護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

 医療関係

2009年03月14日 19時27分58秒 | 歯科技工士のぼやき
09年3月14日 土曜日  医療関係

今日は珍しく医療問題の記事が多かった。

          

地方の救急崩壊。お医者様はロボットでないのだから、現場を知らない人間が決めたルートの上に乗っていたら我が身が持たないのが現実だと思う。

昨年暮れに家内が救急車で運ばれた時、患者は救急車に収まっても、無線連絡で収容先がすぐに決まらないのを経験していると、以前医師が過剰だと厚生労働省が現情を無視して医師削減を決定したことは、現状を知らない人間が行政に携わっているからだろう。

          

今日は、珍しく医療Gメン(指導医療官)の事を大きく取り上げていた。
          
内容は指導医療官が不足して過剰請求や不正を審査できない。
          
と言うようなないようだ。
特に歯科の監査の事が細かく載っていた。

          

元歯科技工士の立場から見ていると、不正は正さなければならないが、基本点数がメッチャクチャ低すぎると感じるのだ。

一週間前、親知らず(第三大臼歯)を抜歯した。難抜歯で1時間40分ほどかかっても基礎点数は470点ほどらしい。エァタービンで歯槽骨を削ったり抜歯後の回復をスムースにいくように手当をする。

私の専門の入歯だが総入歯の点数を製作時間で割ると
上下の総入れ歯の延べ製作時間は8時間~20時間と大きな幅がある。なぜかと言うと技術的に説明できないが、患者さんによっては、配列(人工歯を模型の上に仕上げと同じ状態の蝋形成した模型)試適(口中に仮入れ歯をいれて正常か、患者さんに審美的に合っているかを視る)そして入れ歯を仕上げるのだが、一度でドンピシャだと良いのだが、患者さんに障害があると、私の場合8回(時間にして15時間ほど)配列のし直しの経験がある。
私の腕が悪いのか、DRの腕が悪いのか患者さんの状態が悪いのか。
其れでも健康保険は同じ点数で、そんな仕事にあたったら時給は千円を大幅に割ってしまう。

今日の記事を見て、不正は絶対取り締まるべきだか、医療費も現状にそくした点数に改めよといいたかったのだ。




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