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ゲーム千一夜 ~ファイナルファンタジー8~ 2 命がけの必修試験

2006年05月11日 | ゲーム
ここでFF8最大の欠点というべきGFについて簡単に触れておこう。要するにおなじみの召喚獣なのだが、それが派手に改悪されているのだ。
まず、長い。発動から1~3分は、GFさんのダンスをじっと見守らなくてはいけない。その間プレイヤーはなにもできない。いちおうボタン連打するだけという斬新なミニゲームで威力を上げられるのだが、そんなことしなくてもザコキャラは一発で倒せてしまう。
ただでさえ強すぎてバランスを崩しているGFさんだが、なんと召喚中は受けるダメージを肩代わりしてくれる、盾にもなるのだ。普通にちまちまと銃剣で叩いていたら、反撃でダメージを受けるので、ますますGFさんを使いたくなる。
さらに、GFさんが長いなら魔法で敵を倒そうと思えば、FF8では魔法は装備するものであり、使えば使うほど数が減り、どんどんパラメーターが落ちてしまうのだ。
これによりますますGFさんへの依存度が高まり、ダンスが長くてもしかたなく使わざるをえないのである。

さて、ストーリーに戻ろう。
傭兵養成学校の生徒だったと判明したスコールとキスティス教官は、必修テストでイフリートを倒しにいくことになる。テストに教官が手を貸していいのかは考えてはいけない。
広大なフィールドに出ると、ザコキャラが襲いかかってくる。
蛾、イモムシ、お魚、恐竜。
恐竜?
森に立ち入るとティラノサウルスが出てきます。
こんな虫やお魚しかいない平原で、なに食って生きてるんでしょうか。学者は生態系を調べるべきだ。
そんなこんなで戦闘。ポリゴンで描かれたスコールが無表情なのはクールだからだと思いたい。
モンスターからは「ドロー」といって、魔法を吸い取ることができます。
武器・防具が存在しない、アイテムが落ちてないというRPGの楽しさを限界まで削り落としたFF8では、装備品の魔法は重要です。弱いモンスターから吸い取ったり、町中に落ちてたら(アイテムはなくても魔法は落ちてるんだこれが)積極的に集めていきましょう。

Seed(シード)という選ばれたエリートになるためには、洞窟の奥に潜むイフリートを倒さなくてはいけない。
試験のたびに学生にボコられるイフリートの立場ってなんだろう。
あ、解った。キスティスが同行するのは、監督や実地採点じゃなくて、イフリートが「もうお前合格でいいから勘弁してくれ」と言うのを防ぐためだ。OK、謎は解けた。まさに(イフリートが)命がけの試験だぜ。
洞窟ではおなじみの火の化け物ボムやコウモリが襲ってきます。
ボムと戦う際にはキスティスが「火属性には冷気が有効よ」と「お腹が空いたらご飯を食べようね」みたいなアドバイスをくれます。うん親切だ。愛かなこれ
気の毒なイフリート(火属性)をよりによって天敵のシヴァ(冷気属性)でさっくり葬ると、イフリートはGFとしてスコールに力を貸してくれることになった。
……イフリートがいなくなって次からの試験はどうするんだろう。


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