしめならまだましだろう。セブンイレブン本部は値引きを行っている加盟店のささいな落ち度を突いての契約解除を次々に強行することで、実質的な「値引き妨害」を狙っているのではなかろうか。

だとすれば、公正取引委員会の排除勧告そのものを骨抜きにしようとするものであり、極めて悪質だ。私たち消費者は、この先のセブンイレブン本部の動向をしっかり見極めなければならない。悪質な企業が大手を振って闊歩するのを許すわけにはいかないから、私は、セブンイレブン本部の横暴が明らかになった暁には、たった一人ででも不買運動を起こすつもりだ。