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ゲーム千一夜 ~ファイナルファンタジー8~ 5 00スコールは二度死ぬ

2006年05月26日 | ゲーム
前書き

1 お花畑の決闘

2 命がけの必修試験

3 戦場の狼

4 スコールSEEDデスティニー

新たにSEEDとなったスコールらに与えられた初の任務は、ガルバディアの反政府組織「森のフクロウ」への協力だった。
ガルバディアの裏で糸を引く一方、反政府組織ともつながりがあるとは、さすがシドである。(邪推)
シドは「取り扱いに注意」と言い、魔法のランプをくれる。使うと魔人が出てきて戦ってくれる――と思いきや、使った瞬間ランプの中に引きずり込まれ、GFディアボロスに襲われるという楽しいアイテムだ。(勝つとGFさんとして手に入る)

自腹を切って大陸間横断鉄道に乗りこむ3人。お金が足りなかったら無駄に歩き回って給料が入るのを待ちましょう。
なおこの列車、通称「テンペスト」というらしい。日本名で例えるなら「東北新幹線あらし」といったところか。その命名センスを抱きしめたい。
旅の途中、ゼルが目的地のティンバーはガルバディアに占領された土地で――などと語っていると、突然激しい眠気に襲われ、3人は寝入ってしまう。

目が覚めると、そこは別の世界。
スコールらは見知らぬ3人の意識の中に入り込んでしまった。
脳天気なラグナ・冷静なツッコミ役のキロス・デブのウォード。ズッコケ三人組と同じ取り合わせなのは気にしてはいけない。脳天気・冷静・デブがそろったら旅に出るのは定石です。
ちなみにラグナの必殺技「デスペラード」は、空中から垂れ下がってきたロープにつかまりマシンガンを乱射、トドメに手榴弾を投げるという違うゲームを見ているような技である。
スコールたちの意識が乗りうつったことで、突然魔法が使えたりGFさんが呼び出せたりしてしまう怪現象に見まわれているのに、彼らは喜ぶだけでぜんぜん気にしていない。
バカだこいつら

そんなこんなで元の世界に戻るスコールたち。3人は同じ夢を見ていたことに驚く。集団催眠を疑いたいところだが、なにはともあれティンバーに到着した。
「森のフクロウ」のリーダーはあのリノアだった。彼女はシドの協力を得るため、舞踏会に忍び込みスコールと接触したのである。腹黒いヒロインだ
政府高官の娘であるリノアの率いる組織はわずか3人で、作戦会議は地べたに座り込んでわきあいあいというサークル活動も真っ青の有様。
そんなお嬢様のお遊びに無期限で協力するよう命令されてしまったスコールたち。
どう考えても左遷だろこれ。

リノアの立てた作戦は案外マシで、スコールらは大統領の拉致に成功する。しかし大統領は影武者だった。それもモンスターで、しかもアンデッド
屍を影武者にするとはこの大統領あなどれない。
さっそく行き詰まってしまうが、シドの命令によりティンバーの独立を果たすまで帰ることはできない。
白昼堂々兵士が斬りかかってくる素敵な町で情報収集に励む。
町の人々はスコールとガルバディア兵の殺し合いを微笑ましい日常的光景とでもとらえているのか、少しも驚かない。
仮面都市ティンバー。ロスやシカゴより怖いぞ。

大統領が世界中に向けて演説を行うと聞き、放送局へと向かうスコールたち。情報収集しなくてもテレビ欄を見れば解った気がする。
演説中に大統領はサイファーと、耳にアンモナイトを付けた女にさらわれてしまう。

謎の女を追い、スコールたちはガルバディアガーデンに向かうが、その途中またも眠気に誘われ別世界へ。
石を落としたり、落とし穴を作ったり、あまり主人公らしくない手段でラグナたちを無事に炭坑から脱出させ、ガルバディアに到着。
おりよくシドからの指令が届いていた。
次の任務は――暗殺。大統領と組み、世界を支配しようとする謎の女=魔女を暗殺しろというのだ。
作戦内容は要約すると「魔女をライフルでパン☆と撃っちまえ」という練りに練られた作戦だ。
銃で殺せる魔女なら苦労しねえよとは誰もツッコんでくれない。普通の人間は銃で撃たれたら死んじゃうのがリアルだからかな。

ともあれ時代錯誤のマカロニ・ウエスタンスタイルな狙撃手のアーヴァインを仲間に加え、一行は敵の本拠地デリング・シティへと向かうのだった……。


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