護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

京都イラク派兵差止控訴審判決

2008年02月22日 15時37分44秒 | 反戦
08年2月22日 金曜日 イラク派兵差止控訴審判決

 鳥居さんが、社会学・社会哲学的視点からご自分のブログ
鳥居正宏のときどきLOGOSの中で判決を傍聴され、イラク派兵差止訴訟京都原告団控訴審の判決文を御覧になって感想を述べられています。
鳥居正宏のときどきLOGOS
 イラク派兵差止控訴審判決文旨ム社会学的視点も加えて。
http://tokidokilogos.blog109.fc2.com/blog-entry-108.html

を御覧下さい。

 法律に疎い私ですが、鳥居さんは私の思いを殆ど書かれています、ご苦労様でした。

 ただ、京都訴訟の発足のおり、他の訴訟団では門前払いに等しい扱いを受けているので、京都の場合は控訴人請求の要旨として(平和を求める良心の侵害)を表に出すと説明だったと記憶しています。

 ただ、私のように法律に疎い人間は、だだ、ただ付いていくのみで、難しいことは分かりませんが、一審の京都判決文より(PDF)
http://yufuu.com/user/goken/kyotohanketsu.pdf

大阪高裁の判決文の方が、少し踏み込んだ判決だと感じたのは、収穫かもわかりません。

 ただ一つ、法律家の視点と、歴史社会学者から見るイラク訴訟とは、歩く方向は同じでも、歩く道が違うのだと感じました。

 08年2月22日 金曜日  海軍さん。(こちらからお入り下さい)


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1 コメント

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ありがとうございます! (鳥居正宏)
2008-02-22 18:32:08
ごまめの翁さま。
鳥居正宏でございます。

拙ブログをご紹介いただき、誠にありがとうございます。
心から感謝を申し上げます。

おっしゃる通り、法学と社会学とでは、目指すところは一致していても、その学問的な方法(歩む道)が違いますね。

ただ、世界中の近代法の根本は(もちろん日本国憲法、その他日本の全ての法律も)社会学・社会哲学の「社会契約」という考え方なしには、成り立たないことは事実です。

いまの弁護士さんは、近代法の根本理念である社会学・社会哲学の「社会契約」という考え方を学ばずに、近代法が社会学から生み出されたものだという事を知らずに、ただただ目の前にある法律だけを勉強されているだけのようですので、どうしても社会学の立場の私の目からみれば、弁護士の先生は、大幹をみずに枝葉末節の論理だけを弄んでいるように見えてしまうのです。

拙ブログでも、このことについて、厳しい論評をさせていただきました。弁護士の先生がたにたいしては、きわめて厳しい評価ですが、しかし悪意は全くありませんので、ご了承ください。

たしかに京都訴訟弁護団の先生がたは「大阪高裁の判決は一歩踏み込んだ判決」だと述べ、一定の評価をして満足しておられましたが、反省点については一言も述べておられませんでした。

これでは、法律のことに詳しくない原告のみなさんに対して「俺達弁護士はここまでやったのだぞ。良く働いたのだぞ」とだけアピールしていて、反省は全くなかったかのように、すなわち原告のみなさんからの批判から逃れるための「言い訳」にすぎないと私は思ってしまったのです。

ですから、余計に私は拙ブログで、原告代理弁護団の弁護士の先生の、こうした「偽善」ともいえる姿勢に対しては、きわめて厳しく評価をさせていただいたのです。

ただ、誰に対しても全く悪意はありませんので、ご了承ください。
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