「明治村」のブログ記事一覧-しましまのドレミ・カフェ

しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
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春の明治村

2025-04-11 21:21:00 | 明治村
今日はリアルでは、民生委員の総会があった。
私は少し報告するお役目もあった。

きちんと座っているだけでも疲れたけど、これまで数ヶ月かけて私も準備に加わってきたから、無事終わってほっとした。



さて、ここからは先日の話。

きれいな青空の広がった春休みの一日。
住民登録をしている(年パス持ってる、って意味)の明治村に行ってきたよ。


開村60周年なのだそうだ。



蒸気機関車はまだメンテナンス中。
きっとお金がかかるのだと思う。

動いているところを以前見かけたことがあるのだが、魅力的なのはその音!
走る音に警笛。
何とかメンテナンスができて、また走れる日が来たら是非また行こう。


客車だけは外に展示されていた。
乗りたいよ😊



まずは腹ごしらえ。
このレストランで、オムライスを食べることが多い。




ふと見たら、期間限定の特別メニューに「プリンサンデー」なるものがあるではないか、
思い切って、注文したよ😊

硬めのしっかりしたプリンの下はソフトクリーム。
一番下にはパイナップルなどのフルーツ。

余分なものは一切なく、満足のおいしさだった。




シンプルなコーヒーカップはひっくり返すとノリタケだった。

この辺が、明治村の品の良いところだよね。



村内はどこも花でいっぱい。
いい時期に来ることができた。

この屋根は「金沢監獄中央看守所・監房」
社会見学の男子などに人気の場所だ。
私はあんまり行かないけど。



ブーケのような桜。



入鹿池を臨む桜もいいね、



こちらはアセビ。
毒があって鹿が食べないから、奈良公園の植栽になっている植物だ。




サツキの後ろは、前日BSの歴史番組でもやっていた西園寺公望の別荘「坐漁荘」だ。

ここの内部もなかなか見応えがある。




これは60周年の特別展示。

鹿鳴館にあった椅子を復元したものだそうだ。




ここは私のお気に入り。
西郷従道邸。




この中に先程の椅子が使われていた。

部屋の中で見ると、また椅子の良さが伝わるね。




これは郵便局。
数年前にメンテナンスされた「宇治山田郵便局舎」
三重県の伊勢神宮の近くにあったものだ。

遠くから見ると、またいいね。




石畳の坂道も風情がある。




そして、ロマンチックな雰囲気で人気がある聖ザビエル天主堂。



ここは夕方がオススメ。
だから私は帰りに入ることにしている。

こんな風に夕陽が入ると、ステンドグラスの影が堂内を美しく彩る。




ハートのスポットの先にあるのは、



明治村の顔。帝国ホテルだ。



フランク・ロイド設計のホテルの玄関だけが明治村に移築された。




この椅子もロイドデザイン。
ここには座ることもできる。

実は長年続けている住民登録を今回ちょっと迷っている。

住民になっても、中々行けない年も多いのだ。
入館料もびっくりするほど値上げしている。
住民登録もカードではなくて、スマホ登録に昨年から変わった。

ジブリパークの方が実は家から近くて、近いゆえにお値打ちなチケットが買えそうな日にサクッと行って楽しんだりしてる。

でもこの日のように天気の良い日に明治村を歩くと、落ち着きがあっていいんだよね。

花々、樹々。
季節の移ろい。
歴史的な建造物。
人が多すぎないこと。

同級生3人組で迷っているんだけど、また行けそうな日が来たら登録してみようかな、なんて思えたほど、その日の明治村は楽しいものだった。

おひとりさまの明治村。
結構いいのよ😊
さあ、どうしましょうね。









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明治村の玄関飾り

2024-12-26 13:55:00 | 明治村


「長崎居留地25番館」の玄関。

居留地にあった建物だが、ここは靴を脱いで上がる。

明治村でも高台の上に配置されており、その気になりやすい自分は、まるで蝶々夫人が長崎湾を見下ろしているような気分になる。(←便利)




その隣の「神戸山手西洋人住宅」

長崎から少し下りると、すぐ神戸になる。

少し分かりづらいが、部屋の中にクリスマスツリーが飾られているのがわかる。



玄関のドアにもリースが飾られていた。
ここは靴を脱がずに中に入れるようだった。




こちらは西郷従道邸。
明治村の中でも、個人的に結構好きな建物。

食堂のお皿やカトラリー、壁紙、置物などじっくり見たくなる。

2階のバルコニーからの景色も好き。
聖ヨハネ教会堂が遠くに見える。




ここからは、正月飾りを紹介しよう。

こちらは三重県の「宇治山田郵便局」
お伊勢さんが近いからか、お飾りも何気に立派だ。




幸田露伴住宅「蝸牛庵」の玄関飾り。

引越しばかりしていたので、自分のことを「まるでカタツムリのようだ」と言って、「蝸牛庵」の名をつけたそうだ。




この建物は甲州屋酒店という商家が持っていた隅田川沿いの借家を間借りしていたものだそうで、釘隠しが水鳥の形、というしゃれたもの。

武家やお寺の釘隠しは家紋であったり、寺に所縁のある立派なものをよく見ていたが、こんな釘隠しは初めて見た。

隅田川を悠々と飛ぶ水鳥の姿。
江戸の商人の心意気を感じる。




これは明治時代の交番。
「京都七条巡査派出所」にも正月飾りが掲げられている。

ここには昔から巡査に扮したおじさんがいて、記念撮影に応じたりしている。



こちらは「森鴎外・夏目漱石住宅」

森鴎外が1年半住んだ13年後、夏目漱石が3年ほど住んでいた。

誰でも知っている「吾輩は猫である」はこの家で書かれて、小説の中にはこの家の中の描写がたくさん出てくる、と説明してあった。

言われてみると、、、という程度だが、そんな気がしてくる。





最後は芝居小屋「呉服(くれは)座」の立派な松飾りだ。

駐車場へ向かう帰り際にある。

お正月はこの辺りで何か賑やかなことをやるのだと思う。

明治村には専門の庭師集団がいて、一年中どこかの手入れをしている。

貴重な建物を保存するだけではなく、周りの景色も含めて人を楽しませている。

そんなところにも、テーマパークではなく「博物館」と名乗る明治村の気概を感じる。


と、ここまで昼過ぎに書いて、夕方帯状疱疹の予防接種2回目に行くんだ。

筋肉注射だし、副反応があるかもしれないから、明日までお利口にしていよう。

きっと痛いよ。やだな。
がんばろ。

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明治村のクリスマス

2024-12-25 23:08:00 | 明治村


とても久しぶりに、住民登録している(年パスのことね)「博物館・明治村」に朝から行けた。

住民様は平日駐車場が無料で、駐車場の入り口の係の人によっては「住民様、お帰りなさいませ」なんて言ってもらえる😊

駐車場は北口にあるから、まずは帝国ホテルに行くことになる。

クリスマス飾りも多分今日まで。
何とか間に合った。


建物だけでなくホテル内の内装や家具まで、建築家フランク・ライトがデザインしているので、彼らしいシンプルで美しいこの椅子もあちこちに置いてある。



芸術は細部に宿る。

違う素材を組み合わせる面白さ。
こんなところもじっくり見ちゃう。



次はやっぱり、聖ザビエル天主堂。

こんなところに来ると歌いたくなっちゃうけど、誰か来るといけないので、我慢、我慢😄



今日は時間があったので、珍しく京都市電にも乗っちゃう。



切符は硬券だよ。




吊り革は、文字通り革製。
持つところは竹でできている。



外から見てもオシャレだね。

(多分続く)
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更新

2024-03-14 19:28:00 | 明治村


同級生ちゃんたちが次々と更新を済ませていた、明治村の住民登録。

だってね。
お下品な言葉使っちゃうと「えげつない」値上げなの、今回。

それで、3月のうちに駆け込み更新したのであーる。



今回の自宅はどこにしようか、とても迷った。

友人たちは、聖ヨハネ教会堂と帝国ホテルにしたと情報は入っていた。



王道の聖ザビエル天主堂もいいし、




象徴的な存在の帝国ホテルもいいよね。


すごく迷ったんだけど、今年は「西郷従道邸」を選んだ。

理由は、明治の人々の意気が伝わるような気がするから。

美しい建物。美しい調度。美しいバルコニー。

ここにどんな人たちが集まって、どんな議論をしたのだろう。なんて想像したりする。


次回からはLINEでの登録になるらしい。
だから紙カードとしては最後の一枚だ。


仕事の後、車を走らせてがんばって行き、入村後も登録する建物まで、30分近く早足でどんどん歩いた。

坂の上り下りも結構あるから、薄く汗かいちゃったくらいだ。
はー。がんばったよ。

今日は日差しが降り注ぎ、風もなくて歩きやすかった。

花はほとんど咲いてなくて、これからのようだ。

いい季節にお散歩に来たいな。
休みの調整ができたらなんだけどね。
来年度は、いい感じに休みを取りながら仕事できるだろうか。


私の仕事は大した仕事ではないが、世の中はちゃんと休みながら仕事をする時代のようだから。




最後に汽笛が聞こえてきた。

いつも午後に慌てて来てるけど、一日かけてゆっくり来られたら、蒸気機関車に乗りたいの。

動態保存だから、整備調整しながら走っている。
明治時代の乗り物が、お客さんを乗せてちゃんと走ってるってすごくないか?

音、振動、匂いなんかを楽しみながら、ゆっくり乗ってみたい。

今年はそんな風に明治村を楽しめたらうれしいな。

コメント (2)
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100年記念

2023-12-13 19:19:00 | 明治村


クリスマスの風景@帝国ホテルライト館



池に映る姿も堂々として美しい。



 
秋は忙しくて、とても来る余裕はなかったのだが、この展示は見ておきたくて12/17の終了までにやっと間に合った。

仕事を早帰りして、急いで向かった。


明治村にある帝国ホテルライト館は、竣工100年を迎えたそうだ。

100年前の大正12年、フランク・ロイド・ライトの設計により竣工した帝国ホテルだが、9月1日には関東大震災が起こった。

周りは火災の被害にあったが、帝国ホテルは当時からなんとオール電化。
そのお陰もあり、ホテルから火を出すことはなかったのだそうだ。





ロビーで使われた家具も展示されていた。

客室の家具は残念ながら撮影禁止だったが、気持ちのいい空間だったであろうと想像された。


本物の帝国ホテルは高級すぎて、いつだったか上高地を散策した時に「上高地帝国ホテル」に立ち寄ったくらいしか経験がない。

いつかお茶だけでもいいから、東京の帝国ホテルに行ってみたいな☕️





明治村の帝国ホテルと並ぶ定番「聖ザビエル天主堂」も、クリスマスの装いだった。



 

ここも好きな場所。 

伊勢神宮に近い宇治山田郵便局。
改修が終わって間もないので、まだぴかぴかだ。



 

4時には閉館(閉村かな)して、追い出されてしまい、帰りに今夜はカフェで一人ご飯。

明治村仲間にLINEしながら、のんびり食べる。




デザートも付けちゃった。
見た目より軽くて、ペロリ。 

自分の食欲が怖い😱
ドレス着る予定あるのに。。。



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