
春以来、お休みだった地元コーラス。
オンライン練習をしながら、在り方を模索していたリアル練習が始まって今日が2回目。
窓も、ドアも、全てぱーぱーに開いている。
メンバーは検温、マスク、消毒して入室する。
歌う時もマスクのままだ。
人数は三分の一ずつ。
横も、前後も、十分間隔が取れる人数でやる。
練習時間も半分の1時間で終了する。
みんなで一生懸命方法を考えた。

手作りのシールドも用意してくださった。
ありがとうございます。

見にくいが、私も自分の口元の透明マスクと、眼鏡型のフェイスシールドを重ねている。
指導するときには、口元を見てほしい。
その上で、自分の飛沫は自分で引き受けるよ、と言うわけだ。
メンバー自身も、歌いやすいマスクをそれぞれ工夫してつけている。
人数を少なくするために、今日はパート練習にした。
パートは順番に巡り、一回おきにアンサンブル練習を挟む。
アンサンブル練習の時はとても大きい部屋を使い、一人一人の間隔を十分取れるように配慮する。
初めは恐る恐る声を出していたメンバーだが、姿勢をきちんと取ることを繰り返し伝えただけで、声が出てきて音程まで良くなった。
フレーズでも歌えるようになっていった。
歌うことを、身体が忘れていなかったのだ。
とてもうれしくて、感動に包まれた。
世の中には第三波が来ていることは確かなようだ。
この先、またリアル練習はお休みなるかもしれない。
何度お休みになっても、いいじゃないか。
また歌おう。
みんなで歌うことは本当に楽しいのだから。